Quantcast
Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

[転載]グローバルよりも「国語を忘れた国民は、国民ではないとさえ言われている」の教えを受け継ぐべきです。

$
0
0
人気ブログランキングに参加しています。
  読み逃げされませんように、まずはここをポチッとお願い申し上げます。
イメージ 2
 
イメージ 1
 
 
-------------------
ねんねんころりよ、おころりよ、ぼうやはよい子だ、ねんねしな。
誰でも、幼い時、母や祖母に抱かれて、こうした歌を聞きながら、快い夢路にはいったことを思い出すであろう。このやさしい歌に歌われている言葉こそ、我が懐かしい国語である。
 
君が代は千代に八千代にさざれ石のいわおとなりてこけのむすまで
この国歌を奉唱する時、我々日本人は思わず襟を正して、栄えます我が皇室の万歳を心から祈り奉る。この国歌に歌われている言葉も、また我が尊い国語にほかならない。
 
我々が毎日話したり、聞いたり、読んだり、書いたりする言葉が国語である。
我々は、一日たりとも、国語の力を借りずに生活する日はない。
我々は国語によって話したり、考えたり、物事を学んだりして日本人となるのである。国語こそは、まことに我々を育て、我々を教えてくれる大恩人なのである。
 
このように大切な国語であるのに、ともすれば国語の恩をわきまえずに、中には国語ということさえも考えない人がある。しかし、ひとたび外国の地を踏んで、言葉の通じないところへ行くと、誰でも国語のありがたさをしみじみと感じる。こういうところで、たまたま懐かしい日本語を聞くと、まるで地獄で仏に会った心地がし、愛国の心が泉のように湧き起こるのを感じるのである。
 
我が国は、神代このかた万世一系の天皇を戴き、世界にたぐいなき國體を成して、今日に進んで来たのであるが、我が国語もまた、国初以来継続して現在に及んでいる。だから、我が国語には、祖先以来の感情・精神が溶け込んでおり、そうして、それがまた今日の我々を結びつけて、国民として一身一体のようにならしめているのである。もし国語の力によらなかったら、我々の心はどんなにばらばらになることであろう。
 
してみると、一旦緩急ある時、国を挙げて国難に赴くのも、皇国のよろこびに、国を挙げて万歳を唱えるのも、一つには国語の力があずかっていると言わなければならない。国語はこういうように、国家・国民と離すことが出来ないものである。国語を忘れた国民は、国民ではないとさえ言われている。
国語を尊べ。国語を愛せよ。国語こそは国民の魂の宿るところである。
-----------------
 
これは戦前の国語教科書にある『国語の力』というものです。戦前の国語の授業時間は全授業の約半分を使っていました。それだけ国語を重視していたのです。なぜなら国語は全ての勉強の中心であり、算数も歴史も日本語がわからなければ、国語力がなければ勉強が進まないからです。
 
「日本語」ではなく「国語」なのです。ここにこだわって頂きたい。聞くところによると文科省は「英語」の授業を小学校低学年から始めるそうです。
「英語」は否定しません。しかしその前に「国語」力があっての「英語」です。たとえ「英語」が話せても、それによって日本のことを何も知らなければ「仏作って魂入れず」になってしまいます。恥を世界にさらけ出すだけです。文科省の「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」には2020年の東京五輪も見据えた体制整備とありますが、どう考えても実用には至らないでしょうし、それを口実に英語教育をやるのであれば「本末転倒」です。さらにこの中でALT(外国語指導助手)の拡大を推進しているのを見ると誰のための英語教育かということであります。
 
上にある『国語の力』は戦前、小学生が読んでいたものです。昔の教育レベルの高さをうかがわせるものです。思うに、昔の国語教科書をそのまま今の小学生に使わせてもいいのではないか。さらに「修身」教科書もそのまま道徳で使えばいいではないか。ここには戦後日本人が失った大切なもの、先人たちが永年培ってきたことがたくさん書かれています。
 
「国語を忘れた国民は、国民ではないとさえ言われている。
国語を尊べ。国語を愛せよ。国語こそは国民の魂の宿るところである」
グローバルなんかよりもまずは日本人たれ!であります。
 
・・・・・・
人気ブログランキングに参加しています。
教育も日本を取り戻すようにすべきだ、と思った方はここをポチッとお願いします。
イメージ 2 

転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

Trending Articles