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訓練始動 2012年各地の様子

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2月の朝雲ニュース
 

2/2日付
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訓練始動 2012年各地の様子

決意叫んでダイブ! 厄年の隊員が降下訓練 習志野駐で1高隊

 陸自空挺団の訓練用跳び出し塔から降下する空自1高射隊の隊員(1月21日、習志野駐屯地で)
 【1高隊=空習志野】PAC3地対空ミサイルを装備し、首都防空の任務を担う空自第1高射隊は1月21日、習志野駐屯地で陸自第1空挺団の協力を受け、新成人、厄年の隊員ら23人が空挺降下訓練を行った。
 当日は小雪が舞う中、空挺団第1普通科大隊本部中隊の中隊長・植草克晃1尉以下15人の指導を受け、装具装着、跳び出し予行の後、高さ11メートルの「跳び出し塔」に上がり、本番の降下訓練に臨んだ。
 輸送機を模した塔の跳び出し口に最初に立ったのは隊長の伊坂穣平2佐。地上から見上げる陸・空隊員に対し、「今年も挑戦し続けるぞ!」と叫び、勢いよく跳び出した。その後、ハーネスに身体を支えられ、無事着地した。
 この後、新成人ら22人も続き、それぞれ「今年は昇任するぞ!」「結婚するぞ!」などと宣言、次々跳び出していった。

155ミリ榴弾砲一斉に空包射撃 岩手・9特連

 4門の155ミリ榴弾砲FH70を一斉に発射する9特連の隊員(1月10日、岩手駐屯地基本訓練場で)
 【岩手】駐屯地の各部隊は1月6日から10日にかけ訓練を開始。
 9特科連隊は駐屯地で安全祈願の後、基本訓練場で155ミリ榴弾砲FH70を使い、一斉に空包射撃を実施、9戦車大隊も74式戦車が空包による射撃競技会を行った。
 一方、9高射特科大隊は片道約3キロの笠森山に隊員が駆け足で登山、387施設中隊も同山に登り、山頂で安全祈願と昇任者申告を行った。

塩釜神社まではだか駆け足 22普連2中隊

 今年で50回目となる伝統の「はだか駆け足」で塩釜神社に到着した22普連2中隊員
 【多賀城】22普連2中隊は1月7日、駐屯地から約10キロ離れた塩釜神社まで、「はだか駆け足」を行った。
 これは2中隊の伝統行事で、今年で50回目。中隊長の竹内健一3佐以下の隊員は上半身裸、格闘服の下衣、頭に鉢巻きという出で立ちで隊旗を掲げて出発、白い息を吐きながら黙々と走り、表参道下に到着した。
 隊列を組むと、隊員たちは202段の石段を一気に駆け上り、頂上で出迎えたOBと共に1年の団結と無病息災を祈願、最後に全員で中隊歌を合唱した。

90式戦車など雪上15キロ行進 73戦連

 雪上を行進する73戦連の90式戦車群(北海道大演習場で)
 【73戦連=南恵庭】連隊は1月11日、北海道大演習場千歳地区などで訓練始めを行った。
 最初に福重毅尚連隊長が隊員に対し、「大震災や有事の際にいかに活動できるかは日ごろの訓練にかかっている」と訓示。
 お神酒で戦車等を清め、安全祈願を行った後、90式戦車など20両と人員約100人が駐屯地を出発、演習場の約15キロを行進した。

加茂勢山へ徒歩行進訓練 中方後支

 徒歩行進で山頂を目指す中方後支の隊員たち(加茂勢山で)
 【中方後支=桂】後方支援隊本部と付隊の56人は1月10日、加茂勢山(標高678・9メートル)への徒歩行進訓練を行った。
 隊員らは午前10時、ふもとの善峯寺を出発。釈迦岳一帯などを通る登山道(標高差385メートル、距離約7・5キロ)を隊列を組み歩いた。
 足場の悪い斜面等も克服、途中、管理班が炊事訓練で用意した豚汁とアジフライの昼食をとり、全隊員が行進を終えた。

