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[転載]●自殺者の7割は男性! 男のメンタルリスク

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 こんにちは、ゆかりです。

 男性は仕事に没頭しやすく、ストレスを自覚しにくいです。悩みや気持ちを溜め込んでしまうためか、自殺者の約7割は男性です。男性ならではの男のメンタルリスクの仕方について考えて見ました。  

 
執筆者:大美賀 直子

「男はつらいよ!?」 ストレスを自覚しにくい男性たち

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黙って頑張り、腹に収めるのが男の美学!?

 私が幼い頃、「男は黙って……」という言い回しが流行りました。これは、あるテレビCMをきっかけに流行した言葉。「四の五の言わずに黙ってやれ」「泣きごとを言わずに腹に収めろ」といったメッセージですが、そんな男らしさをまぶしく感じる一方で、女の私は「男の人生ってタイヘンそう…・・・」と遠い目で眺めたものです。

 そして数年前、「お父さん、眠れてる?」というキャッチフレーズのもと、内閣府の自殺対策キャンペーンのCMが放映されました。疲れ果てて見えるお父さんに、高校生くらいの娘が心配そうに上の言葉をかけるシーン。

 実際、人は眠れなくなるほど追いつめられると、ストレス状態を自覚できなくなるもの。そのため、疲れたお父さんたちに「眠れてる?」と、分かりやすい指標を提示するのは、とても効果的なのです。

このように、男性はなぜか体を害してまでやるべきことに突き進み、ストレス状態に気づきにくく、またそれを口にしにくい傾向があるようです。これは一体どうしてなのでしょうか?

「男女脳」の違いでストレスの溜まり方が変わる?

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感情の言葉で花が咲く女子会に、男がポツンと入ってみれば・・・・・・

 男女の脳には、構造上大きな違いがあります。それは、左脳と右脳を結ぶ「脳梁」という橋のような役割を果たす部分が、女性は男性より20%太いことです。

 そのため、女性は男性より右脳と左脳の連絡がよく、右脳で「何となく感じたこと」がすぐに左脳で言葉に変わるため、それを口に出さずにいられなくなるのだと言われています。(この男女脳の違いについては、黒川伊保子さんの『脳育ての黄金ルール』等の著書をぜひご一読ください)

 たしかに、女性は会社でイヤなことがあったりすると、すぐに同僚や友だちに打ち明けずにいられないものです。女同士のランチや飲み会では、「あの上司、イライラするのよね!」「この仕事、私に合ってないような気がするの……」といったグチやつぶやきが飛び交います。
 そうした女子会に男性が1人ポツンと混ざると、「同じようなことをよくしゃべるなぁ」「どこまで続くのかなぁ」と、途方に暮れてしまうものです。

 このように、女性は感じたことをすぐに言葉にできるため、比較的自分のストレス状態に気づきやすいのです。そのため、何らかの支援につながりやすく、「死ぬまで追い込まれる」リスクは、男性より低いのではないかと考えられます。実際に、近年の自殺統計(警察庁・内閣府)を見ても、男性の自殺者が約7割に上るのに対し、女性は3割程度です。

悩みを溜めて仕事に集中……男性ならではのメンタルリスク

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疲れを自覚せず頑張れてしまう男性は、過労に注意!

では、脳梁が細く、右脳と左脳の連絡の悪い男性には、どんなメリットがあるのでしょう? 両脳の連絡が悪いだけに、感情に振り回されずに、仕事にとことん没頭することができます。右脳、左脳それぞれの能力を最大限に生かし、ダイナミックな仕事をこなすこともできます。

一方、右脳で感じた「つらい」「苦しい」といった気持ちを、すぐに左脳で言語化しにくいのがデメリット。さらには、闘争性を高める男性ホルモンの働きも手伝い、寝る間も削って仕事に集中してしまうのが男性でしょう。

 これが高じると、気づいたときには過労が行きすぎ、健康を崩してダウンしてしまいます。このように、ストレスに気づきにくく、自分を追い込み、対策が遅れがちになるのが、男性のメンタルリスクだと考えられます。

では、男性はどのようにメンタルリスクを管理していけばいいのでしょう?


