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日豪が国内で初の戦闘機共同訓練へ
協定の年内締結目指す
(2017年4月20日)
2017年4月27日更新
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日豪の連携をアピールする(右から)稲田防衛相、岸田外相、ビショップ外相、ペイン国防相(4月20日、東京都港区の外務省飯倉公館で)
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昨年8月以来の防衛相会談を前に再会を喜び、握手する稲田防衛相(右)とペイン豪国防相(4月19日、防衛省で)
日豪両政府は4月20日、外務・防衛担当閣僚協議「2プラス2」を都内で開き、2018年に空自と豪空軍の戦闘機による共同訓練を初めて日本国内で実施することなどを盛り込んだ共同声明を発表した。自衛隊と豪州軍との共同訓練や運用を円滑化する新たな協定についても今年中に締結を目指すことを確認した。協議には日本から岸田外相、稲田防衛相、豪州からビショップ外相、ペイン国防相が出席。協議後の共同記者会見で稲田大臣は「日豪空軍種共同訓練はこれまでにない新たな一歩となる。豪州とさまざまな分野で多面的かつ重層的に防衛協力を推進したい」と述べた。
日豪「2プラス2」は2007年の初開催以来、今回で7回目。前回は15年11月に豪州で開かれた。
4大臣は、日豪首脳による「安全保障協力の共同宣言」から今年で10周年を迎えたことを歓迎するとともに、民主主義、人権、法の支配などの共通の価値に基づく両国の「特別な戦略的パートナーシップ」のさらなる強化を再確認した。
共同声明では、2018年に豪空軍の戦闘機が来日し、日本国内で初となる空自戦闘機との共同訓練を実施することが明記された。
日豪空軍種間では2011年7月、米アラスカ州で行われた米空軍の多国間演習「レッド・フラッグ・アラスカ」に参加した空自のF15戦闘機と豪空軍のFA18戦闘攻撃機が現地で初の・・・
防衛関連ニュース
ペンス副大統領が初来日
「日米同盟は平和の礎」日米隊員前に演説
(2017年4月19日)
2017年4月27日更新
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空母「ロナルド・レーガン」の艦上で演説し、日米両隊員を激励するペンス米副大統領。写真奥は海自隊員(4月19日、米横須賀基地で)=米海軍提供
就任後、初来日したマイク・ペンス米副大統領は4月19日、米海軍横須賀基地に停泊する空母「ロナルド・レーガン」の艦上で演説し、米軍将兵と海上自衛隊員ら約2600人を激励した。海自からは道満誠一横須賀総監や井上司自衛艦隊幕僚長など約100人が出席した。
ペンス氏は「日米同盟は平和、繁栄、自由の礎だ」とした上で、「米国はあらゆる能力を用いて日本を防衛する。日本は米国の友人であり同盟国だ。その土台に立ち、我々は・・・
防衛関連ニュース
海自と米空母 西太平洋で共同巡航訓練
(2017年4月23日~)
2017年4月27日更新
海自は4月23日、空母「カール・ビンソン」など米艦艇との共同巡航訓練を西太平洋海域で開始した。
海自からは2護群司令の泉博之将補を指揮官に、4護群4護隊(呉)の護衛艦「さみだれ」と2護群2護隊(佐世保)のイージス護衛艦「あしがら」が参加。21日朝に佐世保基地を出港し、フィリピン海で空母「カール・ビンソン」、イージス巡洋艦「レイク・シャンプレイン」、同駆逐艦「マイケル・マーフィー」など米艦艇と合流、23日から各種戦術訓練を開始した。
防衛関連ニュース
日米韓局長級協議 連携強化を確認
(2017年4月19日)
2017年4月27日更新
日米韓の防衛当局は4月19日、都内で第9回となる局長級の実務者協議(DTT)を開き、北朝鮮の核・ミサイル脅威に3カ国が緊密に連携対処することなどを盛り込んだ共同ステートメントを発表した。会議には防衛省から前田哲防衛政策局長、米国防省のデビッド・ヘルビー国防次官補代行、韓国国防省の魏昇鎬(ウィ・スンホ)国防政策室長が参加した。
3氏は北朝鮮に対し、(1)・・・
防衛関連ニュース
平成29年度「水交会の海軍歴史公開講座」
2017年4月27日更新
水交会では、会員の海軍歴史研究に寄与するため、これまでの「海軍の歴史勉強会」を「水交会の海軍歴史公開講座」と改称し、29年度は「日本海軍の教育」をテーマに次のとおり実施します。
▽第13回(5月7日)「士官養成教育―兵学校教育」講師=岩橋幹弘氏(海自幹校)
▽第14回(7月)「志願・徴兵制と海兵団教育」渡邊穣氏(海軍史研究家)
▽第15回(9月)「アカデミーの府―大学校教育」高橋秀典氏(海軍史研究家)
▽第16回(11月)「術科教育の本流―砲術・水雷教育」駄場裕司氏(海軍史研究家)
▽第17回(平成30年1月)「混迷する士官・下士官への機関術科教育」田中宏巳氏(防大名誉教授)
▽第18回(3月)「航空隊による海軍航空教育」横山久幸氏(元防大教授)
▽第14回(7月)「志願・徴兵制と海兵団教育」渡邊穣氏(海軍史研究家)
▽第15回(9月)「アカデミーの府―大学校教育」高橋秀典氏(海軍史研究家)
▽第16回(11月)「術科教育の本流―砲術・水雷教育」駄場裕司氏(海軍史研究家)
▽第17回(平成30年1月)「混迷する士官・下士官への機関術科教育」田中宏巳氏(防大名誉教授)
▽第18回(3月)「航空隊による海軍航空教育」横山久幸氏(元防大教授)
講座の詳細は水交会ホームページに掲載。