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この動画は自虐が解ける〈拡散〉動画だそうです。
知っている話もあれば、初めて聞いた話もあり、グッと込みあげてくる場面もあり、
日本人として、ぜひ最後まで見ておくものであると、お薦めする次第です。
動画の最後に東京裁判に関わる部分がありますが、日本が戦勝国であったら敗戦国に軍事裁判をかけるようなことはしなかったでしょう。
なぜなら、日本人の精神には「昨日の敵は今日の友」ということを理解しているからです。
昭和17年3月1日、スラバヤ沖海戦で、我が艦隊は英米蘭豪の連合艦隊に遭遇し、15隻の連合国艦隊のうち11隻を撃沈、4隻は逃亡しました。
この時、日本の駆逐艦は沈没した英国の重巡洋艦から投げ出された乗組員376名を救出しました。そして、帝国海軍は沈みゆく敵艦に対し「敬礼」の号令が下され、全員で敬意をして沈む敵艦を見送ったのです。
その翌日、日本の駆逐艦は英国の駆逐艦が沈没して漂流しているところを発見、艦長は救助命令を下し、敵兵400数十名を救助しました。この時、救助命令を下した艦長は幼いころから祖父母から聞かされていた『上村将軍』の歌を思い出したのであります。
蔚山沖(うるさんおき)の雲晴れて
勝ち誇りたる追撃に
艦隊勇み帰る時
身を沈め行くリューリック
恨みは深き敵なれど
捨てなば死せん彼等なり
英雄の腸ちぎれけん
「救助」と君は叫びけり
勝ち誇りたる追撃に
艦隊勇み帰る時
身を沈め行くリューリック
恨みは深き敵なれど
捨てなば死せん彼等なり
英雄の腸ちぎれけん
「救助」と君は叫びけり
そして、艦長は救助した敵兵に対して、「諸君は勇敢に戦われた」と言って名誉あるゲストとして迎え入れたのです。
帝国軍人はじめ日本国民は小学校で「修身」の授業を受けて、次のような話もよく知っていました。
日露戦争で、旅順攻防戦に勝利した乃木大将は、敵将ステッセルを水師営に招き、互いの勇戦を讃え、固い友情で結ばれました。
また、東郷平八郎大将は日本海海戦が終わった5日後に、捕虜となった敵の司令官ロジェストウェンスキーを佐世保の海軍病院に見舞いました。
東郷司令官は「困難な大遠征の成功は見事で、最後までよく戦われた」と、その勇戦を讃えました。
それに対してロジェストウェンスキーは感激して返す言葉もなく、涙ながらに「このような名将と戦い、敗れて悔いなし」と言ったのです。
日本は敵将を裁判にかけるのではなく、敵将であっても戦い終われば互いに理解し合い、尊敬して、調和するのであります。
これが日本の心であり、日本の精神であり、本当の平和を愛する姿なのであります。
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