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海自3航空隊がP1部隊に(2017年8月29日)
2017年9月26日更新
【3空=厚木】装備する固定翼哨戒機が全機国産の「P1」へ――。海自4空群3航空隊は8月29日、これまで主力機だったP3C哨戒機の5093号機と5094号機の装備替えをもって、前身部隊(旧6航空隊)から34年間続いたP3Cの運用を終え、海自初のP1運用部隊となった。
当日の式典で3空司令の大江保友1佐(現・31空群首席幕僚)は、昭和58年からP3Cの運用に携わってきた全ての・・・
防衛関連ニュース
ジブチで在外邦人保護訓練
(2017年9月25日~10月2日)
2017年9月26日更新
治安が悪化した外国から邦人を警護、救出、輸送することを想定した平成29年度「在外邦人等保護措置訓練」が9月25日から10月2日まで、自衛隊海賊対処部隊の拠点が置かれた東アフリカのジブチ共和国で行われる。
同訓練は「在外邦人等輸送訓練」として26年度から国内外で実施されており、平和安全法制・・・
防衛関連ニュース
ブルーインパルス、小雨の中 八王子で展示飛行
(2017年9月16日)
2017年9月26日更新
曇り空の中、「ダーティーツリーローパス」を披露するブルーインパルス(9月16日、東京都八王子市の富士森公園上空で)
空自4空団11飛行隊ブルーインパルス(松島)は9月16日、東京都八王子市の市制百周年を記念し、同市の富士森公園で行われた「全国都市緑化はちおうじフェア」のオープニングセレモニーで展示飛行した。
ブルーが東京で展示飛行をするのは平成26年5月に国立競技場上空を飛行して以来約3年ぶりで、多くの人が来場して美技を堪能した。
当日は雲が厚く広がり、展示飛行前には小雨が降り出す厳しい天候に。早朝から駆け付けたファンは、傘や雨具で雨をしのいでブルーの到着を待った。午前9時20分すぎ、会場上空にスモークを出しながらブルーインパルスが現れ、「フェニックス・ローパス」など8課目を披露。来場者たちは・・・
防衛関連ニュース
陸自9師団検閲 21普連、9戦大が激闘
練成成果、存分に発揮
(2017年8月21日~24日)
2017年9月26日更新
火力と機動力をもって敵陣に突入する9戦大の74式戦車(岩手山演習場で)
特殊武器による敵の攻撃を想定、防護マスクを着け、対戦車ミサイルを構える21普連の隊員(岩手山演習場で)
【9師団=青森】9師団は8月21日から24日まで、岩手山演習場で21普連(秋田)と9戦大(岩手)に対する第2次師団訓練検閲を行い、「攻撃を主体とする行動」の課目で両隊の戦闘力を評価した。
統裁官の納冨中9師団長は21普連に対して「綿密な調整と緊密な連携により総合戦闘力を要時・要点に発揮せよ」「あらゆる困難を克服し有形・無形の戦闘力を発揮せよ」の2点を要望。9戦大には「師団の対機甲戦力の骨幹として師団の作戦を容易にせよ」「他職種部隊と緊密に協同し衝撃力を発揮して敵を圧倒・撃滅せよ」の2点を望んだ。
この命を受け、21普連は徒歩行進に引き続く攻撃戦闘で・・・
防衛関連ニュース
陸自9特連 師団第2次訓練検閲 榴弾砲を水平射撃
(2017年8月21日~24日)
2017年9月26日更新
砲身を敵陣地に水平に向け、155ミリ榴弾砲FH70を射撃する9特連の隊員(岩手山演習場で)
【9特連=岩手】9特連は8月21~24日に岩手山演習場で行われた師団第2次訓練検閲に合わせ、2大隊の検閲を実施した。
課目は「陣地攻撃における普通科連隊に協力する特科大隊の行動」で、指揮官・火力調整者としての大隊長の行動、指揮官企図の具現化のための幕僚活動、部隊の基本的行動・基礎動作が評価された。
特科大隊が普通科支援
期間中は・・・
防衛関連ニュース
足腰の強い部隊へ 陸自13旅団が集中演練
(2017年8月19日~)
2017年9月26日更新
