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西日本豪雨 自衛隊3万人態勢で継続 首相、防衛相が視察

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西日本豪雨 自衛隊3万人態勢で継続
首相、防衛相が視察 
(2018年7月21日、22日)

2018年7月26日更新

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 道路啓開に当たる50普連や14施設隊の隊員を激励する小野寺防衛相(白作業着、中腰)=7月22日、愛媛県宇和島市で=防衛省提供


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 安倍首相(右)から握手で激励を受ける46普連副連隊長の松崎映児2佐(7月21日、広島市安芸区矢野町で)=官邸フェイスブックより
捜索や生活支援
 7月5日から8日にかけて西日本一帯を同時多発的に襲った記録的な豪雨災害で、防衛省・自衛隊は24日現在、即応予備自衛官約300人を含む約3万1250人態勢で、広島、岡山、愛媛の3県を中心に引き続き懸命の捜索活動と被災者の生活支援に当たっている。
 安倍首相は21日に広島県、翌22日には小野寺防衛相が愛媛、岡山両県を訪れ、被災地で活動する自衛隊員を激励した。
 21日に広島県を視察した安倍首相は、広島市安芸区矢野町の土砂災害現場で行方不明者の捜索活動を行っている46普連(海田市)や13施設隊(同)などの隊員一人一人と握手を交わし、労いの言葉を掛けた。
 一方、22日に愛媛県を訪れた小野寺大臣は、西予市の野村小学校で入浴支援を行っている2後方支援連隊(旭川)などの部隊をはじめ、宇和島市の荒巻地区で道路啓開作業に当たる50普連(高知)や14施設隊(徳島)など、さらに同市の吉田公民館などで給水支援を実施している15即応機動連隊(善通寺)などの部隊を視察した。
 大臣は・・・





 防衛関連ニュース

西日本豪雨 土佐清水通信隊 いち早く給水支援
「救助犬分隊」初出動
(2018年7月10日、15日)

2018年7月26日更新

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 土佐清水通信隊から給水任務を引き継ぎ、断水中の病院のタンクに水を注ぐ空自の隊員(7月18日、愛媛県宇和島市の岩村外科胃腸科病院で)


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 広島県の土砂崩れ現場に進出し、がれきの山をかき分けて行方不明者を捜索する空自隊員と警備犬(7月15日)
命の水届けよ
 甚大な被害をもたらした西日本豪雨で3自衛隊は、全国から救援部隊を広島、岡山、愛媛各県の被災地に派遣し、支援に当たっている。四国唯一の空自部隊である土佐清水通信隊はいち早く愛媛県内の被災地に駆け付けて給水支援を行い、主力部隊の到着まで被災地住民の命を支える水の提供に力を尽くした。一方、7空団管理隊(百里)など全国各地から集結した警備犬部隊は空自として初めて被災地で行方不明者捜索に加わり、不明者を発見した。

宇和島市民病院へ急行 馬場隊長「引き続き災派部隊支える」空自土佐清水通信隊
 「病院の水が足りない!」――。土佐清水通信隊(隊長・馬場良介3佐以下約20人)は7月10日、全国の空自部隊に先駆けて宇和島市の宇和島市民病院に急行、〝命の水〟を届けた。
 上級部隊の西警団(春日)の隊員が到着するまでの間、3トン水タンク車を用意して待機。春日基地の隊員が到着するとともに隊員7人とタンク車3台を市民病院に向けて走らせ、到着後、ただちに・・・

「救助犬分隊」が初出動 陸自隊員とともに行方不明者捜索 空自7空団
 7空団管理隊の竹山修治1曹以下6人と警備犬6頭の「救助犬分隊」は7月12日夜、広島県の海田市駐屯地に入った。
 状況を把握し細部の調整を行った後、15日に37普連(信太山)など陸自普通科部隊とともに行方不明者捜索に加わった。空自の警備犬が災害派遣されるのは初めて。
 派遣された6人、6頭のうち、捜索に当たったのは「国際救助犬」の資格を持つ竹山1曹とキュー号(7空団管理隊)、笹田喬平3曹とアイオス号(中警団管理隊=入間)、松下祐斗3曹とロック号(同)、志賀敬祐3曹とベルディー号(8空団管理隊=築城)の4組。いずれも国際救助犬連盟公認の国際救助犬試験(A段階)に合格している。
 4組は呉市と・・・





 防衛関連ニュース

西日本豪雨 即応予備自に招集命令 被災者に寄り添う
陸自47普連 京都地本 鳥取地本
(2018年7月11日~13日)

2018年7月26日更新

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 被災者の血圧測定に当たる47普連衛生小隊の櫻田予備陸曹長(中央)=東広島市河内保健福祉センターで
47普連、櫻田予備曹長 被災者に寄り添う
 【47普連=海田市】47普連は西日本豪雨災害への対応のため7月11日、岡山県在住で連隊衛生小隊に所属する即応予備自衛官、櫻田和子予備陸曹長を招集した。
 招集された櫻田予備曹長は、東広島市河内保健福祉センターで避難している約50人の被災者の血圧測定などを行っている。
 また「・・・

京都地本、17人に交付
 【京都地本】京都地本(本部長・安孫子一1陸佐)は7月12日、西日本豪雨の災害派遣のため、京都府内在住の即応予備自衛官17人に対し招集命令書を交付した。
 招集命令書は安孫子本部長自ら雇用企業に伺うなど、一丸となって手交した。平日の昼間で・・・

鳥取地本も17人
 【鳥取地本】鳥取地本(本部長・松田靖史1陸佐)は7月12、13の両日、西日本豪雨の災害派遣のため、県内在住の即応予備自衛官17人に対し招集命令書を交付した。
 地本の隊員が職場や自宅に赴き一人一人に手渡した。命令書を受け取った1人は、「被災地で困っている方々のために、しっかりと任務を果たしたい」と力強く語った。





 防衛関連ニュース

西日本豪雨「我が国の宝」SNSで
隊員の献身的活動が反響

2018年7月26日更新
 西日本豪雨災害派遣での隊員たちの献身的な活動は、インターネット上でも反響を呼んでいる。
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス、投稿サイト)の「インスタグラム」には、活動の合間に体育館の片隅で仮眠を取る陸自隊員の写真とともに、「ただただ感謝しかありません」「どうか無事に、それぞれの家族の元へ帰れますように」などのコメントが載せられている。
 また、「ツイッター」には、きれいな水を被災者に提供し、自らは泥水を使う隊員の写真をシェアした倉敷市在住の男性の「自衛官は我が国の宝、我が国の最も誇るべき方々です」の投稿が載り、約5万4000件、引用投稿(リツイート)されている。





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