Quantcast
Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

装輪155ミリ榴弾砲 試作車両が完成 防衛装備庁

$
0
0
 トップニュース

装輪155ミリ榴弾砲 試作車両が完成 防衛装備庁

2018年9月3日更新

イメージ 1

 舗装路面で射撃姿勢をとる新開発の「装輪155ミリ榴弾砲」。トラック一体型となり、現有のFH70に比べ、戦略機動性、生存性が大きく高まる(防衛装備庁提供)
陸自演習場で走行・射撃試験を実施中
 防衛装備庁が開発中の陸自向け「装輪155ミリ榴弾砲」の試作車両5両がこのほど、プライムメーカーの日本製鋼所から納入され、現在、陸自演習場などで走行・射撃試験が続けられている。同砲は牽引式の「155ミリ榴弾砲FH70」の後継となる予定で、トラックへの車載化により機動性が高められたほか、ネットワーク化により他部隊と連接され、効果的な火力発揮が行える。開発を担当した同庁の装備開発官(陸上装備担当)に同砲の特性を聞いた。

トラック一体型で機動性能がアップ
 開発中の「装輪155ミリ榴弾砲」は、陸自の野戦特科部隊が装備する牽引式「155ミリ榴弾砲FH70」の後継を目指す装輪タイプの自走砲だ。
 防衛装備庁長官官房装備開発官(陸上装備担当)が平成25年度から日本製鋼所と共に開発に着手し、現在、試作車両を使って同庁の陸上装備研究所が走行・射撃試験などに当たっている。
 現有のFH70は牽引式のため、取り回しに手間がかかり、9人の操作人員を必要とする。さらにトラック等で牽引するため、機動性能に制約があった。
 これに対し、新榴弾砲はトラック一体型として開発され、高速道路を自走できるほか、操作人員もFH70に比べ少なくて済み、さらに陸自のネットワークに連接して目標座標など戦闘情報を入手し、素早く陣地変換や射撃ができる。
 設計に当たっては、すでに国産開発されていた「・・・





 防衛関連ニュース

<技術が光る(74)>
 核電磁パルス防御盤/PDジャパン
 機器の1次側に設置するだけ

2018年9月3日更新

イメージ 2

 PDジャパンが開発した「核電磁パルス防御盤」
 ハイテク兵器を一瞬のうちに無力化することができる「電磁パルス(EMP)弾」。地上部隊や艦艇・航空基地の上空で炸裂すれば、各装備は〝落雷の直撃〟を受けたのと同じ状態になり、防御措置が取られていない電子機器はすべて破壊され、瞬時に機能を失う。
 このEMP弾による「サージ(大波)電流」から電子機器を守るための専用装置「核電磁パルス防御盤」の最新モデルが近く、PDジャパン(長野市)から発売される。
 この防御盤は、屋内外に設置された電子機器やデジタル資産を「直撃雷」「誘導雷」「人工雷サージ」などから守る装置。このうち、EMP弾から放出された「電磁パルス」は、送電網から配電線に侵入し、接続されている機器を直撃する。このサージ電流に耐えられない機器は瞬時に破壊され、最悪の場合、発煙・発火し、火災発生の原因にもなる。
 この「核電磁パルス防御盤」は国際ライセンス特許を用いたもので、PDジャパンが日本国仕様として初めて開発・商品化した。同防御盤は機器の1次側に設置するだけで、侵入したサージ電流を回路から切り離し、大地(アース)にバイパス処理させることで電子機器を守る。
 同社では防御盤の開発に当たり、欧米各国が核戦争に備えて装備している「・・・





 防衛関連ニュース

<世界の新兵器>
 強襲揚陸艦「馬羅島」(韓国)
 2番艦だが搭載装備大きく変更

2018年9月3日更新

イメージ 3

 釜山の韓進重工業で進水した韓国海軍の強襲揚陸艦「馬羅島」(韓国海軍HPから)
 去る5月、韓国海軍の強襲揚陸艦「馬羅島(マラド)」の進水式が釜山の韓進重工業で行われた。表向きは「独島(ドクト)」級の2番艦ということになっているが、実質的には「改独島」級と言えるものである。
 1番艦「独島」の就役後には、次の強襲揚陸艦は排水量が20%ほど大型化し、かつV22オスプレイやF35B戦闘機を視野に入れた航空機運用能力を強化した新型となるとの予想があったが、結局、2014年に建造が決定した時にはサイズ及び船型が「独島」とほぼ同じとなる2番艦となった。
 主要目は、基準排水量14,500(14,300=「独島」)トン、満載排水量19,300(18,800)トン、全長199(同)m、全幅31m、機関CODAD式ディーゼルエンジン×4基2軸(同)、最大速力23ノット(同)、航続距離10,000マイル/18ノット(同)であるが、主要兵装は、ヴァルカン・ファランクス×2(ゴールキーパー×2)、K-VSL×1(21連装RAM発射機×1)であり、捜索用レーダーF-STAR多機能及びSPS-550K水上/低空×各1(SMART-L3次元及びMW-08水上/低空各1)などとなっている。
 つまり、2番艦とは言いながら搭載装備などは上記以外でも大きく更新されているのである。1番艦「独島」から約13年目となった理由については、・・・





 防衛関連ニュース

<防衛トピックス> ―海外―
 高耐熱性ケース 日米で共同研究

2018年9月3日更新
 防衛省と米国防省は7月27日、「高耐熱性ケース技術」の共同研究に関する取り決めを行った。同研究は日米共同でロケットモーター用の高耐熱性CFRP(炭素繊維強化プラスチック)モーターケースを設計・製造し、試験を行う内容。その成果は将来の誘導弾の開発に生かされる。





 防衛関連ニュース

<防衛トピックス> ―国内―
 装輪装甲車(改)の開発事業を中止

2018年9月3日更新
 防衛省は7月27日、防衛装備庁が開発中の装輪装甲車(改)について、耐弾性、重量、量産コストに関する目標を満たして開発を完了できる見込みがたたないとして、開発事業を中止すると発表した。
 今後、改めて次期装輪装甲車の整備のありかたを検討する。





 防衛関連ニュース

シンガポール艦が横須賀寄港
「むらさめ」と親善訓練も
(2018年8月16日~22日)

2018年9月3日更新

イメージ 4

 入港歓迎行事で海自隊員から花束を受け取るシンガポール海軍フリゲート「テネイシャス」のリー・ジャン艦長(中央右)=8月16日、横須賀基地で
 米海軍が主催する環太平洋合同演習「リムパック」への参加を終えたシンガポール海軍のステルス・フリゲート「テネイシャス」(満載排水量3251トン、艦長・リー・ジャン中佐以下乗員約60人)が8月16日から22日まで、横須賀港に寄港した。同軍艦艇の訪日は17回目。
 入港行事には海自から横須賀地方総監部の佐々木司管理部長と、ホストシップを務めた護衛艦「むらさめ」(艦長・岡田周作2佐)の乗員ら約50人が、また「テネイシャス」からは約20人がそれぞれ出席した。
 佐々木部長は、昨年行われたシンガポール国際観艦式への海自艦艇の参加や、同国海軍の揚陸艦「エンデュランス」が今月1日にも佐世保に寄港したことについて触れ、「・・・





Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>