菅元首相が安倍首相を提訴 原発事故めぐり「メルマガで中傷記事」
民主党の菅直人元首相は16日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故をめぐり、安倍晋三首相が「菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題したメールマガジンを配信し、現在もネット上で掲載しているのは名誉毀損(きそん)だとして、安倍首相に対し、該当するメールマガジンの削除と謝罪を求め提訴したことを発表した。
安倍首相のメールマガジンは平成23年5月20日付配信。首相は「東電はマニュアル通り淡水が切れた後、海水を注入しようと考えており、実行した。しかし、やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だった」と記載。その上で「海水注入を菅総理の英断とのウソを側近は新聞・テレビにばらまいた」としている。
菅氏は「内容は全くの虚偽の情報に基づく。私の名誉を著しく傷つける中傷記事だ」と述べた。
ちなみに元々菅直人には「名誉」は存在しないので、
傷つきようもない。
吉田所長の死後、すぐに提訴に踏み切ったところを見ても、真実を語る人がいなくなったから提訴したと考えられるので、菅はもう鳩山同様、どうしようもないクズだということがよく分かる。
今週の国際派日本人養成講座に菅と吉田所長のやりとりが書かれてあったので抜粋する。
如何に菅が格好ばかり気にし、しかも素人のくせに専門職に口出しをして邪魔ばかりするアホかということが書かれてある。
以下、抜粋
6.「まず総理だけが降りますから、すぐには降りないで下さい」
ようやく水の注入が始まった頃、「菅首相が来ます」という耳を疑うようなニュースが入ってきた。最悪の事態を防ぐために、現場で不眠不休の対応を続ける吉田に、ヘリコプターをどこに留めるか、そこから首相らをどう運ぶのか、ただでさえ足りない防護マスクをどうするのか、など、余計な時間を使わせた。
菅によると、東電本社側が説明できない点があるので、直接現地に来たという。しかし、ヘリが着陸した時に、他の乗員がまず降りようとすると、写真撮影のために「まず総理だけが降りますから、すぐには降りないで下さい」と待たされた事が、菅の魂胆を明らかにしている。
建物に入る際に、係員が汚染をチェックしようとすると、「なんで俺がここに来たと思っているんだ! こんなことやっている時間なんかないんだ!」とフロア中に響く声で怒鳴りつけた。自分が来たという証拠写真を撮る時間はあるが、建屋内で奮闘している人々を放射能から守るための汚染チェックをする時間はないということである。
周囲を怒鳴り散らしていた菅も、吉田の的確な説明に気押しされてか、少し落ち着いきを取り戻したようだった。しかし、この間に貴重な吉田の時間が20分も費やされた。怒鳴り散らすだけの菅首相が多少落ち着きを取り戻した事以外に、この訪問の具体的な成果は見当たらない。
7.「官邸が、グジグジ言ってんだよ!」
官邸からの過剰介入はこれに留まらなかった。1号機の爆発の後、放射線量増加の危険を冒して、本格的な海水注入を始めた直後、吉田の前に置いてある固定電話が鳴った。
「おまえ、海水注入はどうした?」 官邸に詰めている東電の武黒一郎フェローである。後輩の吉田とは「おまえ」と呼ぶ間柄であった。「やっていますよ」と吉田が平然と答えると、「えっ、本当か。それ、まずい。とにかく止めろ」と命令する。
「なんでですか。入れ始めたのに、止められませんよ」と言う吉田は、武黒の次の言葉に驚いた。
「おまえ、うるせえ。官邸が、グジグジ言ってんだよ!」
「なに言っているんですか!」とすさまじいやりとりになった。
菅は、海水注入によって再臨界などいろいろな可能性があるので、よく検討せよ、という指示を出した、と後に国会で答弁している。
