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アデン湾監視飛行777回 ジブチ航空部隊任務運行

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11/8日付
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アデン湾監視飛行777回 ジブチ航空部隊任務運行

 アデン湾での監視飛行777回達成を記念し、P3C哨戒機と写真撮影を行う海賊対処航空隊11次隊員(10月27日、ジブチ国際空港で)
 ジブチを拠点にP3C哨戒機でアデン湾の監視任務に当たっている海自海賊対処航空隊第11次隊(隊司令・森脇仁1佐以下、陸自隊員約70人を含む約190人)は10月27日、1次隊からの累計で「任務飛行777回」を達成した。
 この日、海自のP3C哨戒機5064号機(機長・藤岡慶一3佐以下、15人)がアデン湾の警戒監視飛行を終えてジブチ国際空港に着陸、777回目の任務飛行を無事終了した。
 藤岡機長は「多くの人に支えられ達成できた。今後も引き続き、任務達成のために、クルー総員で全力を尽くします」と任務への意気込みを語った。
 また、航法通信員の工藤3尉は「各国艦艇や商船と情報交換するたびに、任務の重要性を感じ、身が引き締まる思い」とする一方、機上武器員の加藤1曹は「海賊の疑いのある船舶を絶対に見逃さないように、丁寧に(カメラの)シャッターを切るよう心がけています」と話している。11次隊は10月7日にP3C哨戒機2機で八戸基地を出発。13日に10次隊と任務を交代した。
 

11/8日付
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「しらせ」南極に向け11月11日晴海を出港

 統幕は11月2日、海自砕氷艦「しらせ」(1万2650トン、艦長・松田弘毅1佐以下約170人)の第54次南極地域観測協力の概要について発表した。
 同艦は文部科学省の南極観測を支援するため、11月11日、物資約1082トンを積んで東京・晴海を出港、豪フリーマントルで観測隊員73人を乗せ12月末に南極の昭和基地に到着し、燃料や糧食の輸送や野外観測支援を行う。「しらせ」は2月中旬に53次越冬隊を収容して帰路につき、豪シドニーを経て来年4月10日に東京に帰国する予定。
 

11/8日付
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米軍主催の国際掃海訓練「IMCMEX12」 「うらが」「はちじょう」 ペルシャ湾へ

 並んで航行する日米の掃海艦艇。手前から掃海母艦「うらが」、米掃海艦「アーデント」、同「パイオニア」(10月20日、ペルシャ湾内のバーレーン沖で)
 米第5艦隊(司令部バーレーン)主催の国際掃海訓練「IMCMEX12」が9月16日から27日までアラビア半島周辺海域で行われ、海自から51掃海隊司令の河上康博1佐を指揮官に、掃海母艦「うらが」(5650トン、艦長・触井園淳2佐)、掃海艦「はちじょう」(1000トン、艦長・小林倫彦3佐)と隊員約180人が参加した。
 同訓練は石油タンカーなどの大動脈であるホルムズ海峡などが機雷で封鎖された場合などを想定して、初めて実施されたもので、米、日の掃海部隊のほか、英、仏、伊、蘭、加、豪、ニュージーランド、ヨルダン、イエメン、エストニアなど30カ国以上が参加した。
 訓練に先立ち、19日に現地を訪れた徳丸掃海隊群司令が派遣隊員に対し訓示。「海上自衛隊は湾岸戦争以降、動的防衛力を具現化する活動を実施してきたが、その先駆けが20年前の掃海部隊だった。今回の訓練は、海上輸送に依存している我が国にとっても非常に重要。全力で訓練に当たり、多くの成果を上げてほしい」と激励した。
 国際掃海訓練は2フェーズに分かれ、前半(19日まで)は参加各国の艦艇がバーレーンのミナサルマン港に集結し、乗員らが機雷掃海に関する情報交換やスポーツ交歓などを通じて協力関係の強化を図った。
 後半(20日以降)は各艦艇がペルシャ湾内などに出港し、訓練海域で実際の機雷掃海・掃討訓練に臨んだ。海自部隊は掃海艦「はちじょう」が搭載する深々度型の機雷処分具「S7」を使った機雷掃討訓練を行ったほか、掃海母艦「うらが」にイギリス海軍の掃海艦艇を横付けする訓練を実施した。水中処分隊員は米軍と協力して潜水活動による機雷処分訓練に当たった。
各国からは米の「トレントン」級ドック型輸送揚陸艦「ポンセ」、「アヴェンジャー」級掃海艦「パイオニア」「アーデント」「ウォーリア」、英「ハント」級掃海艇「アザーストーン」などが参加し、それぞれ最新の掃海法などを展示した。
派遣部隊は、訓練後7カ国を訪問して親善活動を実施、11月22日に横須賀に帰国する予定。
 報道陣を乗せるため、「うらが」(中央)に横付けした英掃海艦「アザーストーン」(右)。左奥は掃海艦「はちじょう」(10月21日、バーレーン沖で)
 海賊の出現などに備え、「うらが」艦上で12・7ミリ機関銃の射撃訓練を行う乗員(アラビア海で)
 ペルシャ湾に向け航行中、前方の「うらが」から洋上給油を受ける掃海艦「はちじょう」
 米輸送揚陸艦「ポンセ」の後部ハッチで機雷処分訓練の準備に当たる海自の水中処分隊員(9月18日、バーレーンのミナサルマン港で)
 

