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北海道防衛局 日米共同訓練を支援
地元の安心・安全に寄与
(2018年4月20日~30日)
2018年6月20日更新
【北海道局】米軍再編に係る訓練移転の一環として4月23日から27日まで、空自千歳基地で日米共同訓練が行われ、北海道防衛局(古川浩人局長)は同基地内に「現地連絡本部」を設置して地元自治体への情報提供や現地説明会を開催するなど、円滑な訓練の実施と地元住民の安心・安全の確保に向けてさまざまな支援を行った。
千歳基地内に「現地連絡本部」自治体に情報提供、説明会も
同訓練は2006年5月に日米安全保障協議委員会(2+2)が発表した「再編実施のための日米のロードマップ」に基づき、同年度以降、嘉手納、三沢、岩国の各米軍飛行場における訓練の一部を、空自の千歳、三沢、百里、小松、築城、新田原の各基地に移転して実施しているもので、相互運用性の向上と米軍基地周辺地域への影響の軽減を目的としている。
千歳基地での訓練は2016年12月に続き9回目となる。
今回は米空軍から第35戦闘航空団(三沢)のF16戦闘機6機と人員約100人、空自からは2空団(千歳)のF15戦闘機4機が参加し、北海道西方空域と三沢東方空域で戦闘機戦闘訓練などを実施した。
北海道局は米空軍が千歳基地に展開した4月20日から30日の撤収までの間、千歳基地内に同局の辻吉巳企画部長を本部長とする「現地連絡本部」を設置し、約30人態勢で地元自治体など関係機関への情報提供をはじめ、・・・
防衛関連ニュース
東北防衛局 水道事業に12億円補助
滝沢市に記念碑建立
(2018年4月27日)
2018年6月20日更新
「一本木水道記念之碑」を除幕する関係者。碑を挟んで右が東北局の北川企画部長、左が滝沢市の柳村市長(4月27日、岩手県滝沢市で)
【東北局】岩手県滝沢市で4月27日、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」第3条に基づく障害防止補助事業の「一本木水道施設」の更新事業の完了に伴い、「一本木水道記念之碑」が建立され、滝沢市の柳村典秀市長ら地元関係者、東北防衛局からは北川高生企画部長が出席して除幕式が行われた。
柳村市長は「一本木水道は2012年に市が水道組合から譲与を受け、防衛施設周辺対策事業補助などにより更新事業を進め、17年度に完了し、市の水道事業を統一することができた」とこれまでの経緯に触れた上で、「記念之碑の建立により、長きにわたって水道事業に携わった先人方のたゆまぬ努力を顕彰し、後世に伝えたい」とあいさつした。
東北局の北川企画部長は「岩手山中演習場や岩手駐屯地の安定的な運用を確保することは最重要課題で、周辺対策事業には特に力を入れている。今後とも・・・
防衛関連ニュース
三沢駅前に「複合施設」
防衛省の再編交付金で整備 東北防衛局
2018年6月20日更新
東北防衛局の深澤局長ら多くの関係者が出席して行われた安全祈願祭であいさつする三沢市の種市市長(前方左)=3月20日、青森県三沢市で
着工に先立ち安全祈願祭
青森県三沢市の三沢駅正面口(西口)側に整備される複合施設の着工に先立ち3月20日、安全祈願祭が行われた。
三沢市の種市一正市長をはじめ地元関係者、東北防衛局の深澤雅貴局長らが出席し、工事期間中の安全を祈願した。
種市市長のあいさつに続き、深澤局長が「米軍や自衛隊が使用する三沢飛行場、三沢対地射爆撃場の安定的な運用の確保は最重要課題であり、周辺地域の調和を図るため、周辺対策事業には特に力を入れている。・・・
防衛関連ニュース
24人のレンジャー学生 山岳救助訓練 陸自34普連
(2018年5月14日~16日)
2018年6月20日更新
負傷者役の隊員を担架に乗せて、断崖絶壁を慎重にロープで降ろすレンジャー学生たち(5月15日、いずれも静岡県沼津市の鷲頭山で)
「背負い搬送」で垂直に切り立った岩場を降りるレンジャー学生(5月15日)
仲間たち(左)が見守る中、ロープ橋をモンキー渡りで進むレンジャー学生(5月16日)
崖に挑む 谷間や岩場 ロープで負傷者を搬送せよ!
34普連は4月23日から陸自の部隊集合教育「レンジャー」の教育訓練を開始、「資格検査」に合格した24人の隊員が厳しい練成訓練に挑んでいる。
同訓練には34普連のほか、1偵察隊(練馬)、中央即応連隊(宇都宮)、1施大(朝霞)、高射教導隊(下志津)から参加。学生24人は体力調整から訓練をはじめ、胆力テスト、空路・水路潜入などを経て、レンジャーに必要な知識と技術の修得を目指している。
その中でも特に高度な山岳技術を必要とする「山地総合訓練」が5月14日から3日間、静岡県沼津市の鷲頭山で行われた。
これは山岳救助を視野に入れた訓練で、岩場で負傷者が発生した時など、ロープを使って搬送する技術を修得するもの。
担架を使用した「患者搬送」では、・・・
防衛関連ニュース
防衛省ホームページをリニューアル すっきり見やすく
(2018年6月1日)
2018年6月20日更新
防衛省のホームページが6月1日、8年ぶりにリニューアルされ、さらにすっきりと見やすいトップ画面に生まれ変わった=写真。
トップの写真は最近の主な動きや広報イベントをスライドショーにして大きく見せているのが特徴で、大臣の動静も右上に目立つように配置。「クローズアップ」コーナーの見出しを見れば、省全体の動きやニュースが一目で分かるよう工夫を凝らしている。
このほか、過去の要人往来や写真一覧、記者会見録などのアーカイブ的なコンテンツも年代別にまとめ、さらに検索しやすくなった。
同省の市川道夫広報課長は「より多くの国民の皆さまに防衛省・自衛隊の活動についてご理解していただけるよう、今後ともさらに見やすく、使いやすいウェブサイトを目指して改良を加えるなど、広報課一丸となって取り組んでいきたい」と話している。