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自衛艦、衝突直前に貨物船回避か 救助の男性が証言
広島県大竹市沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と衝突した釣り船が転覆した事故は、同じ方向に航行していた両船の前を貨物船が横切り、輸送艦が回避した後に起こったと、救助された男性が１６日、証言した。おおすみは右に旋回した後、再び進路を左に変え釣り船に衝突したという。
重体となっていた釣り船の大竹宏治さん（６６）は１６日未明、出血性ショックのため搬送先の山口県岩国市の病院で死亡。事故による死者は、溺死と判明した船長の高森昶さん（６７）と２人になった。６管は業務上過失往来危険容疑に加え、業務上過失致死容疑でも捜査する。
救助された寺岡章二さん（６７）によると、釣り船は速度が落ちていたおおすみを右側から追い越した後に減速。当時、進行方向の右側から貨物船が横切ろうと近づき、釣り船の左後方にいたおおすみは右に旋回した。
貨物船が去った後、おおすみは釣り船の右側を加速して航行、進路を左に変えた。寺岡さんは「釣り船の右側がぶつかってせり上がり、左側から浸水し転覆した」と証言。６管もおおすみの左舷中央の後ろ寄りに衝突の痕跡を確認しているが、両船以外に事故を目撃した船はなかったという。（2014年1月16日スポーツ報知）
重体となっていた釣り船の大竹宏治さん（６６）は１６日未明、出血性ショックのため搬送先の山口県岩国市の病院で死亡。事故による死者は、溺死と判明した船長の高森昶さん（６７）と２人になった。６管は業務上過失往来危険容疑に加え、業務上過失致死容疑でも捜査する。
救助された寺岡章二さん（６７）によると、釣り船は速度が落ちていたおおすみを右側から追い越した後に減速。当時、進行方向の右側から貨物船が横切ろうと近づき、釣り船の左後方にいたおおすみは右に旋回した。
貨物船が去った後、おおすみは釣り船の右側を加速して航行、進路を左に変えた。寺岡さんは「釣り船の右側がぶつかってせり上がり、左側から浸水し転覆した」と証言。６管もおおすみの左舷中央の後ろ寄りに衝突の痕跡を確認しているが、両船以外に事故を目撃した船はなかったという。（2014年1月16日スポーツ報知）
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マスコミは自衛隊が問題を起こせば必ず報じます。ですから自衛隊というのは犯罪や問題ばかり起こしているような印象がつくられてきました。民間人が起こしてもニュースにもならないことを自衛隊がやれば必ずニュースになります。これが日本のマスコミの報道姿勢です。かつてイージス艦「あたご」と漁船の事故では「自衛隊が悪いのに自衛隊はそれを認めず、しかも組織がかばい合っている」というような報道をしていました。
そう考えれば今回の海自「おおすみ」と釣り船（プレジャーボート）の事故を自衛隊が悪いように報道して行くのではないか、という危惧がありました。その中で記事になったのが今回救助された方（寺岡氏）の証言を元にした記事です。ただ、この証言が本当に正しいのかどうかはわかりません。しかしこの話だけを聞くと「おおすみ」がプレジャーボートに急旋回してきて意識的にぶつかってきたという印象を与えています。
全長178メートルでこんなこと出来るか・・・？
しかし巨大な「おおすみ」が絵に描いたような素早い急旋回ができるわけがありません。もしそんなことが出来るなら今回の事故は世界中がその技術力に注目するはずです。
同じ証言を聞くなら自衛官の意見こそ報じてほしいものです。しかし、これから捜査もありマスコミの餌食にされるだけですから自衛官は証言しないでしょう。日本はまだまだそういう国なのです。
問題はこれから先「おおすみ」が呉基地に停泊したまま実況検分が行われるため、自衛官が引き続き艦内に残っていなければならないのは大変な心労であります。これは「あたご」の時も2カ月もの間ですが自衛官は大変な思いをされました。これは何とか改善してもらいたいものです。
事故の原因はこれから明らかになるでしょうが、まず、「業務上過失致死容疑」というのはどうでしょうか。国を守る任務でなぜ一般人と同じ刑法で裁かれなければならないのでしょうか。軍人は国や国民を守るために敵国人を殺害することがあります。それはその国にとっては正義です。しかしそれを理解できないのが今の日本です。平和ボケのお花畑と言われるゆえんです。他国では当然のことを日本がやると批判されます。それを民間人と同じ刑で裁くこと自体あり得ないことです。国を守るのが主たる任務の自衛隊は軍人です。軍人は軍法会議でこそ裁くべきなのです。
国を守る自衛隊と遊びのための釣りではその重みがまったく違います。本来は明らかに自衛隊を優先させるべきであり、その間、少なくとも遊びの船は出られないようにしてほしい。日本のマスコミは偏向しているので余計そうすべきでありましょう。
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