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海自遠洋練習航海部隊 所感文 ジャカルタ~フジャイラ

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海自遠洋練習航海部隊 所感文 ジャカルタ~フジャイラ
(2018年6月4日~22日)

2018年7月17日更新

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 インドネシア独立の英雄たちが眠るカリバタ英雄墓地で献花を行う海自遠航部隊の実習幹部(6月5日、ジャカルタで)


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 大使館職員から贈られたTシャツを着てインドネシア海軍の軍人と写真に納まる実習幹部(右から2人目)=6月4日、ジャカルタで


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 洋上で人員や物資を移送するハイライン訓練を行う練習艦「かしま」(手前)と護衛艦「まきなみ」(6月21日、フジャイラ沖で)
・・・他
各国の文化、価値観、宗教を学ぶ
 海自の30年度遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」と護衛艦「まきなみ」で編成、実習幹部191人を含む計584人)は6月22日、アラブ首長国連邦のフジャイラに入港した。以下は実習幹部による最初の寄港地インドネシアのジャカルタ滞在記と、中東・フジャイラに至る航海中の所感文。

ジャカルタに入港、滞在
現地で熱烈な歓迎を受ける 肥後 公人 3海尉
 練習艦隊は6月4日、4年ぶりにインドネシア・ジャカルタに寄港した。今年は、「国交樹立60周年」の記念すべき年で、入港に際しては、同国海軍や地元日系人、邦人などから熱烈な歓迎を受けた。
 入港後は、カリバタ英雄墓地への献花や独立記念塔モナスの見学、地元日系人団体による講話などさまざまな研修があった。
 現地では、自分の目や耳で見聞することで、インドネシアの独立や、その経済発展に「残留日本兵」などが大きく貢献したことを改めて知り、日本人として誇りに思うとともに、先人たちの功績を肌で感じた。
「戦わない努力」の継続を 平島 颯 3海尉
 ジャカルタ寄港に当たって、私は「インドネシアの普通」を体験すべく研修に臨んだ。地元市民と肩を並べて食事し、同じ交通手段を使い、自らの足で街を見て、少しでも言葉を覚え、積極的に会話も試みた。そうすることで、地元中学の学校事情、子供たちの感情表現、生活スタイルが大まかに見えた。これらの経験は、観光地巡りをしただけでは学ぶことができなかったはずだ。
 世の中の争いの多くは「価値観の違い」に起因するが、これは相手の文化や価値観を知っておくことで避けることができる。我々は自衛隊という実力組織に属しているからこそ、相手をよく知り、「戦わない努力」を続けていかなければならない。
五感で学ぶことの重要性 神内 良太 2海尉
 ジャカルタでの4日間は想像以上に有益で、刺激的であった。
 今回得た最も大きな知見は「五感で学ぶ」ことの重要性だ。実際にその場所に行き、自ら体験しなければ本当の知識は得られない。ネットや本の情報のみでは誤ったイメージを持つ可能性が高い。
 今後、我々は中東や北欧を回り、日本人があまり訪れない地にも寄港する。本航海を最大限活用し、自らの「五感」で学び、見識を深めていきたい。
・・・





 防衛関連ニュース

海賊対処水上29次隊、護衛艦「せとぎり」
総理特別賞状を受賞
(2018年7月4日)

2018年7月17日更新

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 海賊対処行動水上部隊29次隊の指揮官を務めた森山1佐(手前左)に内閣総理大臣特別賞状を伝達し、握手で激励する小野寺防衛相(7月4日、防衛省で)
森山1佐に1級賞詞
 ソマリア沖・アデン湾で約4カ月にわたる民間船舶などの護衛任務を終えて帰国した海自の海賊対処行動水上部隊29次隊(指揮官・森山進1佐=7護隊司令以下206人、護衛艦「せとぎり」)に7月4日、小野寺防衛相から内閣総理大臣特別賞状が伝達された。
 大臣室で行われた表彰式には山本副大臣、福田、大野両政務官、豊田事務次官、河野統幕長、山村海幕副長、武田人事教育局長が立会。
 小野寺大臣は「国際社会の重要な取り組みである海賊行為の抑止に大いに寄与するとともに、スリランカをはじめとする・・・





