Quantcast
Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

平成29年版防衛白書 北の脅威「新たな段階」 中国の日本海進出を警戒

$
0
0
 トップニュース

平成29年版防衛白書 北の脅威「新たな段階」
中国の日本海進出を警戒

2017年8月17日更新

イメージ 1

小野寺防衛相「厳しい環境、丁寧に説明」
 小野寺防衛相は8月8日の閣議で平成29年版防衛白書『日本の防衛』=写真=を報告し、了承された。北朝鮮の核・ミサイル開発について、昨年の「重大かつ差し迫った脅威」から「新たな段階の脅威」へと認識を引き上げたほか、中国軍の海上・航空戦力の日本海における活動が今後活発化する可能性を初めて指摘した。小野寺大臣は同日、閣議後の記者会見で「北朝鮮の核・弾道ミサイルや中国の海洋進出など、一層厳しさを増す安全保障環境について丁寧に説明しつつ、1年間の主要な出来事や女性隊員の活躍などの各種政策について分かりやすく紹介するよう努めた」とアピールした。

リクルート向けページも 9月上旬めどに市販
 29年版白書の対象期間は昨年6月から今年7月上旬まで。北朝鮮の核・ミサイル開発と運用能力の向上を「新たな段階の脅威」と明記し、核兵器が「小型化・弾頭化の実現に至っている可能性」を指摘。弾道ミサイルについては、(1)長射程化(2)飽和攻撃のために必要な正確性や運用能力の向上(3)秘匿性の追求(4)発射形態の多様化――を図っていると分析した。
 一方、海洋進出を強める中国に関しては、・・・





 防衛関連ニュース

平成29年版防衛白書『日本の防衛』概要

2017年8月17日更新
http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201708/170817/photo/17081702a.jpg(↑クリックすると別枠で表示します(Jpeg))
イメージ 3



イメージ 2

第Ⅰ部 我が国を取り巻く安全保障環境
 ■概観
 我が国を取り巻く安全保障環境は、さまざまな課題や不安定要因がより顕在化・先鋭化してきており、一層厳しさを増している。
我が国周辺では、領土や主権、経済権益などをめぐる、純然たる平時でも有事でもない、いわゆるグレーゾーンの事態が増加・長期化する傾向にある。
 さらに、周辺国による軍事力の近代化・強化や軍事活動などの活発化の傾向がより顕著にみられるなど、アジア太平洋地域における安全保障上の課題や不安定要因は、より深刻化している。
 我が国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している。
 ■米国
 米国は「米国第一」の統治ビジョンのもと、米国および同盟国の利益を脅かすことを試みる国家や組織を安全保障上の脅威として認識しており、中でも北朝鮮やISILなどの過激派組織、さらに大量破壊兵器の拡散・使用を優先的に対処すべき問題と位置づけていると考えられる。
 ■北朝鮮
 【全般】
 北朝鮮は、これまで5回の核実験を実施したほか、弾道ミサイルの発射を繰り返すなど、大量破壊兵器や弾道ミサイル開発の推進および運用能力の向上を図るとともに、大規模な特殊部隊を保持するなど、いわゆる非対称的な軍事能力を維持・強化していると考えられる。
 【大量破壊兵器・弾道ミサイル】
 □核兵器
 北朝鮮の核兵器計画は相当に進んでいるものと考えられる。
 その計画の一環として、核兵器を弾道ミサイルに搭載するための小型化・弾頭化を追求しているものと考えられる。
 □弾道ミサイル
 北朝鮮による核・弾道ミサイルの開発および運用能力の向上は新たな段階の脅威となっている。北朝鮮による弾道ミサイル発射の動向については、第一に長射程化を図っているものとみられる。29年5月にロフテッド軌道で発射されたと推定される新型弾道ミサイルについては、最大で約5000キロに達すると見込まれる。また、同年7月に発射された弾道ミサイルについては、その飛翔高度・距離等を踏まえれば、・・・





 防衛関連ニュース

北朝鮮が「グアム沖にミサイル」表明
中・四国にPAC3展開
(2017年8月12日)

2017年8月17日更新
 北朝鮮が8月10日、弾道ミサイル4発を日本の上空を越えて米領グアム沖に同時発射する計画を表明したことを受け、防衛省・自衛隊は12日、予告された飛行ルートに当たる中国・四国4県の陸自駐屯地に空自の地対空誘導弾PAC3部隊を展開した。
 PAC3が配備されたのは、出雲(島根)、海田市(広島)、松山(愛媛)、高知(高知)の4個駐屯地で、空自4高群(岐阜)を中心とする部隊が発射機など一連のシステムの展開を完了。ミサイル本体や破片の落下など、・・・





 防衛関連ニュース

北朝鮮のミサイル発射予告で
住民の安全確保 4県知事が要請
(2017年8月14日)

2017年8月17日更新

イメージ 4

 山本副大臣(左)に要請書を手渡す(その右から)島根、広島、愛媛、高知の4県の知事=8月14日、防衛省で
 北朝鮮のミサイル発射予告を受け、飛行ルートに当たる島根、広島、愛媛、高知の4県の知事が8月14日、防衛省をそろって訪れ、山本朋広副大臣に「住民の安全確保」などを求める緊急の要請書を手渡した。
 訪れたのは、島根県の溝口善兵衛、広島県の湯英彦、愛媛県の中村時広、高知県の尾正直の各知事で、(1)ミサイル発射兆候などの情報提供を直ちに行う(2)警戒・防護体制を強化し、住民の安全確保に万全を期す(3)・・・





 防衛関連ニュース

中国軍機が宮古海峡を通過 空自が緊急発進

2017年8月17日更新
 中国軍のY8電子戦機が8月9日、沖縄本島と宮古島間の宮古海峡上空を通過したため、南西航空方面隊のF15戦闘機などが緊急発進して対応した。領空侵犯はなかった。
 Y8は台湾南部のバシー海峡方面から太平洋に進出。先島諸島沖を北東に進んだ後、針路を北西に変え、宮古海峡を抜けて東シナ海上空に入り、西進して日本の領空から離れた。
 12日にはH6爆撃機2機と1機のY8が、13、14の両日にはY8計3機がほぼ同ルートを通過した。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>