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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]『我ら降伏せず』 戦後GHQの検閲で真実が伏せられた名著の復刻

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『我ら降伏せず』という本が復刻されました。
大正9年生まれの田中徳祐さんが書かれたこの著書は帝国陸軍少尉として大東亜戦争のサイパン島での“真実”を書いたものです。
非常に読みやすく、当時の状況が大変わかりやすく理解できる良書であります。
この本が戦後しばらく出版出来なかったのは内容がアメリカにとって非常に都合が悪く、左翼にとっても日本軍の真実を知られると「侵略した」がデタラメであることがわかってしまうからです。
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腐敗しかけの屍が三つ、破壊された民家のコンクリートの上に転がっていた。
「おい、一寸、屍を見ていく。この間の掃蕩でやられたのだな・・・埋めてやろう」
上弦の月が輝いている。近寄ってのぞきこんだ。
「可哀そうに、民間人だよ。年老いた母親と子供だ・・・」
母親は毛髪を乱し、悲憤やるかたない形相をしている。腹部は蜂の巣のように銃剣で突き刺され、陰部はえぐりとられていた。右足の大腿部のところから、腹部まで引き裂かれている。七つぐらいの男の子は、顔面を棒切れで殴打されたのか、原形が変わっていた。
家畜以上の暴虐極まりない仕業である。砲弾の着弾後に埋葬し、真っ赤に咲いていた南洋桜をそえ、線香の代わりにタバコを供し合掌した。・・・(本文より)
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戦後、米軍は投降するとよい待遇を得られたように喧伝しましたが、実際は鬼畜そのものであったのです。シナの残虐性と何ら変わらないのです。真実から目をそむけずに日本人は真実を知るべきです。残虐な侵略をし尽くしたのは日本人ではなく白人たちでありました。
この本の「はじめに」から以下、掲載させて頂きます。
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第二次大戦で日本の勝敗を決定づけたサイパン島攻防戦―それは昭和19611日からの物資豊富な米軍の空爆、艦砲射撃によって火ぶたは切っておとされた。
15日、10万の大軍を投入して上陸してきた米軍を迎え撃った日本軍は5万。民間人1万が戦闘に巻き込まれた。・・・
私は最後まで生き残り、戦後の昭和20121まで、戦友とともに戦っていた。引揚げてくると「あなたはなぜ生き残れたのか」という遺族の方からの質問に狼狽した。胸が痛かった。
私は、昭和22年、帰国するとすぐ、この実戦記を書いた。散華した戦友とその遺族、民間人のためにも、残さなければならない、と思って夢中で書いた。『今日の日本』という雑誌にその一部を発表した。だが、当時のGHQの検閲を受け、ズタズタに切り裂かれて、ただの戦争報告に過ぎなくなった。挙句の果て「以後の発表はまかりならぬ」というきつい命令まで受け、原稿は書斎に眠ったままとなった。
遺族の要望もあって7年ほど前(昭和51年)に発表の機会にめぐりあった。書庫から取り出して出版社に持ち込まれた。だが、「あまりにもショッキング過ぎる」と言われて再び日の目を見ることは出来なかった。
玉砕というあまりにもショッキングな事実を、いまさら、ということもあったろうし、本当の戦争の恐ろしさ、悲しさ、残虐さを知らなかったからかもしれない。・・・
米軍のあまりにも非道な残虐行為の数々、日本人同士の殺し合い、心中、自決、集団投降自殺、・・・。
敗走する日本軍。あの小さな島で何が起き、どうなったか。戦争とは何であったか・・・。
戦後38年を経て、島はすでに観光のメッカとなり、島での戦争も風化しつつある。
昨年暮れ、米軍兵士の書いた戦記が発表された。多くの遺族から、あれでいいのか、あれがあなた方のサイパン島戦記か、と詰め寄られた。一言で言えば、勝った側の目から見た戦争は、あれでいいのかもしれない。しかし、私の書き残していた30余年前の戦争は、敗けた側からの体験から言えばそんなものではなかった。
・・・。
悲運にも、サイパン島の土と化した5万有余の霊に合掌。
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この本の最後には日本人としてグッと込みあげてくるものがあります。
地図もきちんとあるので非常に読みやすい本です。私のお薦めであります。
 
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転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」


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