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「観艦式」ウィーク 「守る この海・夢・未来」 各地で関連イベント

10/11日付
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「観艦式」ウィーク 「守る この海・夢・未来」 各地で関連イベント

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 観艦式を祝い、横浜大桟橋で電灯艦飾を行う輸送艦「くにさき」(左)と護衛艦「ひゅうが」。2隻の大型艦の電飾で横浜港はオレンジ色に染まった(10月7日)
 「守る この海・夢・未来」をキャッチフレーズにした海自創設60周年記念「2012自衛隊観艦式」の関連イベントが10月6日から神奈川県横須賀市、横浜市、千葉県木更津市などで始まった。
 「観艦式」は14日、野田首相を観閲官に迎えて相模湾で行われるが、6日から1週間の「観艦式ウイーク」では、艦艇一般公開、海洋安全保障シンポジウム、青少年海自体験ツアー、音楽隊コンサートなどが各地で開催され、海自隊員と市民の交流が図られている。
 自衛隊記念日中央行事として行われる「観艦式」には艦艇40隻、航空機33機が参加予定。今回は米巡洋艦、豪フリゲート、シンガポール揚陸艦の3艦が特別に加わる。
 関連イベントでは、7日、横浜市の客船ターミナルでヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」と輸送艦「くにさき」が一般公開を行ったほか、満艦飾と日没後の電灯艦飾を実施した。この日、「ひゅうが」艦内では識者、政府関係者、外国海軍軍人、大学生らを迎えて海洋安全保障シンポジウムも開催された。このほか横須賀教育隊(武山)などでは、青少年海自体験ツアーも実施された。
 同ウイーク中、観艦式の事前訓練も8、11日に行われ、抽選で選ばれた一般見学者が各艦艇に乗艦、一足先に相模湾での洋上パレードや訓練展示を見学した。
 式前日の13日午後には横浜市のみなとみらい地区で海自音楽隊が一堂に会し、演奏会を開催する。
 14日の式当日は、観艦式の模様が艦上からインターネットでライブ配信される予定。これら観艦式関連イベントの詳細は海自ホームページを参照。
 

10/11日付
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孤児院訪問やスポーツ交流 南スーダンPKO施設2次隊

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 孤児院を訪れ、子供たちと水風船を作って一緒に遊ぶ陸自隊員。女の子の笑顔が印象的だ(10月上旬、南スーダンの首都ジュバで)
 国連の南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に派遣され、同国のインフラ整備に当たっている陸自施設隊2次隊は、施設活動の傍ら、孤児院訪問などのボランティア活動を積極的に行っている。
 首都ジュバにある女子孤児院では1歳児から15歳くらいまでの子どもたち約40人が共同生活を送っている。
 隊員たちは毎週土曜日に5人から10数人のグループで定期的に訪れ、廃材を利用して作った竹馬や積み木などをプレゼントして女児たちと一緒に遊んだり、バレーボールやバドミントンなどのスポーツを楽しむなどして交流を図っている。
 隊員はこのほか、地元の小学校を訪れ、サッカーなどのスポーツ交流を行ったり、日本人シスターが在籍する教会を訪問して畑の草取りなどの慈善活動を行って日本隊への理解促進に努めている。
 

10/11日付
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最後の寄港地シアヌークビルに到着 遠航部隊

 海自遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」「しまゆき」、護衛艦「まつゆき」で編成、指揮官・淵之上英寿将補以下、実習幹部約190人を含む約760人)は10月6日、最後の寄港地となるカンボジアのシアヌークビルに到着した。
 これに先立ち、同隊はスリランカのコロンボ(9月14日~19日)、バングラデシュのチッタゴン(24日~27日)に立ち寄り、マラッカ海峡を通過。10月6日にカンボジアのシアヌークビルに到着した。
 同地には10日まで滞在し、22日に東京・晴海に帰国予定。
 

10/11日付
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中国海軍の艦艇7隻 宮古水道から太平洋へ

