2009/7/30(木) 午前 0:48最近の記事練習用 Yahoo!ブックマークに登録
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今日は朝から呆れて何も言えなくなってしまう出来事がありました。
何事かというと、今朝の朝刊に載っていた新聞広告に宗教団体「幸福の科学」の出版物があり、畏れ多くも明治天皇・昭和天皇の霊言、はたまた北朝鮮の故金正日の守護霊の霊言、鳩山由起夫氏の背後霊の霊言等々を綴ったものらしいのです。
最近、政界進出を狙って金に糸目をつけず派手な動きを見せている幸福の科学でありますが、先の都議選で軒並み供託金没収という惨敗に終わった結果がよっぽどこたえたと見えて、今度の衆院選に向けて遂に『禁じ手』を出して来たようです。
世にオカルトの類は数多かれど、全国紙に大々的に広告を載せて明治天皇や昭和天皇の霊言と称するものをまとめた書物の宣伝をするような異常な集団は今まであまり無かったように思います。
霊言とは、俗にエセ霊能者が霊界にいる死者と交信して聞き出した死者の言葉を指すのですが、これはオカルト集団が一般人を騙して洗脳するのに良く使われる手法であります。
霊界に居る個人と交信を交わすという、当事者以外の第三者には何らその真偽を証明することのできない『神秘』的な秘め事でもあります。
最近スピリチュアルとか言って、霊的世界を吹聴して廻りながら何も知らない人々を引き付けて金儲けを企む輩や集団が多くなっていますが、これも常に先の見えない漠然とした不安に苛まれる現代人の深層心理につけ込んだ新手の詐欺と私は断定しています。
不肖敬天愛人は、正直言ってこの手のスピリチュアルにはかなり以前から多少の知識を得ています。
よく死者と言葉を交わしたという霊能者の話を聞きますが、私に言わせると本人だけがそう思い込んでいるだけで、実際はそのようなことは不可能であると思っています。
彼らは「霊的な位」が高いから、そのような超人的なことが可能なのだと言い張りますが、百歩譲って仮に彼らの耳に死者の声が聞こえたとしても、それは彼らに取り憑いている動物霊にたぶらかされているのです。
彼らは「霊的な位」が高いから、そのような超人的なことが可能なのだと言い張りますが、百歩譲って仮に彼らの耳に死者の声が聞こえたとしても、それは彼らに取り憑いている動物霊にたぶらかされているのです。
逆に「霊的な位」が低いからそのようなことになるのです。
いわゆるキツネやタヌキに化かされているということであります。
霊能者に共通して言えるのは、人一倍気位と欲望が強い人間が多いのですが、そういう人間に限って超人的な能力を求める傾向にあり、そんな心の隙に『邪気』が入り込んでくるのです。
実際は霊界との通信などは行えていません。
ましてや、明治天皇や昭和天皇のような人間世界においても最も霊的位の高い方と動物霊に取り憑かれた低位霊の人間が魂同士の通信などできるわけがないのです。
ましてや、明治天皇や昭和天皇のような人間世界においても最も霊的位の高い方と動物霊に取り憑かれた低位霊の人間が魂同士の通信などできるわけがないのです。
北の将軍様の金正日や鳩山由起夫氏の守護霊から霊言を得たとも書いてありますが、すべては作り話で都合の良いように自分たちの主張を正当化するためにでっち上げた物語と考えれば間違いないのです。
神秘とは第三者は知ることも確認することもできないものでありますが、神秘を経験した本人だけがそれを信じていれば良いのであって、人様に公言するようなものではないということです。
本当の神秘であれば人様に決して口外できるものではないのです。
人様に口外した段階でそれは嘘になるのです。
人様に口外した段階でそれは嘘になるのです。
神秘性を強調すればするほど、それは紛れも無いオカルトに過ぎないということでもあります。
創価学会の池田大作も会員に対し、一所懸命御本尊に拝んでいればその姿は私にハッキリと伝わると公言し、神秘的な力を誇示することによってカリスマ性を高めようとしてきましたが、その類と同じであります。
本当に霊的力を備えた人物は謙虚であり、自分が知り得た事も含めてその力をじっと自分の胸の中にしまいこみ、世の困難時などのいざという時に世のため人のために役立てるのです。
世の中が混沌とし、人々が言いようの無い不安に苛まれる時代になると必ずキツネやタヌキに化かされた霊能者の類が社会に蔓延るようになりますが、決してそのような者に惑わされず、御自分の御霊を信じて理性を保っていただきたいと思います。
日本人は皆自分の中に天の分け神が宿っています。
人に惑わされることなく、ご自分を信じることが最も大事なのだと自分にも言い聞かせるように申し上げたいのです。
人に惑わされることなく、ご自分を信じることが最も大事なのだと自分にも言い聞かせるように申し上げたいのです。
今日は図らずもオカルト的な話になってしまいましたが、国や社会の大転換期だからこそ、我々一人ひとりの知性と理性が求められていると思います。
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