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陸海空自隊員がジブチで共同作業 ソマリア沖・アデン湾

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1/24日付
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陸海空自隊員がジブチで共同作業 ソマリア沖・アデン湾

 荷物の積み下ろしや取り扱いについて打ち合わせをするC130H輸送機搭乗員(左)と陸自隊員(1月13日)
 荷物にネットをかけ、固定する(左から)陸空海自隊員(1月13日)
 ジブチ国際空港のエプロンに並ぶP3C哨戒機2機(奥)とC130H輸送機(1月14日)
 荷物を固定するネットの状況を確認中の3自衛隊の隊員(1月13日)
 任務交代が近づく11次隊員の荷物をパレットに搭載し、持ち帰る準備をする3自隊員(1月13日)
 ソマリア沖・アデン湾の海上監視任務に当たる海賊対処航空隊11次隊(指揮官・森脇仁1海佐以下、陸自隊員約70人を含む約190人)を輸送支援するため、空自1輸空401飛行隊所属のC130H輸送機1機(機長・加藤治3佐以下14人)が1月13日、ジブチ国際空港内の活動拠点に到着した。陸海空自の隊員らは力を合わせ、航空隊の交代に必要な荷物の運搬を行った。
 空自小牧基地を出発したC130H輸送機は、13日にジブチ国際空港に到着。現地では11次隊の陸海自隊員が出迎え、格納庫内で荷物の積み下ろし・積荷作業を空自隊員と協力して行った。作業は終日行われ、翌14日にC130H輸送機は帰国の途に就いた。
 11次隊要員は12次隊要員と任務交代後、1月31日にチャーター機で青森空港に帰国する予定。P3C哨戒機2機は2月8日に海自八戸航空基地に帰投する。なお、一部要員は業務の継続性を考慮し、12月下旬以降順次交代している。
 また、1月29日には、12次派遣要員(指揮官・木下章1海佐以下、陸自隊員約70人を含む約190人)が鹿児島空港から、P3C2機が海自鹿屋航空基地からそれぞれ出発し、2月から海賊対処任務に当たる予定。
 
 

1/24日付
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<2013 部隊始動>訓練―今年1年の精進誓う
雪煙を巻き上げ〝白馬連隊〟疾走

 2013年の陸自主力部隊の練成訓練が航空部隊(前号既報)などに続き、全国で一斉に開始された。北海道・第7師団の各戦車連隊は雪原にエンジン音をとどろかせて行進し、120ミリ砲を射撃。東北・八戸の第4地対艦ミサイル連隊は大地震を想定して早朝の非常呼集で訓練をスタートさせ、神町の20普連は氷点下の寒気の中、隊員が上半身裸でマラソンを行った。中部・豊川の第10特科連隊は155ミリ榴弾砲を新春の青空に向けて次々と発射、今年1年の精進を誓い合った。
 87式偵察警戒車(手前)を先頭に、行進訓練を行う71戦連の90式戦車などの車両(1月10日、北海道大演習場で)
 雪煙を巻き上げて疾走する"白馬連隊"72戦連の90式戦車(1月8日、北海道大演習場で)
 主砲の120ミリ砲を発射する73戦連の90式戦車(1月9日、北大演千歳地区で)
 【7師団=東千歳】陸自唯一の機甲師団・第7師団隷下の71、72、73各戦車連隊は1月8日から10日までの間、北海道大演習場の雪原で戦車射撃と行進訓練を行った。
 8日は72戦連(北恵庭)が、第1戦車射場で訓練、隊員270人、90式戦車など43両が参加した。
 訓練に先立ち、今村武連隊長は「一人ひとりが為すべきことを為し、真の誇りと絆を築くため精進していこう」と訓示。
 その後、各戦車は雪煙を巻き上げながら演習場を疾走、"白馬連隊"の勇姿を見せつけた。
 9日には73戦連(南恵庭)が千歳地区で訓練、隊員230人と車両26両が加わった。
 同連隊は25年度の常備改編を予定している。これを踏まえて福重毅尚連隊長は「73戦車連隊の誇りを胸に、今年も頑張ろう」と隊員を激励した。
 隊員たちは90式戦車に乗り込むと行進を開始、射撃訓練では、一面の銀世界となった演習場に120ミリ砲の発射音を響かせた。
 10日には71戦連(北千歳)が第1戦車射場で訓練、隊員260人と車両46両が参加した。
 嶋本学連隊長は隊員に対し「訓練・服務の充実」「部外関連機関との一体化」を要望。
 続く訓練では今年の最大の目標である「戦車射撃会での完全優勝」を目指して一斉に射撃、2013年を始動させた。
 

1/24日付
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<2013 部隊始動>
寒中マラソンで心身引き締める

 氷点下の極寒をものともせず上半身裸となって駆け足する20普連の隊員たち(1月7日、神町駐屯地で)
 【20普連=神町】20普連は1月7日、上半身裸の寒中マラソンで訓練始めを実施した。
 開始式では各中隊代表が新年の抱負を発表。中には「巳(ミ)年にちなんで身(ミ)を引き締めたい!」と宣言する隊員もいた。
 西村和己連隊長は「この1年、20普連の長所である各種戦技の更なるレベルアップを図っていこう」と訓示。その後、男子隊員が上半身裸となり、雪に覆われた駐屯地内約4キロを駆け足した。当日の気温は氷点下1度。隊員たちは体から湯気を立てながら号令と呼称を駐屯地内に響かせ、実りある1年にしようと身と心を引き締めた。
 

1/24日付
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<2013 部隊始動>青空に響く砲音 FH70空砲射撃

