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首脳会談で首相 「強い絆、完全に復活」 日米同盟一層の強化(2013年2月22日)

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首脳会談で首相 「強い絆、完全に復活」 日米同盟一層の強化(2013年2月22日)

2013年2月27日更新
 安倍首相は2月22日昼(日本時間23日未明)、米ホワイトハウスでオバマ大統領と初の首脳会談を行い、日米同盟の一層の強化で一致した。安倍首相は「この3年間(の民主党政権下)で著しく損なわれた日米同盟の信頼、強い絆は完全に復活した」と宣言。首相は日本政府が集団的自衛権の行使容認へ憲法解釈の見直しに着手したことを説明。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定も伝えた。両首脳は米軍の早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)の日本への追加配備やミサイル防衛強化でも一致し、日米同盟の「完全復活」を印象付けた。

集団的自衛権行使 検討着手を説明

 首脳会談は22日正午過ぎ(日本時間23日午前2時過ぎ)から、昼食を含め約2時間15分行われ、両首脳はアジア太平洋地域の安定のため、日米同盟を一層強化していくことを確認した。
 北朝鮮のミサイル開発をめぐっては、日米で弾道ミサイル防衛(MD)協力を進めることや、米軍のXバンドレーダーを日本に追加配備する方針で合意。
 首相はこれに関連、日本政府が集団的自衛権の行使容認に向け検討を開始し、憲法解釈の見直しに着手したことを大統領に説明したほか、日米ガイドラインの見直しを進めていくことも伝えた。
 米軍再編については、沖縄県の米軍普天間飛行場の辺野古移設を進展させ、米軍嘉手納基地以南の米軍施設・区域の返還を早期実現することで一致した。
 中国の領海侵犯などが続く沖縄県石垣市の尖閣諸島をめぐる日中間の問題について、首相は「日本は常に冷静に対処する。対話を継続していく」と述べた。大統領は、日米が協力して対処していく考えを伝えた。
 両首脳はこのほか、宇宙・サイバー分野での日米協力を確認した。
 記者団の取材に応じた安倍首相は「日米同盟強化の認識においても、具体的な政策においても、方向性においても、完全に一致した」と述べた。
 オバマ大統領は「日米同盟はアジア太平洋地域の安全保障にとって中心的な礎。米国は安倍首相の任期中、強力なパートナーとして一生懸命努力し、協力していく」と述べた。
 岸田外相は同日、首脳会談に同席した後、国務省でケリー国務長官と初会談し、尖閣諸島について日米安全保障条約の適用対象であることを再確認した。
日米首脳会談骨子
 一、日米同盟の強化確認。首相は、強い絆と信頼は完全に復活したと表明
 一、弾道ミサイル防衛協力で一致
 一、北朝鮮の核・ミサイル問題に断固対処
 一、中国とは政治レベルも含め対話を継続
 一、尖閣諸島について、首相は冷静な対処を表明
 一、米軍普天間飛行場の早期移設で一致
 
 
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経ヶ岬にXバンドレーダーを配備へ (2013年2月26日)

2013年2月27日更新
 小野寺五典防衛相は2月26日の記者会見で、米軍の弾道ミサイル探知用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の追加配備先として、航空自衛隊経ヶ岬分屯基地(京都府京丹後市)を選定したことを明らかにした。
 防衛相は「(同基地は)日本海に面し、非常に電波環境も良い。北朝鮮のミサイルなど我が国にも脅威が迫っており、大変重要な基地になる。日米が適地として選定した」と述べた。
 同レーダーの日本配備は空自車力分屯基地(青森県つがる市)に次いで2カ所目。
 同日、金澤事務次官は京丹後市役所を訪れ、中山泰市長に経ヶ岬分屯基地へのXバンドレーダー配備の申し入れを行った。
 
 
 
 
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「ゴランPKOに感動しました」 岡山の女性から手紙 君塚陸幕長に

2013年2月27日更新
 PKO活動などへの敬意がつづられた君塚陸幕長宛ての井口さんからの手紙
 陸幕広報室に2月初め、岡山市在住の井口惠子さん(82)から、先月撤収を完了したゴラン高原PKO派遣隊員に対する敬意をつづった手紙が届いた。
 手紙は君塚栄治陸幕長宛てで、自衛隊のPKOとしては最長となる約17年間続いた活動について「折々にそのご活躍を耳に致し感動しておりました」「自衛隊の海外派遣が恒常化し、定着して参りましたので、国民は評価し誇りに思っております」と、その活動をたたえる内容となっている。
 取材に対し、井口さんは太平洋戦争中に前線の兵士と慰問文のやりとりをした経験があり「平和を守る仕事に就く人たちに対して、自分にも今できることは何かないかと考え、また筆を執りました」と話した。
 自衛隊は平成8年2月から今年1月まで、中東・ゴランの国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)に陸自を主力とする派遣輸送隊員と司令部要員延べ約1500人を派遣。輸送隊員はシリアとイスラエルに展開し、輸送、施設作業などUNDOFの後方支援に当たった。
 陸幕広報室の担当者は「心温まるお手紙を頂き、大変うれしい。これからも国民の皆様の期待に応えられるよう職務にまい進したい」と語っている。
 
 
 
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<防衛トピックス> ―海外― 中国Y20が初飛行

2013年2月26日更新
 中国が開発した大型輸送機「Y20」(中国のインターネットから)
 中国の西安航機工業公司が開発した空軍向け大型ジェット輸送機「Y20」が1月26日に初飛行した。諸元は全長47メートル、全幅45メートル、全高15メートルで、最大速度700キロ、ペイロード最大66トン、最大離陸重量220トンとされる。今後、中国空軍の主力輸送機として100機以上が製造される予定で、さらに同機をベースに空中警戒管制機や空中給油機も開発される模様。
 
 
 
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<防衛トピックス> ―国内― メガフロート開発

2013年2月26日更新
 国土交通省は2月19日、造船会社などと共同で人員・物資の効率的な輸送を目的とした大型鋼製浮体(メガフロート)を開発すると発表した。
 浮体は長さ315メートル、幅80メートルで、大型船が接舷できるほか、複数のヘリポートが置かれる。人員用に宿泊・居住施設も併設される。
 施設は主に海洋開発の拠点として想定されるが、離島防衛などの際、自衛隊の洋上拠点などにも活用できる模様。
 
 
 

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