予備自補への職務訓練担任 7施群本管中

 【7施群=大久保】群本部管理中隊は1月14日、予備自衛官補(技能)に対する職務訓練を担任した。
 中方混成団が担任する予備自衛官補の教育訓練のうちの職種訓練を行い、知識、技能を習得させた。
 連結では基本的な接合、結束を教育。施設器材では、地雷処理車を研修。各種施設器材(中型ドーザーほか)の操作体験も行った。
 

2/2日付
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岩手山演習場で戦車射撃競技会 30両が練成成果競う

 射撃競技会で砲弾を目標に撃ち込む74式戦車(岩手山演習場で)
 【岩手】戦車射撃競技会がこのほど、岩手山演習場で行われ、1戦大(駒門)、6戦大(大和)、9戦大(岩手)から計30両の74式戦車が参加、練成成果を競った。
 「目標に対する戦車砲射撃」「行進間の連装銃射撃」「同時2目標に対する戦車砲射撃」の状況で実施し、戦車砲、連装銃の射撃精度、速度を競った。
 競技の結果、9戦大2中の岸単車(岸曹長ほか4人)が「優秀単車」を獲得。中隊の部は同中隊が優勝した。
 

2/2日付
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実爆による実際的障害処理作業実施

 迅速に障害処理を行う施設作業小隊の隊員(王城寺原演習場で)
 【6施大=神町】大隊はこのほど、王城寺原演習場で行われた師団施設練成訓練(障害処理)を担任、併せて1中隊の訓練検閲を行った。
 訓練は各施設作業小隊員にバトラーを装着させて実施。6戦大等の火力支援、損耗等の状況を付与した「実戦的状況下における障害処理作業」と、各種爆破薬を使用した実爆による「実際的な障害処理作業」を行った。
 また検閲では、爆破作業中の障害処理要領の「教育」、爆破技術の「練度」、状況下の施設基礎作業の「習熟」等について評価・判定した。
 

2/2日付
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30普連 46警戒隊と合同訓練 レーダーサイトの警備実施

 46警戒隊と協同、レーダーサイトの警備に当たる30普連隊員(佐渡分屯基地で)
 【30普連=新発田】連隊2中隊はこのほど、佐渡市の空自佐渡分屯基地を重要施設に見立て、3日間にわたって46警戒隊との警備協同訓練を行った。
 中隊は初日に現地偵察と調整を実施、翌日から警戒隊と協同で昼夜を通してレーダーサイトの警備を行った。また中隊の一部が対抗部隊となって行動した。
 訓練中、塩崎12旅団長が視察に訪れ、安藤2中隊長から訓練概要の説明を受け、分屯基地と周辺施設を視察した。
 最終日は分屯基地会議室で研究会を行い、改善事項等について検討した。
 

2/2日付
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2施団 王城寺原などで集中野営 部隊協同で橋架設

 架設されたパネル橋MGBの上を進む74式戦車(王城寺原演習場で)
 【2施団=船岡】団はこのほど、王城寺原演習場と船岡駐屯地で集中野営訓練を行った。
 団隷下部隊と6施大(神町)の隊員計約600人が参加、施設科部隊総合、団指揮所、建設技術者集合各訓練に臨んだ。
 施設科訓練では、各施設群・312ダンプ車中はライナープレートを用いた堅固な指揮所用掩壕を、104施器はパネル橋MGBの架設を、各施設群と6施大は協同で自走架柱橋100メートルの架設をそれぞれ行った。
 団指揮所訓練では10、11両施設群が施設見積もりに基づく実行性のある計画の作成を行い、指揮幕僚活動能力の向上を図った。
 建設技術者訓練では、鉄筋コンクリートによる溜め枡の構築要領を配筋、コンクリート打設も含めて実施した。

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