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極寒の「八甲田」踏破 〝白魔〟なんの!5普連白熱の雪中行軍

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2/7日付
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極寒の「八甲田」踏破 〝白魔〟なんの!5普連白熱の雪中行軍

 胸に小銃、背に20キロの荷を背負い、ヘルメットに氷柱をつくりながら行軍する5普連隊員(いずれも1月29日、八甲田山で)
 視界をさえぎる風速7メートルの猛吹雪の中、隊列を維持し前進を続ける中隊
 水や燃料などを積んだ重さ約80キロのアキオ(大型ソリ)を4人で曳きながら雪原を進む隊員たち
 青森市内にある幸畑陸軍墓地を訪れ、旧歩兵5連隊の英霊に訓練開始を告げる5連隊の隊員たち(1月28日)
 行軍を終え、山頂の馬立場で後藤伍長の銅像に任務完遂の報告を行う青木連隊長以下の隊員
 精強・第5普通科連隊の雪中行軍「八甲田山演習」が1月29日、八甲田山中で実施された。今年は隊員625人が参加、旧歩兵第5連隊が遭難したルート7・4キロをたどり、積雪寒冷地での部隊行動能力を磨いた。

ヘルメットに氷柱 遭難ルート7・4キロ 625人が行動能力磨く

 【5普連=青森】第5普通科連隊(連隊長・青木広治1佐)は1月29日、深い雪に埋もれた極寒の八甲田山系で恒例の雪中行軍「八甲田演習」を実施した。
 この訓練は、旧陸軍が日露戦争を2年後にひかえた明治35年1月、歩兵第5連隊が演習に臨み、参加者210人中199人が死亡した遭難事件と同じルートをたどるもの。練度向上と旧5連隊将兵の慰霊を目的に昭和40年から始まり、今年で44回目となった。
 28日、まず青木連隊長以下246人の隊員が青森市内の幸畑陸軍墓地を参拝し、雪の下に眠る山口少佐以下210柱に出発を報告した。
 翌29日午前6時半、出発地点の「小峠」を最初に情報小隊が出発。その後、先遣中隊の第1中隊を先頭に、各中隊がスキー行進を開始した。
 当日は気温マイナス5度で風速は7メートル。視界がきかない吹雪の中を、青木連隊長以下625人の隊員はそれぞれ約20キロの装備を背負い、さらに重さ約80キロのアキオ(大型ソリ)を4~5人で曳きながら、7・4キロ先の「銅像茶屋」を目指した。
 山中の天候は大荒れで、八甲田山系特有の水分を多く含む濡れ雪が隊員たちの体を冷やし、ヘルメットには氷柱ができた。
 しかし、行軍を終える頃には吹雪も治まり、午後零時52分、全隊員が無事に踏破。その先にある「馬立場」(標高732メートル)で生存を果たした後藤房之助伍長像に対し、行軍の完遂を報告するとともに、部隊のさらなる精進を誓った。
 

2/7日付
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対馬上陸の敵ゲリ・コマを制圧
3自協同 島内全域舞台に離島防衛訓練

 空自CH47輸送ヘリで運ばれた41普連の軽装甲機動車を慎重に下ろす陸・空自隊員(対馬空港で)
 敵ゲリラの侵入通報を受け、現場に駆け付ける対馬警備隊員(対馬市の伊奈中学校跡地で)
 敵の上陸に備え、海岸線の拠点で機関銃を構える対馬警備隊員と視察する武内4師団長(左)
 【4師団=福岡】第4師団はこのほど、長崎県の離島・対馬全域を使用した「第3次師団訓練検閲」を実施した。
 受閲部隊は、対馬の防衛に当たる対馬警備隊(隊長・仲川剛1佐)で、さらに40普連(小倉)、41普連(別府)の一部も加わり、対馬周辺の海空域監視に当たる海・空自部隊とも協同して、島に侵入した敵ゲリラ・コマンドを捜索・制圧して重要防護施設を防衛する訓練を行った。
 状況開始に先立ち、統裁官の武内誠一4師団長が訓示、「基本・基礎を徹底し、(戦傷者を極力抑えた)ゼロ・レス・カジュアリティを追求しながら任務を遂行せよ」と隊員に要望した。
 主力の対馬警備隊がまず徒歩行進を開始し、約40キロに及ぶ起伏の激しい対馬の山中や海岸線を全隊員が踏破した。
 引き続き各部隊は速やかに島内全域に監視網を構成し、40、41普連の隊員とともに拠点警備に当たった。
その後、敵ゲリラ・コマンドが密かに対馬に上陸したとの通報を受け、関係部隊は捜索・掃討作戦を開始。敵を包囲した後は火力を集中して制圧、重要防護施設を守り抜いた。
 

2/7日付
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すそ野広がる「トモダチ作戦」
宮城県気仙沼市の小中学生24人 沖縄でホームステイ

