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梶元CTF151司令官に1級賞詞
自衛隊の国際的評価向上に寄与
(2018年7月4日)
2018年7月13日更新
アフリカ東部のソマリア沖・アデン湾で海賊対処に当たる多国籍部隊「第151連合任務部隊(CTF151)」=司令部・バーレーン=の司令官を約4カ月間務めた梶元大介海将補(3護群司令、舞鶴)がこのほど帰国し、7月4日、防衛省で小野寺防衛相から1級賞詞が授与された。
大臣室で行われた授与式には、山本副大臣、福田、大野両政務官、豊田事務次官、河野統幕長、山村海幕副長、武田人事教育局長が立会。
大臣は「各国部隊との連携強化を通じて、自衛隊の海賊対処行動の実効性を向上させるなど、我が国が掲げる積極的平和主義の具現化に真摯(しんし)に取り組む姿勢を示し、自衛隊の国際的な評価の向上に大きく寄与した」と述べ、梶元将補に防衛功労章を添えて1級賞詞を手渡した。
梶元将補は今年3月1日から6月27日まで、海上自衛官約15人を含む米、英、仏、豪、韓、トルコ、タイ、シンガポール、バーレーンなど計12カ国、約30人で編成するCTF151司令部の司令官を務めた。
自衛隊からの・・・
防衛関連ニュース
露軍艦3隻 舞鶴に入港 海自と訓練
(2018年7月5日~10日)
2018年7月13日更新
ロシア海軍のミサイル駆逐艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラドフ」(ともに満載排水量8500トン)と補給艦「ペチェンガ」(同1万1500トン)が7月5日、海自と共同訓練を行うため京都府の舞鶴基地に入港した。3隻は同10日まで滞在した。
ロシア海軍艦艇の訪日は昨年に続き13回目で、日露の捜索・救難共同訓練は今回で18回目。
同訓練には海自が14護衛隊司令の松味利紀1佐を指揮官に、護衛艦「あさぎり」、多用途支援艦「・・・
防衛関連ニュース
平成29年度中央調達実績 6418件、
総額1兆5764億円
2018年7月13日更新
(↑「朝雲アーカイブ」にて大きな表を掲載しています)
上位3社は三菱重工、川崎重工、日本電気
防衛装備庁は6月26日、平成29年度中央調達実績を発表した。それによると、総件数は6418件、総額は1兆5764億円で、28年度に比べ、件数が349件、金額も2633億円それぞれ減少した。
契約高上位は、1位三菱重工業(169件、2457億円)、2位・・・
防衛関連ニュース
危機管理担当25人が部隊研修 陸自34普連
(2018年6月8日、9日)
2018年7月13日更新
静岡県危機管理担当者の自衛隊研修で、隊員指導の下、負傷者搬送訓練を行う参加者(6月9日、板妻駐屯地で)
【34普連=板妻】34普連は6月8、9の両日、板妻駐屯地で行われた静岡県内の危機管理担当者に対する部隊研修を支援した。
本部管理中隊の担任で行われた研修には県内各地から危機管理担当者25人が参加。最初に第3科長の松原功明3佐が防災講話を行い、その後、装備品の研修などが行われた。
8日は早朝の非常呼集に続き、行進訓練が実施され、その最中に「負傷者発生」の状況が付与されるなど、相互に協力しながら人命を救助する訓練が行われた。
防衛関連ニュース
三重県の「受援体制」を検証
申し受け部隊に東北から6師団 陸自33普連
(2018年5月20日)
2018年7月13日更新
「三重県受援体制」の活動実験で、中部電力の電源車に燃料供給を行う陸自隊員(5月20日、三重県下で)
【33普連=久居】33普連は5月20日、「三重県受援体制整備に向けた活動実験」に参加した。
この活動実験は29年度に策定を完了した「三重県広域受援計画」と、新たに整備された「三重県広域防災拠点(北勢拠点)」の検証を行うとともに、各市町の物資拠点の活用や自治体応援職員の受け入れなどを訓練し、県の災害対応力を向上させることを目的に実施された。
訓練は「・・・