11/8日付
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露偵察機が日本海南下

 ロシア空軍のイリューシンIL20型電子偵察機1機が11月2日、ハバロフスク州方面から北海道沖の日本海に飛来。秋田沖、北陸沖を南下して山陰沖に到達、隠岐島と竹島の間を抜けて見島沖で周回した後、再び隠岐島と竹島の間を抜けて針路を北北西に変えてウラジオストク方面に戻った。このため、空自の北空、中空、西空のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。
 10月26日にも同型機による同様のルートの偵察があったばかり。侵犯には至らなかったが統幕は2日、空自機が撮影した偵察機の写真と航跡図を公開した。
 

11/8日付
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防医大「並木祭」開催 お手のもの「健康診断」「糖尿病無料相談会」も

 とびっきりの笑顔と優しい言葉で来場者の血圧を測るナースのタマゴたち(10月16日、防衛医科大学校で)
 東部方面衛生隊による野外手術システムの展示
 希望者には最新の医療機器を用い、健康診断も行われた

歩み~Will move Forward!

 将来の自衛隊医官やナースを養成する防衛医科大学校(埼玉・所沢市)の「並木祭」が10月6、7の両日開かれ、2800人の来場者でにぎわった。
 同祭は医学科学生と看護学院学生が計画・運営する文化祭で、37回目となる今年は、東日本大震災の復興と被災者への激励を込め、「歩み~Will move forward!」をテーマに行われた。
 お笑いコンビ「キングオブコメディ」や女性タレント「YOU」がギャグとお色気で人気を集めるのに対抗して、実行委員長の濱口大志学生(医学科4年)、柚木のどか学生(看護学院2年)以下の学生たちは、芸能人に負けまいと来場者に対し積極的に医療サービス。希望者への健康診断では、最新の医療機器を用いて身体組成や血管年齢を計測し、喜ばれた。
 さらに糖尿病無料相談会では医師から直接アドバイスが受けられることから、用意した整理券があっという間になくなり、2日間で363人が受診した。
 学生にとっては年に1度の文化祭だけに楽しい企画も盛りだくさん。野外ステージでは歌自慢、ビンゴ大会、ヒーローショーやミス並木祭コンテストなどを実施。屋内では演劇部、合唱部、吹奏楽部などがそれぞれ練習成果を発表した。
 他大学と違う並木祭の最大の特色は、自衛隊から全面支援を受けていること。東部方面衛生隊(朝霞)は最新の野外手術システムを展示し、32普連(大宮)は高機動車で構内一周の体験走行を、1偵察隊(練馬)は野外炊具を使ってカレーライスの炊き出しを行い、それぞれ被災地での救援活動の一端を披露した。
 将来の自衛隊医官のタマゴである学生たちは、訓練や勉学の合間を縫って並木祭の準備を進めてきただけに、当日は将来を見据えて自分たちの能力を積極的にアピール。病気やけがに苦しむ人たちを救う自分たちの任務についても再確認していた。
 最後に、180発の花火を盛大に打ち上げ、並木祭の幕を閉じた。 (防医大)
 
 

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