 防衛関連ニュース

南スーダン司令部要員 前田、森下3佐が帰国
大野政務官が労をねぎらう
(2018年6月28日)

2018年7月17日更新

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 防衛省の大野政務官(左)から労いの言葉を掛けられる森下3佐(右)と前田3佐(6月28日、東京都千代田区の中央合同庁舎8号館で)


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 山崎陸幕長(テーブル奥中央)に帰国報告する前田3佐(その左)と森下3佐(左端)。陸幕長の右は陸幕副長の高田克樹陸将、運用支援・訓練部長の沖邑佳彦将補=右手前(6月28日、陸幕第1応接室で)
 国連平和維持活動(PKO)の一環として、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)で約1年間、第9次司令部要員を務めた情報幕僚の前田優3陸佐と施設幕僚の森下史康3陸佐の2人がこのほど帰国し、6月28日、都内の中央合同庁舎8号館で帰国式が行われた。
 式では内閣府国際平和協力本部の能化正樹事務局長が「我が国の国益増進と存在感を示し、立派に任務を果たした」と赤間二郎副大臣の言葉を代読し、2人の活躍をたたえた。
 続いて、防衛省を代表して大野敬太郎政務官が「皆さんの活動が世界で最も新しい国の平和を支えている」と労をねぎらい、外務省総合外交政策局の長岡寛介参事官は「日本の顔として一生懸命働かれたことは国内外で高く評価されている」と述べ、・・・





 防衛関連ニュース

全国防衛協会連合会が総会 5議案を全会一致で承認
(2018年7月4日)

2018年7月17日更新

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 全国防衛協会連合会定期総会であいさつする佃会長(左から3人目)=7月4日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で
 全国防衛協会連合会(佃和夫会長)は7月4日、東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で第29回定期総会を開き、平成29年度事業報告と収支決算、役員人事など5議案を採決した。
 総会には副会長、理事ら約100人が出席。佃会長はあいさつで「防衛協会は来年30周年を迎える。この記念すべき節目の年に向けて、当協会のあるべき姿、『防衛意識の高揚』と『自衛隊の支援協力』という目的を遂行するために皆さんとご相談しながら進めていきたい」と述べた。
 総会では29年度事業報告と収支決算、30年度の事業計画と収支予算が審議され、全会一致で了承された。役員人事では、11人の理事が退任、新理事に小川清史前西方総監ら13人が着任した。
 このほか、伊藤俊幸理事(元呉総監)が政府・政党へ配布する「防衛問題に関する要望書」の30年度の変更点を説明。「防衛力整備の着実な実行」の項目では、・・・





 防衛関連ニュース

南海トラフ地震に備え 応急出動準備訓練
「レディネス・チェック」陸自普教連
(2018年5月24日)

2018年7月17日更新

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 南海トラフ地震の発生を想定し、応急出動準備訓練「レディネス・チェック」を行う普教連の隊員(5月24日、滝ヶ原駐屯地で)
 【普教連=滝ヶ原】普通科教導連隊は5月24日、南海トラフ地震の発生を想定し、応急出動準備訓練「レディネス・チェック」を実施した。
 隊員の即応性向上と修正した災害対処計画の実効性確認を目的に行われ、「非常勤務態勢への移行」「連・中隊指揮所機能の開設」「団先遣隊の出動準備」を演練項目とした。
 大地震発生直後の午前4時45分、連隊は「第3種非常勤務態勢」に移行。各中隊の当直勤務者は一斉に電話呼集し、営内者の掌握、営外者の登庁状況把握、先遣隊と伝令の派遣など、災派の準備を進めた。
 団先遣隊は呼集から1時間以内に・・・





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