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南スーダンPKO 3次隊先発隊ジュバに到着

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12/6日付
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南スーダンPKO 3次隊先発隊ジュバに到着

 南スーダンに到着した陸自施設隊3次隊長の持田将貴2佐以下約30人(11月22日、ジュバ空港で)
 国連の南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣されている陸自施設隊の要員交代が始まり、新たに任務に就く3次隊は、隊長の持田将貴2陸佐以下約30人の先発隊が11月22日、ジュバに到着した。
 3次隊は東北方主力の約330人で編成。続く第1波の約150人は12月3日に出発し、第2波の約150人は17日に青森空港から出発する予定。
 一方、ジュバのUNMISSで司令部要員として勤務する兵站幕僚の山本朝順3陸佐と情報幕僚の古木春彦1陸尉が11月26日、成田を出発した。隣国ウガンダで研修した後、ジュバ入りする。
 

12/6日付
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写真で見る 航空自衛隊 1年の訓練風景① コープノース・グアム

 今年2月、米グアムのアンダーセン空軍基地とその周辺で行われた日米共同訓練「コープノース・グアム」に、初めて豪空軍が参加した。日米豪の連携をアピールするエポックメーキングな訓練となった。このほか、空自の施設部隊にとっては年に1度の大規模訓練「実爆を伴う滑走路被害復旧訓練」が大分県の日出生台演習場で行われた。1年間の空自の訓練を写真とともに振り返る。
 飛行訓練を終え着陸する空自83空204飛行隊のF15戦闘機(今年2月、米グアム・アンダーセン空軍基地で)
 慣熟飛行を終え帰投した空自8空団6飛行隊のF2戦闘機(アンダーセン空軍基地で)
 共同訓練を前に離陸態勢をとる空自警空隊のE2C早期警戒機(アンダーセン空軍基地で)
 握手を交わす空自訓練部隊指揮官の高橋豊1空佐(右)と豪軍指揮官のJ・ハーランド大佐(今年2月)
 今年2月に米グアム島のアンダーセン空軍基地、ファラロン・デ・メディニラ空対地射場とその周辺空域で行われた空自と米空軍による日米共同訓練「コープノース・グアム」には、初めてオーストラリア空軍が参加し、防空戦闘をはじめ、戦闘機戦闘、電子戦、空対地射爆撃、空中給油の各訓練を行った。
 空自は8空団(築城)、83空(那覇)、警戒航空隊、総隊、西空司令部要員など計約330人、F2戦闘機8機、F15戦闘機6機、E2C早期警戒機3機が参加、1輸空(小牧)のC130H輸送機、KC767空中給油・輸送機が輸送支援に当たった。
 米軍は第354(アラスカ州アイルソン)、第35(三沢)両戦闘航空団のF16戦闘機22機をはじめ、横田、嘉手納、ノースダコタ州マイノットの各空軍基地からC130輸送機3機、F15戦闘機18機、KC135空中給油・輸送機4機、E3早期警戒管制機2機、B52爆撃機2機など約50機が参加。
 豪空軍からは第82航空団(クイーンズランド州アンバーレー)のFA18戦闘機6機、第41航空団(ニューサウスウェールズ州ウィリアムタウン)のE737早期警戒機1機、第86航空団(サウスオーストラリア州リッチモンド)のC130輸送機1機が参加した。
 F15戦闘機訓練隊長として参加した前204飛行隊長の白井亮次2佐(現・空幕防衛課防衛班)は、「日の丸を付けた空中給油機の支援で国外への渡洋飛行を実施し、米豪空軍との共同訓練に遜色なく取り組む部下隊員の精強な姿を目の当たりにし、空軍種のあるべき姿はここにあるとの信念を新たにした」と振り返る。
 その上で、「嘉手納基地所在の18航空団67飛行隊とともに訓練する機会を与えられ、今後の沖縄での共同訓練を、より円滑で効果的に実施する上でも大きな第一歩となった」と語った。
 また、今回初めて参加した204飛行隊(那覇)の上迫武士1尉は、同隊がF15近代化改修機と国産ミサイルAAM4の配備以来、効率的にパイロットを訓練し、データリンクによる情報共有のもと、AAM4の能力を生かした運用に習熟してきたことを説明した。その上で、「航空自衛隊の任務遂行能力の高さを実感するとともに、さらなる能力向上という時代の要求に応えられるよう今後も尽力していきたい」と抱負を述べた。
 一方、8空団6飛行隊(築城)から参加した平山章二1空尉は、作戦の立案から実際のフライト、その後の反省までを米豪空軍とともに実施したことに触れ、「他国の運用要領を理解し、連携要領を習得することができたことは大きな糧となった」と言う。
 特に、普段の訓練とは異なり、他国空軍と意思疎通を図って訓練を実施することの困難さを実感できたという。
 実際、英語漬けになったのは確かなようで、「英語の重要性をより一層痛感した。我々も(訓練での)英語公用化の時代が来るのではないかと感じた」とも述べた。
 今回で3回目の参加となった江口陽亮3曹(8空団6飛行隊)は、「初参加の時は準備に長時間を要したが、今では短期間で周到な準備をして展開から撤収までの一連の流れも円滑になった。米豪空軍の航空機整備員との交流は非常に貴重な経験だった」と話す。
 江口3曹は期間中、米空軍による取材を受け、アンダーセン空軍基地のホームページでインタビュー動画とともに紹介されているという。
 

12/6日付
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写真で見る 航空自衛隊 1年の訓練風景② 滑走路復旧訓練