ようやく水の注入が始まった頃、「菅首相が来ます」という耳を疑うようなニュースが入ってきた。最悪の事態を防ぐために、現場で不眠不休の対応を続ける吉田に、ヘリコプターをどこに留めるか、そこから首相らをどう運ぶのか、ただでさえ足りない防護マスクをどうするのか、など、余計な時間を使わせた。
菅によると、東電本社側が説明できない点があるので、直接現地に来たという。しかし、ヘリが着陸した時に、他の乗員がまず降りようとすると、写真撮影のために「まず総理だけが降りますから、すぐには降りないで下さい」と待たされた事が、菅の魂胆を明らかにしている。
建物に入る際に、係員が汚染をチェックしようとすると、「なんで俺がここに来たと思っているんだ! こんなことやっている時間なんかないんだ!」とフロア中に響く声で怒鳴りつけた。自分が来たという証拠写真を撮る時間はあるが、建屋内で奮闘している人々を放射能から守るための汚染チェックをする時間はないということである。
周囲を怒鳴り散らしていた菅も、吉田の的確な説明に気押しされてか、少し落ち着いきを取り戻したようだった。しかし、この間に貴重な吉田の時間が20分も費やされた。怒鳴り散らすだけの菅首相が多少落ち着きを取り戻した事以外に、この訪問の具体的な成果は見当たらない。
7.「官邸が、グジグジ言ってんだよ!」
官邸からの過剰介入はこれに留まらなかった。1号機の爆発の後、放射線量増加の危険を冒して、本格的な海水注入を始めた直後、吉田の前に置いてある固定電話が鳴った。
「おまえ、海水注入はどうした?」 官邸に詰めている東電の武黒一郎フェローである。後輩の吉田とは「おまえ」と呼ぶ間柄であった。「やっていますよ」と吉田が平然と答えると、「えっ、本当か。それ、まずい。とにかく止めろ」と命令する。
「なんでですか。入れ始めたのに、止められませんよ」と言う吉田は、武黒の次の言葉に驚いた。
「おまえ、うるせえ。官邸が、グジグジ言ってんだよ!」
「なに言っているんですか!」とすさまじいやりとりになった。
菅は、海水注入によって再臨界などいろいろな可能性があるので、よく検討せよ、という指示を出した、と後に国会で答弁している。
一国の総理が、原子炉の専門家でもないのに、こういう技術的な問題まで口を挟んでくる異常さが本人には分からないようだ。
なんで「素人」の理不尽な要求が、現場の最前線で戦っている自分のところに飛んでくるのか。吉田は、腹立たしくてならなかった。原子炉を冷やすには、水を使うしかない。限られた淡水がなくなったら、海水を使うしかない。それがなぜ分からないのか。
その直後、本店から吉田に海水注入中止命令が下った。本店が官邸の意向に従ってしまったようだ。しかし、吉田は先回りして手を打っていた。
なんで「素人」の理不尽な要求が、現場の最前線で戦っている自分のところに飛んでくるのか。吉田は、腹立たしくてならなかった。原子炉を冷やすには、水を使うしかない。限られた淡水がなくなったら、海水を使うしかない。それがなぜ分からないのか。
その直後、本店から吉田に海水注入中止命令が下った。本店が官邸の意向に従ってしまったようだ。しかし、吉田は先回りして手を打っていた。
「本店から海水注入の中止の命令が来るかもしれない。その時は、本店に(テレビ会議で)聞こえるように海水注入の中止命令を俺が出す。
しかし、それを聞き入れる必要はないからな。おまえたちは、そのまま海水注入を続けろ。」
抜粋終わり
即ち、テロリスト首相の意向に本店が屈するかたちで冷却を遅延させ被害を増大させようとしたわけだが、吉田所長はそれに逆らい海水注入を続けさせたのである。
民主党は議事録を残していない。
この大震災直後の政策決定経緯も議事録を残していない為、誰が何を言ったか、何をやれと言ったのかが分からない。
そういう「闇」に消し去った、自らの誤りを良いことに、 菅は安倍首相を提訴したわけだ。
こんな腐った「元首相」、早くゴミ箱か、ブタ箱に放り込んでおくべきである。