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奉祝 天長節
「天長節」は老子「天は長く 地は久し」からきており、国家安泰と聖寿万歳を祈祷し、殺生を禁じると勅された。
海上自衛隊は天皇陛下のお誕生日を満艦飾(上画像)でお祝いする。
日本国民は今日の吉き日に日の丸を掲げ、朝、身をきれいにして皇居に向かって遥拝礼、「国歌」斉唱、「天長節」奉唱して一日が始まる。
ぜひやって頂きたい。一日が全く違うと感じるはずである。
また、この日は東京裁判により東條英機など「殉国七士」が処刑された日である。この屈辱も日本民族は忘れてはいけない。
さて、昭和51年に発行された難波江通泰氏の著書『天皇陛下にお仕へしたい ウエスト博士の思ひ出』で、ウエスト博士は「日本の繁栄は素晴らしい。無限の可能性を持っている」と言うと難波江氏が「日本の繁栄の根本的な原因は何であるとお思いですか?」と尋ねた。
するとウエスト博士は「それは、日本に天皇陛下が居られるからです」と言った。
ウエスト博士は続けて「私は日本人になりたい」と言う。
「どうしてですか?」
「それは天皇陛下が居られるからです。天皇陛下が居られる国だから、私は日本へ来たのです。
もし日本に天皇陛下が居られないならば、それはドイツやソ連やイギリスやメキシコやアメリカなど、世界のすべての国と同じであって、そんな国ならどこへ行っても同じことです。
イギリスやオランダなどにも国王や女王が居られるけれども、それらは日本の皇室や天皇陛下とは違う。天皇陛下が居られるのは日本だけだ。
絶海の孤島の漁師でもいい。山間僻地の貧しい百姓でもいい。私は日本人になって天皇陛下にお仕えしたい」。
ウエスト博士は1929年、米国テキサス州サン・アントニオに生まれ、テキサス大学で法律と歴史を専攻して法学博士の学位を得て、メールランド大学など数校で教授を歴任し、ダラス市で弁護士をしていた。
少年時代にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の手紙を図書館で見てから日本に憧れて、ウエスト博士の夫人もラフカディオ・ハーンと同じく日本人女性である。
昭和57年、ウエスト博士が来日した時、元国会議員の会合で講演した。そして最後に自ら音頭をとって「天皇陛下万歳」を三唱した。
平成6年6月26日、ウエスト博士は國神社に参拝した。その日は國神社の遊就館で講演会の講師として招かれていた。
講演会の事前の有志との打ち合わせで、博士はこう聞いた。
「今上天皇は靖国神社に参拝されたことがあるか?」
これはこの時ちょうど、両陛下は訪米中で、アーリントン墓地とハワイのパンチボール(国立太平洋記念墓地)に参拝しておられた。
続けて博士は「國神社に参拝されずに、アメリカのアーリントン墓地に参られるとは、何事であるか」と言った。
遊就館での博士の講演会の締めくくりはこうでありました。
「アメリカの占領政策でジョン・デューイの教育哲学が日本に持ち込まれたことが教育の荒廃をもたらした。個性尊重と称して子供を甘やかし、学校も親も道徳教育への自信を喪失した。それは日米ともに同じである。
教育再建のために日本は教育勅語を復活させねばならない。日本人は失った魂を取り戻すべきである。そのために天皇陛下の万歳を三唱をしよう」
ウエスト博士は頬を紅潮させながら音頭をとって「天皇陛下万歳」を捧げた。
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