東御苑内にある二の丸庭園の池に、鰭の長い観賞用コイ「ヒレナガニシキゴイ」50匹を新たに放流あそばされた天皇、皇后両陛下 御尊影= 9日午後、宮城(皇居)東御苑
東御苑内にある二の丸庭園の池に、鰭の長い観賞用コイ「ヒレナガニシキゴイ」50匹を新たに放流あそばされた天皇、皇后両陛下 御尊影 左は上田埼玉県知事 = 9日午後、宮城(皇居)東御苑
東御苑内にある二の丸庭園の池に、鰭の長い観賞用コイ「ヒレナガニシキゴイ」50匹を新たに放流あそばされた天皇、皇后両陛下 御尊影 左は上田埼玉県知事 = 9日午後、宮城(皇居)東御苑
君が代
謹んでお伝えいたします。
畏くも天皇陛下におかせられましては9日、宮城(皇居)東御苑内にある二の丸庭園の池に、鰭の長い観賞用コイ「ヒレナガニシキゴイ」50匹を新たに放流あそばされた。ヒレナガニシキゴイは50年前、陛下が皇太子時代にインドネシアを行啓あそばされた際、魚類学者でもあられる陛下は、鰭の長い同国産コイと日本産の交配を思いつかれたのがきっかけで、誕生した品種。宮城(皇居)の池では来園者の目を楽しませてきたが、数が減ったため追加されました。
「国際親善」とは何かを臣民にお手本をお示しあそばされておられるように、筆者は憚りながら思います。
「描き継ぐ日本美-円山派の伝統と発展」を鑑賞される天皇、皇后両陛下 御尊影=7日午後、宮城(皇居)東御苑の「三の丸尚蔵館」
畏くも天皇陛下におかせられましては7日、宮城(皇居内)の三の丸尚蔵館で展覧会「描き継ぐ日本美-円山派の伝統と発展」をご覧あそばされた。
文化勲章受章者と文化功労者を招き、京大教授山中伸弥さん(右から3人目)らに声を掛けられる天皇、皇后両陛下 御尊影=5日午後、宮殿・連翠
畏くも天皇陛下におかせられましては5日、今年度の文化勲章受章者と文化功労者を宮城(皇居)宮殿に招かれ、茶会を催しあそばされた。皇太子殿下、秋篠宮殿下、同妃殿下も陪席あそばされた。
茶会には、映画監督の山田洋次さん(81)やノーベル医学・生理学賞に決まった幹細胞生物学の山中伸弥さん(50)ら文化勲章受章者6人のほか、文化功労者に選ばれた画家・絵本作家の安野光雅さん(86)らが両陛下、皇族方の謁を賜わりました。
両陛下をはじめ、皇族方は招待者らとテーブルを囲んで和やかに歓談あそばされた。
畏くも天皇陛下におかせられましては9日、宮城(皇居)東御苑内にある二の丸庭園の池に、鰭の長い観賞用コイ「ヒレナガニシキゴイ」50匹を新たに放流あそばされた。ヒレナガニシキゴイは50年前、陛下が皇太子時代にインドネシアを行啓あそばされた際、魚類学者でもあられる陛下は、鰭の長い同国産コイと日本産の交配を思いつかれたのがきっかけで、誕生した品種。宮城(皇居)の池では来園者の目を楽しませてきたが、数が減ったため追加されました。
畏くも両陛下におかせられましては、品種改良などを行っている埼玉県から献上された15センチ程度のコイをバケツで、ゆっくりと池にご放流あそばされた。
二の丸庭園の池のコイは、平成3年にタイのチュラポン王女からプレゼントされたものなど22匹を両陛下がご放流されて以来、世代交代を繰り返している様子だったが、最近は8匹まで減っていました。
側近によると、「国際親善のコイだから、両陛下は絶やしては良くないと考えられたのではないか」とコメントしています。
ご放流後、畏くも両陛下におかせられましては、上田清司・埼玉県知事、鈴木邦雄・県農林総合研究センター水産研究所長からヒレナガニシキゴイの品種改良などについて説明お受けになられました。
「国際親善」とは何かを臣民にお手本をお示しあそばされておられるように、筆者は憚りながら思います。
畏くも天皇陛下におかせられましては7日、宮城(皇居内)の三の丸尚蔵館で展覧会「描き継ぐ日本美-円山派の伝統と発展」をご覧あそばされた。
展覧会は江戸中期の絵師・円山応挙の画風を継いだ円山派の作品を紹介するもので、両陛下は描かれた動物や植物を話題にしながら、楽しそうにご覧になられた。円山応挙の著名な弟子には呉春や長沢蘆雪、森徹山、源などがいる。応挙を祖とするこの一派は「円山四条派」と称され、現代にまでその系譜を引く京都画壇の源流となっています。
畏くも天皇陛下におかせられましては5日、今年度の文化勲章受章者と文化功労者を宮城(皇居)宮殿に招かれ、茶会を催しあそばされた。皇太子殿下、秋篠宮殿下、同妃殿下も陪席あそばされた。
茶会には、映画監督の山田洋次さん(81)やノーベル医学・生理学賞に決まった幹細胞生物学の山中伸弥さん(50)ら文化勲章受章者6人のほか、文化功労者に選ばれた画家・絵本作家の安野光雅さん(86)らが両陛下、皇族方の謁を賜わりました。
両陛下をはじめ、皇族方は招待者らとテーブルを囲んで和やかに歓談あそばされた。