13旅団の集中訓練で、市街地戦闘に臨む17普連の隊員(あいば野演習場で)
【13旅団=海田市】13旅団は8月19日から数日間、あいば野、原村、むつみ各演習場で集中訓練を実施、「足腰の強い部隊」の育成を図った。
訓練前半は小隊規模の検閲、掩体構築、警戒自衛戦闘、爆破訓練などに取り組んだ。17普連(山口)は接近戦闘基幹要員の集合訓練と市街地戦闘訓練を行ったほか、衛生小隊と狙撃班の検閲を実施。その際、負傷者発生の状況も設定し、13飛行隊(防府)と協同で患者後送を演練した。
46普連(海田市)は車両行進に続く陣地構築を訓練。13偵(出雲)は・・・
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改編後初の迫撃砲競技会 陸自31普連
(2017年7月18日)
2017年9月26日更新
初の「迫撃砲優勝中隊」を目指し、実射を行う31普連の隊員(東富士演習場で)
【31普連=武山】31普連は7月18日、「コア連隊」に改編後初、連隊としては22年ぶりとなる81ミリ迫撃砲射撃競技会を東富士演習場で実施した。
各中隊はそれぞれ改編後初の「迫撃砲優勝中隊」を目指し、年度当初から常備と即応予備自が一体となり、訓練に励んできた。
今回の競技会では、その成果を最大発揮するべく、各16人(常備4~6人、残りは即自)で編成された迫撃砲小隊が、・・・
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海自と比海軍哨戒機が訓練(2017年9月13日、14日)
2017年9月26日更新
海自は9月13、14の両日、フィリピン南西部のパラワン島周辺の南シナ海とスールー海で比海軍との親善訓練を行った。
海自からは51飛行隊長の佐野浩之2佐を指揮官に、5航空隊(那覇)のP3C哨戒機1機、比海軍からはアイランダーBN2A哨戒機1機が参加し、共同で捜索救難訓練を行った。
防衛関連ニュース
海自佐処隊員、海保らと連携で
沈没船内で捜索活動 平戸沖
(2017年8月22日~23日)
2017年9月26日更新
視界不良の中、沈没船の船内に入り行方不明者を捜索する佐世保水中処分隊のダイバー(8月22日、長崎県の平戸沖で)
【佐警=崎辺】海自佐世保警備隊(司令・寺田博之1佐)は8月22日、長崎県の平戸沖で発生した民間船舶の沈没事故で、海保や海自航空部隊と連携しながら捜索・救助活動を行った。
22日午前3時半頃、砂利を採集・運搬する台船「第8あをい丸」(1298トン)と連結した押し船「第6あおい丸」(98トン)の2隻が平戸港の北東約6キロメートルで沈没。同9時15分、第7管区海上保安本部長からの災派要請を受け、佐警は佐世保水中処分隊(隊長・川崎隆司1尉以下約15人)を出動させた。
佐処隊は特別機動艇17、24号で現場に進出。海保の情報を基に沈没した船の予定錨地付近を水中処分員が海中から捜索したが発見できなかった。
その後、予定錨地から北東に約1.7キロの海面で油膜が見つかり、・・・
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海幹校が推薦図書公開
大塚学校長「海自の知的深化図る」
(2017年8月4日)
2017年9月26日更新
推薦本の検討会議を行う戦略研究会のメンバー。中央奥は畠野副校長(東京都目黒区の海幹校で)
【海幹校=目黒】海自幹部学校は8月4日、海上自衛官のための推薦図書一覧「海幹校リーディングリスト」を同校ホームページで初公開した。
リストは、海自の最高学府として「海上自衛官が読むべき図書」の観点で、▽安全保障▽国際法等▽戦略▽情報▽作戦▽ロジスティクス▽歴史▽指揮・統率・管理――の8分野から全80冊を推薦している。
今年4月に学校長の大塚海夫海将の発案で企画され、同校の組織横断的な研究グループである「戦略研究会」(会長・畠野俊一副校長)が主導し、・・・