 東日本大震災で「トモダチ作戦」を展開した在沖米海兵隊の隊員と、宮城県気仙沼市大島の子供たちとの交流が今も続いている。大島の小中学生ら24人が海兵隊の招きで1月11日から14日まで沖縄を訪れ、隊員家族の家庭にホームステイし、アメリカンスクールで米国の子供たちと一緒に勉強し、スポーツや料理を楽しんだ。4日間のプログラムを終えて子供たちは「楽しかった」と話していた。引率した気仙沼市議会議員の菅原博信さんは「これからも海兵隊員との親密な関係を維持したい」と日米交流の発展に期待感を表した。
 米海兵隊のホストファミリーの家でゲームを楽しむ気仙沼大島の子供たち(1月12日、沖縄県で)
 この交流は「被災地の子供たちをストレスの多い環境から一時的に解放し、日米の相互信頼を構築しよう」と、米海兵隊(第3海兵機動展開部隊司令官・ケネス・グラック中将)の福利厚生部の主催で昨年8月に初めて開催。前回は25人が参加し、米のホストファミリーとプールで泳いだり、水族館めぐりをするなどリラックスしたひとときを過ごした。
 2回目の今回は小学4年から中学2年までの計24人が参加。初参加の児童・生徒も多く、ホストファミリーの家でゲームを楽しんだり、料理にチャレンジしたりして交流を深めたほか、海兵隊基地のキャンプ・フォスター内のアメリカンスクールでは同世代の子供たちと一緒に図工や体育の授業を受けた。
 4日間の間に日米の子供たちはすっかり打ち解け、大島小学校6年の小山瑞稀君(12)は「絵を描くのが一番楽しかった。また沖縄に戻ってきたい」と話し、アメリカンスクール5年のリュウマ・マーフィー君(12)は「一緒に勉強できてよかった。僕は日本語が話せるので通訳としてみんなの会話の手助けをしたよ」と顔をほころばせた。
 また、エロンゾ・ヒギンソン君(12)は「(言葉の壁があり)コミュニケーションを取るのは大変な時もあるけど、お互いが好きだということに気が付くのはそれほど大変ではなかった」と交流の楽しさをアピールしていた。
アメリカンスクールでは日本文化を紹介する授業も行われ、担当の宇座かおる先生は「(大島の子供たちには)沖縄に滞在している間は歓迎されていると感じてほしい」と話していた。
 最終日はみなで別れを惜しんだ。海兵隊太平洋基地政務外交部次長のエルドリッジ博士は「子供たちの視野が広がり、私たちが彼らのことを気にかけていることを知ってもらえたらうれしい」とスピーチ。今夏も開催予定であることを伝えた。
 米海兵隊太平洋基地司令官のピーター・タレリ少将は「大島の人々との特別な友好関係を継続していきたい」と話していた。
◇気仙沼市大島とトモダチ作戦
 在沖米海兵隊は東日本大震災直後の2011年3月、被災地復興支援活動「トモダチ作戦」の一環として気仙沼市大島に派遣され、がれきの除去や道路啓開に当たった。黙々と港湾施設の復旧などに尽力した海兵隊員たちは今でも島民から感謝されており、昨年8月には「第61回気仙沼みなとまつり」に在沖米海兵隊音楽隊が市長の公式招待を受けパレードに参加、交流を深めた。
 

2/7日付
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松島基地 「修復1号機」羽ばたく

 T4・676号機の修復完了を祝う松島基地隊員(1月24日、同基地で)
 空自松島基地で1月24日、東日本大震災で被災した航空機の「修復1号機」として、T4中等練習機676号機が震災後初の整備試験飛行を行った。
 同機は東日本大震災で津波に襲われたが、エプロン地区の北西側にある洗浄格納庫に置かれていたため胴体下面までの水没にとどまり、製造会社から自隊での修復が可能と判断された。
 しかし施設が被災し、整備器材も津波で流されてしまったため、基地の復旧を待って昨年8月20日から修復作業を開始。整備補給群検査隊の小野寺政敏1空曹以下約35人が日夜作業に当たってきた。
 フライト当日は、前席に21飛行隊の江藤進一3空佐、後席に飛行主任の立和田孝2空佐が乗り組み、約1時間、三陸沖の空域を飛行した。その後、同機は訓練のため三沢基地に向け飛び立った。
 隊員たちの後方には建設中の高台簡易格納庫があり、T4ブルーインパルス機や救難機が格納される予定。かさ上げの高さは約3メートル。左後方の管制塔の隣には新しい管制塔も建設中だ。
 松島基地では「多くの方々のご支援のおかげで修復が完了した。次の目標に向かって基地一丸となって一歩前へ進んでいきたい」と話している。
 

2/7日付
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「先頭に立って立ち向かう」首相、那覇基地を激励

 安倍首相は2月2日、2輸空のU4多用途機で羽田空港から沖縄に向かい、自衛隊の那覇基地に到着した。首相は陸海空自隊員を前に「我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、主権に対する挑発が続いている。私も先頭に立って、今そこにある危機に立ち向かい、我が国の領土、領海、領空を断固として守り抜く決意だ」と訓示し、隊員を激励した。
 
 
 

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