日本のロケット開発の父でもある故糸川博士(左下写真)は戦前に戦闘機・隼(はやぶさ)を開発していました。
また、戦後は日本のロケットをゼロから開発した天才であるといわれています。
大東亜戦争の決戦機として大きな期待を寄せられた4式戦「疾風」(写真左)が登場したときには既に戦局が大きく傾いていた時でした。そして何よりもエンジン性能を引き出すハイオクタンの燃料確保が出来なかったのでありました。糸川博士はその頃を思い出して、「もしジェット戦闘機を開発できればここまで日本を窮地に陥れられずに済んだろう」と言っていました。
戦後、米軍が自国に「疾風」を持ち帰って性能実験したところあまりの高性能に皆驚愕したという。
さて、政治の世界でもその嫉妬を利用されたようだ。民主党政権の蓮舫。
蓮舫は以前、事業仕分けで「はやぶさ」に関して「税金の無駄遣いだ」と激しく攻撃したのはご存知の通りです。
蓮舫「で、それが国民の生活にどのような役に立つのですか?具体的にお答え下さい。」
回答「イオンエンジンの実用化に向けた検証として・・」
蓮舫「具体的にお答え下さい。」
回答「不況にあえぐ国民に希望を・・」
JAXA職員も堪らなかっただろう。存在意義のない民主党のしかも調子こきの能力なしに高飛車で言われたのだから。
大体、いち国会議員がイオンエンジンやジェネシス計画など、宇宙技術に詳しい見識を持っているはずがない。その背後には国会議員に入れ知恵する学者がいるのだろう。・・・
さて、小惑星探査機「はやぶさ」を題材にした映画が公開され、さらに数本公開されます。
『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』、『はやぶさ/HAYABUSA』
そして、『はやぶさ 遥かなる帰還』、『おかえり はやぶさ』。
『はやぶさ 遥かなる帰還』の主演の渡辺謙さんは2月11日の初日舞台挨拶でこう言った。
「大きな災害を受けた日本にとって、自分たちは何をできるのかと考えながらやりました。
こんな素晴らしい日本人がいたんだと自慢してほしいし、誇りに思ってほしいと思う」・・・
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