2009/7/1(水) 午後 7:29敬天愛人の屁理屈練習用 Yahoo!ブックマークに登録
御来訪感謝申し上げます。
私の家では物心ついた頃からすでに朝日新聞を購読しており、20代の半ばまで毎日読んでいました。
また、昔は朝日新聞は「インテリや高学歴層が読む新聞」と言われていて、朝日ジャーナル(現在は廃刊)を愛読することがインテリと自負する者たちのステータスシンボルとされた時期がありました。
30年以上前、都内の二流大学の学生だった私も格好をつけて、読みもしないのに教科書と一緒に小脇に抱えて大学の授業に通っていたのですが、今思うと顔から火が出るくらいお恥ずかしい話で、数多い若気の至りの中の一つであります。
今現在は朝日新聞は購読していませんのでたまにネット版で見る程度で、それも「天声人語」と天をも畏れぬ生意気な名前を冠したコラムを読む程度であります。
本日のその天声人語の引用(全文)です。
黒い粒を見ながら2人が言い合っている。
1人は「虫だ」と言い、もう1人は「いや黒い豆だ」と。
やがて粒が動き出したが、それでも「豆」の方は説を曲げない。
「這(は)っても黒豆」のことわざは、明白な事実を前に、なお言い張ることをさすがんこ者の意地なら笑い話だが、一国の態度となれば笑えない。
日米間の「核持ち込み密約」をめぐる政府の答弁は、それを地でいく。
米側の公文書などで密約は裏付けられているのに、一貫して「存在しない」と否定してきた核兵器を積んだ米国の船が日本に寄港したり、領海を通ることを認めた秘密の合意である。
これまでの証拠に加え、先日は元外務事務次官が「歴代引き継いできた」と明かした。 しかし政府はかたくなに、態度を変えようとはしないもはや「這っても」どころか「跳ねても黒豆」の強弁だろう。
河村官房長官は誠実な人柄で、被爆者の支援にも熱心と聞く。
木で鼻をくくったような答弁には内心、忸怩(じくじ)たるものがあろうと想像する黒豆」のたとえは可愛いが、要は政府の嘘(うそ)である。
「一つの嘘をつき通すには、別の嘘を二十発明しなくてはならない」と言うから心配になる。
非核三原則の一つの「持ち込ませず」をめぐる虚実を、国民は知る権利がある。
かのコロンブスは航海中、二つの日誌をつけていたそうだ。
片方は偽りで、実際より短い航海距離を記して、陸から遠く離れるのを恐れる乗員らに読ませたという。
情報公開の時代に遅れた「嘘も方便」など、日本丸の乗組員としては願い下げである。 朝日新聞 7月1日付け
ありもしなかった南京事件を中共政府の意のままにでっち上げて、国民に嘘以上に悪質な捏造報道を散々して来た朝日新聞がどの口を開いて言っているのか?と呆れながら読んでしまいました。
朝日がお得意の、売春婦を慰安婦と言いくるめるやり方も「虫と黒い豆」の例え話そのものではないか。
マッカサーさえ議会で証言した日本の自衛戦争を、「侵略戦争」とシナや韓国とグルになって言い張って、しなくても良い謝罪や賠償を政府に促して、国を代表する言論機関として国益を損ねさせて来たことを考えれば、日米間の「核の持ち込み密約」がどの程度日本の国益を損ねるものだったのかと逆に問い質したいものであります。
確かに「非核三原則」は存在するが現実問題として考えた場合、この原則がいかに現実離れしたものなのかはいうまでもない事と私は考えています。
持ち込ませず、といっても現実には日本周辺にはシナ・ロシアという核大国が隣接している状況において、曲りなりにも米国の核の傘に入っている日本がそれを完全に拒否すること自体、非現実的であることは小学生でも解ることであります。
憲法9条もそうですが、非核三原則という実態にかけ離れた「絵空事」のお題目を本気で唱えるのでは狂信的なオカルト信者と同じレベルだということでしょう。
そんなに「核兵器を積んだ米国の船が日本に寄港したり、領海を通ること」がイヤなら、日本も独自に核開発をして核保有国になるしかないのであります。
過去に遡って密約があったことを非難していますが、戦後東西冷戦体制におかれ、自由主義陣営と共産主義陣営の、核を中心とした軍事バランスの上でかろうじて平和を保って来たことを考えれば、果たしてそんなことが非難に当たることなのか?と今更ながら理解に苦しむのです。
「非核三原則」という建前に過ぎない原則論を持ち出して政府を批判するのであれば、入管法違反を犯した上に不法滞在していたフイリピン家族に温情を求める、という法に反した主張をする欺瞞性も批判されるべきであります。
情報公開、国民の知る権利を声高に主張するのであれば、国民の側こそ朝日新聞をはじめとする報道機関に『国民が知りたい』情報公開と知る権利を求めたいのです。
反日勢力や中韓のご都合に合わせた報道で国民を愚弄して来た朝日新聞こそ「日本丸の乗組員としては願い下げであります。
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