 模擬滑走路に埋設された500ポンドと340キロ爆弾2発が爆破した瞬間(9月13日、日出生台演習場で)
 爆破によってできた直径10メートルの弾痕を検証する隊員
 安全かつ迅速に土砂を除去し、滑走路を復旧するブルドーザー
 滑走路に敷くグラスファイバー製のマット「FFM」を展張する隊員
 破壊された滑走路の被害復旧能力の向上を目的とした空自施設部隊による24年度「実爆を伴う滑走路被害復旧訓練」が9月13日、大分県の日出生台演習場で行われた。
 訓練は、「500ポンドと340キロ爆弾2発の空爆により、滑走路が破壊された」との想定で、西部航空施設隊を中心とする5、8両空団の隊員約270人が復旧作業に取り組んだ。
 陸海空自の施設関係者や研修者約300人が見守る中、西施隊第1作業隊を主担当に事前に作られた縦25×横50メートルの模擬滑走路が、空爆を想定してあらかじめ埋設された2発の爆弾により同時に爆発、破壊された。
 直後に8空団の不発弾処理隊の隊員が被害調査のため現場に立ち入り、爆破完了を確認。その後、資料収集隊が地表にできた直径約13メートルと同10メートル、深さ約3メートルの二つの弾痕を検証した。最後に防護マスクと戦闘防護衣を着用した5空団の隊員により、化学兵器などの危険がないことが確認された。
 これらを踏まえ、復旧に当たる2個小隊が直ちに作業を開始した。ブルドーザーとショベルローダーが周辺の土砂を素早く除去し、油圧ブレーカーが弾痕周辺のコンクリートの塊に亀裂を入れて細かく粉砕、油圧ショベルとブルドーザーがコンクリート片を手際よく隅に排除した。
 爆破口はまもなく砂利で埋め戻され、その上をローラーが転圧、グレーダーが表面をならして整地を完了した。
 続いて計測員が航空機の離着陸に必要な地盤強度を確認。マット班が滑走路脇で組み立てたグラスファイバー製マット「FFM」(約18×16メートル)と、金属製のマット「AM2」(約24×17メートル)が重機でけん引され、次々と展張、アンカーボルトで固定された。
 最後に滑走路に沿って非常用滑走路灯が設置され、作業を終えた。
 

12/6日付
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写真で見る 航空自衛隊 1年の訓練風景③ ・救難戦技競技会 ・ペトリ年次射撃

救難戦技競技会

 戦闘機パイロットの緊急脱出を想定、1分1秒を争う緊急発進のため、UH60J救難ヘリに全速力で駆け込むクルー(10月、千歳基地で)
 洋上で遭難者(ダミー人形)をホイスト救助する救難員(10月、苫小牧沖で)
 平成24年度の航空救難団救難戦技競技会が10月5日から12日まで、千歳基地と苫小牧市沖の洋上、周辺空域で行われた。
 今回で6回目となる競技会には、千歳、秋田、松島、百里、新潟、浜松、小松、芦屋、新田原、那覇の10個救難隊から各隊長以下(秋田と新潟は副隊長)、操縦者、救難員、機上整備員、機上無線員、整備員など計約160人の精鋭が参加し、日頃の訓練成果を競い合った。
 競技は「飛行」「整備」「指揮所活動」の3部門で行われ、飛行部門では、戦闘機の緊急脱出を想定し、一定時間(40分)内での捜索救助能力を評価した。
 整備部門は、飛行前点検(PR)、故障探求(FTA)の2部門で行われ、安全で確実な動作のほか、航空機不具合の発見、修復の手順の早さ、正確さなどを審査した。
 指揮所部門では「漁船火災が発生し、船員6名が救命いかだで漂流中」の状況を想定し、災害派遣に対する指揮所活動を実施。各チームの迅速で的確な状況判断などについて評価した。
 これら各部門の評価を総合した結果、芦屋救難隊(隊長・植野英二2佐)が初めての優勝を勝ち取った。

ペトリ年次射撃

 勢いよく打ち上げられるペトリオットミサイル(11月、マクレガー射場で)
 陣地変換後、一刻を争い猛ダッシュでペトリ器材の設置に取り掛かる2高群の隊員(11月)
 空自の平成24年度高射部隊年次射撃訓練が8月21日から11月17日まで、米ニューメキシコ州のマクレガー射場で行われた。
 空自高射部隊から計約380人が参加。現地では高射教導隊(浜松)の指導のもと、全国6個高射群が順番に渡米して、ペトリオットミサイルを実射した。
 

12/6日付
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「朝雲」書店でも販売 東京・神田 書泉グランデなど

 ミリタリー・鉄道関連書籍の売場入り口脇で販売されている「朝雲」(「書泉グランデ」で)
 本の街で知られる東京・神田神保町の書店「書泉グランデ」と、秋葉原の「書泉ブックタワー」で、本紙「朝雲」が10月から店頭に並んでいる。
 「書泉グランデ」は、コミックなどを中心にそろえる「書泉ブックマート」とともに、神保町を代表する大型書店の一つ。専門性の高い品ぞろえで知られている。特に鉄道、ミリタリー関係の書籍・グッズの充実ぶりは都内でも屈指で、鉄道ファンからは「聖地」とも呼ばれるほど。
 地下1階、地上6階のフロアのうち、「朝雲」は5階はミリタリー、自動車関連の売り場で販売されている。
 「自衛官に読まれている『朝雲』には、他では読めないニュースが載っている。ファンの方に喜ばれると考えた」と話すのは同店の笠間祐一リーダー。購買層は出版関係の人が多いという。「あそこに行けば何かある、と思ってもらえる店でありたい。『朝雲』をもっと認知してもらえるようにしたい」と話している。
 「書泉グランデ」の所在地は、東京都千代田区神田神保町1の3の2で、営業時間は午前10時から午後8時。「書泉ブックタワー」は同区神田佐久間町1の11の1で、午前10時から午後9時まで。詳しくは「書泉」公式ホームページ(http://www.shosen.co.jp)で。

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