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 10月4日午後6時から7時頃にかけ、沖縄・宮古島の北東約110キロの海域(宮古水道)を東シナ海から太平洋に向けて南東進する中国海軍艦艇7隻を、海自13護衛隊(佐世保)の護衛艦「いそゆき」と5空群(那覇)のP3C哨戒機が確認した。
 7隻は、「ルージョウ」級ミサイル駆逐艦=写真(上)(満載排水量7000トン、艦番号116から「石家荘」と見られる=以下同)、「ルフ」級駆逐艦(4600トン、112「ハルビン」)、「ジャンカイⅡ」級フリゲート(3900トン、546「塩城」)、「ジャンウェイⅡ」級フリゲート(2400トン、528「綿陽」)、「フーチン」級補給艦(2万2000トン、881「洪澤湖」)、「ダージャン」級潜水艦救難艦(1万2000トン、861「長興島」)、「ダーラオ」級潜水艦救難艦=写真(下)(9500トン、864「海洋島」)で、艦隊はその後、宮古水道を抜けて太平洋に出た。
 公刊資料によると、これら艦艇の多くは中国海軍北海艦隊(司令部・青島)に所属していることから、黄海方面から南下してきたものとみられる。戦闘艦艇には2隻の潜水艦救難艦が随伴していたが、潜水艦の存在は確認されなかった。
 

10/11日付
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<西風東風>
長期連休中も大規模軍事演習 東、南シナ海、黄海などで

 9月30日に始まった中秋節、国慶節(建国記念日)に伴う8日間の長期連休期間中、中国軍は東、南シナ海、黄海など自国周辺海域で大規模な軍事演習を行い、陸海空の戦闘準備状況を緊急点検した。領土紛争の相手国である日本、ベトナムに対し威圧するとともに、西太平洋で警戒中の米空母部隊へのけん制の意味を持つとみられる。国営新華社通信系のニュースサイト、新華網が伝えた。
 各紙の報道によると、南海艦隊は2日、ベトナムとの領土紛争を抱える南シナ海の西沙諸島(パラセル諸島)周辺海域で船舶の臨検と拿捕の訓練を実施。また、江蘇省南京市付近の空軍某部隊所属の「遠距離砲兵部隊」(ミサイル部隊)と戦略ミサイル部隊に緊急出動を命令して、戦闘準備状況を点検した。
 北海艦隊は、新型ミサイル艇4隻が黄海で実戦演習を展開。うち、「022型」ステルスミサイル高速艇は、レーダーに探知されず敵艦隊に近づき、数分間隔でミサイル8本を発射できる。演習は米空母部隊のけん制の目的で行われた。
 東海艦隊も9月30日の中秋節に、東シナ海で、戦闘機、戦略爆撃機、ミサイル駆逐艦が参加する大規模な海空合同の実弾射撃訓練を実施した。同艦隊は沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)を管轄する。
 また、中国中央テレビ局(CCTV)は、連休期間中、中国海軍陸戦隊が島嶼奪取を想定した実弾演習を実施し、装甲部隊、歩兵、偵察、通信、ミサイルなど各部隊の実戦能力を点検したと報じた。
 赤色信号弾2発の発射とともに、揚陸艦のハッチが開いて第一突撃隊が沃水(よくすい)。別に偵察任務の「フロッグマン」が専用輸送装置で密かに上陸し、島嶼上の砲兵陣地や防御施設の位置情報などを収集。指揮所は情報に基づき、第一突撃隊に火力による敵陣地の制圧を命じた。間もなく各突撃隊が海岸陣地から突撃して敵の各拠点を分断。続いて残敵を掃討し島嶼の主要部を占領した。
 軍事アナリストは「中国海軍の原子力潜水艦と第二砲兵(戦略ミサイル部隊)のミサイルは米空母を標的にできる」と話している。また、中国の一部ネットメディアは、米空母が南、東シナ海に入ったため、中国原潜が反撃準備を終える一方、第二砲兵のミサイル数十基が標的に照準を合わせたと伝えた。        
 (台湾=中岡秀雄)
 
 

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