今すぐ実践! 3つの「男のメンタルリスク管理」

男女の脳の構造が異なるなら、男には「男のメンタルリスク管理術」が必要になるでしょう。そのヒントとして、3つのポイントを挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 
(1) 生活習慣と身体症状でメンタルチェック
過労状態でも感情を自覚しにくい男性は、2週間に一度くらい、「生活習慣」や「身体症状」からストレス状態をチェックするのがお勧めです。特に、うつ病の診断基準にも含まれる「睡眠」と「食欲」は、非常に重要な指標。

■睡眠
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1日6時間以上ぐっすり眠って、目覚めがいい。これはメンタル管理の基本のキ
過労死を防ぐためには、1日6時間以上の睡眠が必要とされています。この1日6時間睡眠を割り込むのが、時間外労働80時間の「過労死ライン」を越えた働き方です。つまり「睡眠時間が1日6時間以下」「ぐっすり眠れず、朝の目覚めが悪い」という項目に心当たりがある人は、メンタルの危険信号。もちろん、「時間外労働が80時間を越えている」ことも、重大な危険要因です。

■食欲、飲酒
食欲の変化への注目も重要です。「朝食が食べられなくなった」「食事を残してしまう」「欠食することが多い」「やたらと食べてしまう」という事項もチェックしてみましょう。また、ストレスが溜まってくると、不眠や憂うつをアルコールを飲んで晴らそうとする人も増えてきます。「酒量が増えている」「寝酒が習慣になっている」といった事項もチェックです。

■身体症状
精神症状を自覚しなくても、体に症状が現れるうつ病もあります。これを「仮面うつ病」と言います。「頭痛、肩コリ、腰痛など体の痛みが治らない」「便秘や下痢が続く」「胃に痛みや不快感がある」などがよく見られる症状です。内科の治療で改善しないようなら、仮面うつ病の疑いもあります。

上の太字部分の多くに心当たりがあるなら、精神症状を自覚していなくても、心療内科、精神科を受診しましょう。心の病の場合、早めに治療を始めるほど、早い回復が期待できます。
(2) 休息・休養も「スケジュール」に組み込む
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「疲れたら休む」を実行しにくい男性は、休息・休養をスケジュールに入れてしまおう
本来、休息・休養は「疲れを感じたら」とるもの。しかし、感情を自覚しにくい男性は疲れを感じにくいため、タイミングよく休めない傾向があると思います。そのため、休息・休養は「スケジュール」の中に組み込むことをお勧めします。

たとえば社内では、「1時間仕事に没頭したら、5分間のティーブレイク」。ただし、自分の席で休んでも仕事から手が離れにくいので、「コーヒーコーナーで一服」「廊下でストレッチ」「社内を歩く」といった自分なりの休息ルールを設定することです。

気がつけば残業をしてしまうなら、意識的に「ノー残業デイ」をつくることも大切です。会社にこの制度がない場合、自分自身で設定、職場内で奨励するのもいい方法です。100%守れなくてもいいのです。形だけでも「○曜日はノー残業デイ」とスケジューリングしておけば、「その日は、早く仕事を切り上げよう」という意識を持てます。

また、休日の1日は「骨休め」の日にすること。土曜日に遊びの予定を入れるなら、その翌日は家でゆっくり休養をとる、というスケジュールにしましょう。男性には、誰にも邪魔されずに1人でゆっくり過ごす時間が必要なのです。

(3) 自由に話して「感情を意識化」できる場を持つ
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「リラックスして話せる空間」を見つけに行こう!
「おしゃべりの達人」である女性は、給湯室でもロッカールームでも「今日のイヤなこと」を口にし、ストレスを自覚しやすいものです。一方、男性はなかなかそうもいきません。だからこそ、「話しやすい空間」に足を運ぶ必要があります。

リラックスできる環境でとりとめもない話をしていれば、感情はふっと湧き出してくるもの。大人の男性に「居心地の良いバー」や「気の合う店主のいる居酒屋」が人気なのは、このためでしょう。適度な距離感を保ちつつ、話に耳を傾けてくれるマスター。「おふくろの味」を用意し、熱いおしぼりを手渡してくれるおやっさん、おかみさん。ほっこり落ち着ける空間に身をゆだね、気持ちを受容してくれる人と言葉を交わせば、気がつけば「オレ、ちょっと参ってるのかな?」なんて、感情の言葉が口をついてくるものです。

こんなやりとりを彼女や妻とできれば最高なのでしょうが、「近しい間柄だからこそ、うまくいかない」という声が多いのが、悲しいところ。「男の沽券」からグチを飲みこんでしまうのかもしれませんし、「おしゃべりの達人」である彼女たちに会話の主導権を奪われ、結局毎回聞き役になってしまうのかもしれません……(涙)。

だからこそ、「自由に話して感情を意識化できる場」をどこかに一つは持つことが、メンタルリスクを管理するためにも大切です。


――メンタルリスク管理は、他にもたくさんの方法がありますが、まずは以上の3つのヒントを参考にしてみてください。普段、なかなか気づいてあげられない「俺の気持ち」をケアしてあげることこそ、明日の元気をつくる秘訣です。

女性編はこちら⇒感情と体調に振り回される!女のメンタルリスク管理術

更新日:2013年12月18日

転載元: 医学部ゆかりの医療ブログ


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