トップニュース
＜女性が働きやすい職場に＞
大湊地方隊働き方改革推進表彰式
大湊警備隊が最優秀賞
（2018年4月19日、23日）
2018年6月19日更新
「最優秀部隊」に選ばれ、中西総監（左）から賞状を贈られた大湊警備隊の塚田文彦司令（中央）。右は大力政富総監部幕僚長（４月１９日、大湊総監部で）
「優秀部隊」に選出され、表彰される函館基地隊の水上智雄司令（右）＝４月２３日
「女性が働きやすい職場にするため、男性隊員の意識改善に取り組んでいこう」――。政府が推進する男女共同参画社会の実現に向け、自衛隊の駐屯地・基地でも産前・産後や育児休暇取得後も女性隊員が存分に働けるよう、各種施策を進めている。海自大湊警備隊では、独自に女性隊員が安心して働ける環境を整備し、地方隊の働き方改革の「最優秀部隊」として総監から表彰された。
意識改革など取り組み着々 働き方改革でワークライフバランスを実現
【大湊】総監部は４月１９、２３の両日、「平成２９年度下半期大湊地方隊働き方改革推進」の表彰を行った。
この表彰は隊務改善や業務効率化の推進状況などを評価する制度で、最優秀部隊に大湊警備隊、優秀部隊に余市防備隊と函館基地隊の計３隊が選ばれ、中西正人総監から賞状が贈られた。
最優秀部隊となった大湊警備隊は、隊務改善の継続的な推進のために毎月「大警委員会」を開催。同委員会は、隊員が子供の学校行事に参加できるように業務の調整をしたり、育児休暇や３連休を取りやすい環境作りに尽力した。
さらに業務処理要領や役割分担を見直し、「・・・
防衛関連ニュース
＜女性が働きやすい職場に＞
空自飛行点検隊 女性隊員3人、那覇で研修
2018年6月19日更新
１５旅団の女性隊員（手前）と男女共同参画について意見を交わす飛点隊の渡邉２曹（左端）ら（那覇駐屯地で）
【飛点隊＝入間】飛行点検隊はこのほど、隊准曹士先任の本橋領准尉、渡邉理恵２曹、頼本典子２曹、田井夏美士長を沖縄・那覇の陸自１５旅団と空自９空団に派遣し、男女共同参画推進のための研修を実施した。
那覇駐屯地・基地では３自衛隊の女性隊員が活躍するため、施策の推進状況を那覇の隊員から学び、飛点隊にフィードバックすることを目的に行われた。
最初に９空団整備補給群を訪れ、保育施設や育児休暇中の・・・
防衛関連ニュース
模擬コックピット原寸大パネル作製
座学充実へ 海自61空
（2018年5月15日）
2018年6月19日更新
【６１空＝厚木】海自６１航空隊（司令・北原浩一１佐）は５月１５日、Ｃ１３０Ｒ輸送機の「模擬コックピット」を庁舎１階事務室に設置した。Ｃ１３０Ｒ地上訓練装置を持たない６１空は、機種転換訓練などの座学を充実させるため模擬コックピットの作製に着手。４航空群広報室の支援を受け、コックピットの写真を原寸大に引き延ばしてパネルを完成させた。
パネルは、・・・
防衛関連ニュース
マラソン五輪メダリストの有森さん
防衛省で環境テーマに講演
（2018年6月7日）
2018年6月19日更新
「防衛省環境月間」の講師として招かれ、競技活動を通して感じた地球温暖化などについて語るマラソン五輪メダリストの有森裕子さん（６月７日、防衛省講堂で）
「できることを全力で」
マラソン五輪メダリストの有森裕子さんが６月７日、「防衛省環境月間」の講師として同省に招かれて講演し、競技を通して感じた地球温暖化などについて語った。
有森さんはバルセロナ五輪（１９９２年）で銀、アトランタ五輪（９６年）で銅メダルを獲得。現在はスポーツを通して開発途上国の子供らを支援するＮＰＯ法人「ハートオブゴールド」を主宰するなど、競技経験を生かして精力的に活動している。
有森さんは現役時に出場していた北海道マラソンや、カンボジアで主催・開催している「アンコールワット国際ハーフマラソン」について触れ、「（当時の）北海道は夏の終わりごろは涼しかったが、今は暑い。国内だけでなく、カンボジアでも・・・
防衛関連ニュース
都市対抗野球 北海道地区予選 空自千歳及ばず
（2018年6月8日~11日）
2018年6月19日更新
都市対抗野球北海道地区代表決定リーグ戦のＪＲ北海道戦で打ちに行く千歳野球部の佐藤大貢士長（右）＝６月９日、札幌円山球場で
都市対抗野球の北海道地区代表決定リーグ戦が６月８～１１日、札幌円山球場で行われ、空自千歳基地野球部（部長・荒武香織１佐以下３２人）が挑んだが及ばず、悲願の本戦出場は成らなかった。東京ドームで行われる本戦には、リーグ戦全勝のＪＲ北海道が北海道代表として出場する。
北海道地区大会には１６チームが出場。トーナメント戦の上位４チームが代表決定リーグ戦に進んだ。
千歳野球部は道内屈指の強豪チームとして活躍。平成２４年には日本選手権に道代表として初出場、都市対抗道大会でも・・・