 新春の空に向け155ミリ榴弾砲FH70の空包を放つ10特連の隊員(1月7日、豊川訓練場で)
 【10特連=豊川】第10特科連隊は1月7日、豊川訓練場で訓練始めとして155ミリ榴弾砲FH70の空包射撃を行った。
 清々しい青空の下、豊川自衛隊連合後援会の佐々木甲子郎名誉会長ら多数の来賓が見守る中で行われ、福本洋一連隊長は「今年は、『即動・必遂』を維持しながら、年度末の改編準備を進めなければならない。各隊員は、これまで以上の"前傾姿勢"で任務を遂行せよ」と訓示した。
 その後、10特連の主要装備FH70を12門使用した空包射撃を実施。青空に砲音を響かせて、今年の精進を誓った。
 

1/24日付
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<2013 部隊始動>
32普連全隊員で2013人文字

 グラウンドに「2013」と32普連を意味する「32i」の人文字を作った同連隊員たち(1月7日、大宮駐屯地で)
 【32普連=大宮】第32普通科連隊は1月7日、駐屯地で訓練始めを実施した。
 訓練に先立ち、年男の中村友紘1士が「今年の干支である蛇のように脱皮し、躍進していきたい」と新年の抱負を発表。その後、全隊員が寒空の下、胸の前で小銃を構えて駆け足するハイポートで駐屯地内を2周(約4キロメートル)した。隊員は冷たい風を物ともせず、駐屯地に気合いの入った掛け声を響かせた。
 最後に、32普連全隊員がグラウンドで「2013 32i」の人文字を作り、記念撮影を行った。
 

1/24日付
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<2013 部隊始動>
新年は災害対処訓練で幕開け

 「非常呼集」で新年の訓練をスタート、災害派遣資材をトラックに搭載する4対艦連の隊員たち(1月7日、八戸駐屯地で)
 【4対艦連=八戸】第4地対艦ミサイル連隊は1月7日、新年の訓練を災害対処訓練で開始した。
 午前6時50分、「宮城県沖で大地震が発生した」という想定で各隊員を電話呼集。隊員は緊急登庁し、1時間以内に即応態勢を整えた。一方、初動対処部隊は大型車両に防寒具やスキーなどの冬季装備を積載し、30分以内に派遣準備を完了させた。
 災害対処訓練を終えた後、雪の降る中で銃剣道と徒手格闘の寒稽古を実施、基礎技術の練成を行った。
 訓練中、水落嘉彦連隊長が「各自目標を設定し、それに向かって努力せよ」と隊員一人ひとりを激励した。
 

1/24日付
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災害救援活動に備え 防衛省初の能力構築支援
若い兵士を教育 自立の一歩は自動車整備

 クラス開始の記念撮影に臨むJDRACの村田監督官(前列左から2人目)と後ろは東ティモール軍隊員ら(12月、メテナロ基地で)
 防衛省による初の能力構築支援事業(キャパシティー・ビルディング)が昨年12月4日、東ティモールでスタートした。現地で陸自隊員らとともに、同国軍の隊員を対象に自動車整備士の養成に当たっているのが、自衛官OBなどで作る特定NPO法人「日本地雷処理・復興支援センター(JDRAC)」(事務局・東京都千代田区)のスタッフだ。現在、陸自OBら4人が3月下旬までの予定で基礎レベルの教育を行っている。JDRAC理事長の平崎憲昭元陸将補(元2施団長)は「将来は東ティモール人自らの手で整備士を養成し、次世代に技術を継承できるよう、教官レベルの人材を育成し、自立を支援したい」と話している。

東ティモールでJDRAC

 東ティモールの首都ディリから車で約1時間のメテナロ基地で人材育成に当たっているのは、監督官を務める陸自OBの村田拓生氏(66)をはじめ、民間の車両整備士2人と総務1人の計4人。
 現在、教官の整備士2人が中心となり、基地に所属する18~20歳の整備隊員11人に日本の自動車整備士3級程度の教育を実施している。教育にあたっては英語、インドネシア語併記の教程を作成し、クラスでは教官が英語を使用し、通訳がインドネシア語に訳して意思疎通を図る。
 12月12日の開講に先立ち、ホアン・ペドロ・ダシルバ基地支援部隊長は「諸君がこの国の軍隊の技術者の柱になれ」と訓示、受講隊員を激励した。これに対し、隊員たちは「選ばれて高い教育を受けることを誇りに思う」と意気込みを語った。
 受講者は主に災害救援活動を支える後方支援部隊の隊員たち。これまで自動車整備の技術がないため、救援活動も滞りがちだった。講義中は全員がノートにメモを取りながら熱心に聴講するという。その姿に村田さんは「若い兵士たちが国を背負う自覚を持ち、冷房のない教場で汗を流す姿に感激した」と話す。
 JDRACでは今年度の第1期事業を手初めとして、同国で引き続き防衛省の能力構築支援事業の枠組みによる自動車整備士養成に取り組むことにしており、長期間での活動を視野に入れている。
 JDRACは平成15年に陸自施設科ОBを中心に結成。翌年から東ティモールで陸自PKO部隊が撤収した後の仕事を引き継ぎ、コンテナハウスの組み立て支援を開始。その後、不発弾処理技術の指導、23年からは民間技術者や市民らを対象に自動車整備士養成教育を開始し、日本のNGOとしてノウハウを積み重ねてきた。
JDRACの平尾次郎副理事長は「整備士だけでなく国の将来を担う技術教官らの養成にも取り組み、同国の発展に貢献したい」と話している。
 
 

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