2009/7/11(土) 午後 9:03最近の記事練習用 Yahoo!ブックマークに登録
(フランクシナトラの名曲です。36年前の曲です。)
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明日は都議選の投票日です。結果がどう出るか楽しみでもあり、不安でもある相反する情念を抱いています。
多分、自民は大きく負けるでしょう。
でも、時代の変わり目として現在を捉えると、安倍元首相が提唱した「戦後レジームを終わらせる」には、戦後体制を常に支えて来た自民が一旦野に下る
ことによってリセットするしか、日本再生は無いのかもしれません。
かなり以前の記事で私はNHKの大河ドラマは、何故か時代の方向性を考える上でのヒントを示唆してくれる題材を選ぶ傾向にある、という『大河ドラマ時代予見論』を書いたことがあります。
とりわけNHKの慧眼を持ち上げる訳ではなく、単なる(良い意味での)偶然に過ぎないとは思っています。
私個人の想いとしては、元々NHKは良くも悪くもその時々の社会時相や時代を反映している存在であるという見方がありました。
簡単に言うと、極端な話ではありますが、NHKが右を向いている時は日本の社会が右を向いている時だろうし、左を向いている時は左を向いている時なのだろうと思っています。
日本の放送媒体として、民間放送局(民放)では到底及ばない離島や僻地までも放送エリアをカバーしている事実を考えるとその影響力たるや、相当なものがあると思います。
民放はスポンサーの意向を最優先するのが当然ですが、NHKの場合は受信料を収入源として運営しているのですから、どうしても視聴者へ目が行きます。
民放が怖いのはスポンサーですが、NHKが怖いのは直接のお客様である視聴者であります。
だからこそ、NHKは全国隅々の地方にも放送局を設け、地方の声を吸い上げる地方に根ざした番組制作も行っています。
その集合体がNHKであり、渋谷にあるNHK放送センターを国の政府機関と考えれば、地方放送局はその出先機関ではありますが地方と密接な関係にある地方自治体と捉えてもそれほどの間違いはないと思います。
しかし、それだけの影響力があるから、逆に恐ろしい存在であることも先の「JAPANデビュー」での捏造・歪曲で思い知らされました。
これも戦後、洗脳に近い形で自虐史観を植え付けられて来た現代日本人の誤った歴史観をさらに確固としたものにするための意図があったと考えます。
話を戻すと、昨年の大河ドラマは260年続いた江戸時代から世界に向けて開国を果たした明治時代への変わり目を描いていました。
武士の世から本来の天皇を中心とした社会へ大政奉還をしたのです。
まさに市場経済至上主義で工業化社会を目指して来た我が日本が世界経済のめまぐるしい膨張に遭遇した時、足元に目をやれば食料の自給も覚束ない有り様だということにようやく気付いて、あわてて農業に目を向け始めている今は形は違えど価値観は大きく変りつつあることを物語っています。
今年は「天地人」直江兼続の話です。
戦国時代から江戸時代へと歴史が大きく変遷して行く中で、120万石の大身であった上杉家が30万石に減封されながらも、直江兼続は家臣団のリストラをせず領内の富国政策に精を出し、わずかな時間に実質51万石までにしました。
それこそ国の内部を充実させ、「足るを知る」ことを肝に銘じて分相応の身代にソフトランディングさせる事によって上杉の大身を死守することに成功しました。
ここに今の日本社会が取り組まなければならない大きなヒントがあるような気がするのです。
旧国鉄のキャンペーンではありませんが、もう一度国内を見直す「ディスカバージャパン」なのです。
今、日本政府に求められていることは1億3千万人の国民をどうやって食べさせるか?であります。
海外に良い顔をすることではありません。
つまり、地方に目を向けるという事です。しかしながら、地方分権や地方主権を言っているのではありません。
あくまでも中央集権体制の下に、改めて地方を見直す、海外へ向けていた眼を国内に向けるということであります。
一方的な関係では無く、中央と地方の相互補完関係の構築です。
今まで散々海外に投資をして来ましたが、海外利権に巣食う政治家や大資本の利権屋どもにしか恩恵はなく、国民は恩恵に与れるどころかむしろ疲弊するばかりでありました。
その分を必要不可欠な海外貢献の部分を除いて、地方に投資すべきではないか!と申し上げたいのです。
国の立て直しをするには、国内の充実であります。
日本全国どこを見渡しても投資を受け入れる環境は整っています。
隅々までインフラ整備も完了し、労働力も溢れています。
安価な労働力を求めてシナに生産拠点を移転しましたが、安価な労働力の裏にはそれを超える高い代償がリスクとして追いて来ることも分かったはずです。
これからは、ますます『メイドインジャパン』がブランドになってきます。
農作物から工業製品、果ては軍事製品でも日本のブランドが重宝される時代がすぐそこに来ていると思っています。
国内で作れるものは国内で、そして軍事産業と農業の振興が国を発展させる最重要な要素と考えます。
北は北海道、南は九州沖縄まで人的資源も環境もこれほど揃っている国は世界広しといえどもそうはありません。
来年の大河ドラマは「坂本龍馬」ですが、龍馬が目指した日本は何だったのか!も国の行く末を考えるに大いに示唆するものがあると思います。
もう一度、近代日本の幕開けだった明治維新の精神に立ち返って、国の建て替えをやり直す時期に来ていると切に感じます。
世界中の国々がそれぞれ自力で解決不能な深刻な国内問題を抱えていますが、それに比べれば、自力と思い方一つで解決可能な日本の国内問題は生易しいものであり、これが日本の徳であります。
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