トップニュース
河野統幕長 米国に出張、統参議長らと会談
(2017年7月25日~28日)
2017年8月15日更新
河野統幕長は7月25日から28日まで、米国の首都ワシントンで開催された、歴代の米統合参謀本部議長と自衛隊の統幕長が一堂に会する「第4回日米軍人ステーツマン・フォーラム」に参加した。
同フォーラムでは、「『地経学』的競争の時代に・・・
防衛関連ニュース
チリ陸軍総司令官 岡部陸幕長を表敬
災害対処で防衛協力
(2017年7月25日)
2017年8月15日更新
チリ陸軍総司令官として初来日したオビエド大将(左)と記念品を交換する岡部陸幕長(7月25日、陸幕で)
岡部陸幕長は7月25日、来日したチリ陸軍総司令官のウンベルト・パトリシオ・オビエド・アリアガータ大将と防衛省で会談し、災害対処分野を中心に防衛協力を推進していくことで一致した。チリ陸軍総司令官の来日は初めて。
岡部陸幕長は、日本とチリが今年で国交樹立120周年を迎えることに触れ、「両国陸軍種間で防衛交流を積極的に進めたい」と述べた。
これに対し、・・・
防衛関連ニュース
国際人道法の理解深める 3師団の布施3佐、
ICRC主催のトレーニングに参加
(2017年7月3日~7日)
2017年8月15日更新
各国参加者との討議を終え、記念撮影する布施3佐(左から4人目)=7月3日、長崎市内のホテルで
【中方=伊丹】陸自中部方面隊は7月3日から7日まで、長崎市で開かれた赤十字国際委員会(ICRC)主催の「第12回東南及び東北アジア地域・国際人道法トレーニング」に3師団法務幹部の布施英彰3佐を派遣した。
このトレーニングは、武力紛争やその他の暴力を伴う状況で適用される「国際人道法」に関する理解促進と、人道活動に関する法務・政策の専門家を養成することを目的に各国で開催されているもので、防衛省・自衛隊からは・・・
防衛関連ニュース
飛行場応急復旧隊(CRT)が入間で初訓練
被災飛行場を応急復旧 空自支援集団
(2017年7月20日)
2017年8月15日更新
滑走路上でのがれきの除去作業を想定し、啓開訓練を行う中施隊のバケットローダーとダンプカー(写真はいずれも7月20日、入間基地で)
CH47輸送ヘリから指揮連絡用車両を卸下するCRT要員
【支援集団=府中】空自航空支援集団は7月20日、大規模震災で被災した飛行場の機能復旧を目的とした「飛行場応急復旧隊(CRT)」の総合編組訓練を入間基地で実施した。CRTの総合的な訓練は今回が初めて。
CRTは、支援集団の既存の人員と装備で編組する臨時の部隊で、東日本大震災で被災した松島基地などの教訓を基に、2年前から同団が独自に検討してきた。
大規模震災で被災した飛行場のうち、CRTは救援物資などの空輸拠点となり得る飛行場の機能回復をはじめ、航空交通情報の提供、気象支援、端末地業務などの機能確保を主な任務としている。
当日は・・・
防衛関連ニュース
海保の〝海猿〟と合同訓練
災害時の潜水能力磨く 海自21空群
(2017年6月13日)
2017年8月15日更新
海保庁の特殊救難隊〝海猿〟(前列)との合同訓練を行った海自73空のメディック(後列)=6月13日、海保庁の横浜海上防災基地で
水中で酸素ボンベを外してはしごの段の間を潜り抜ける73空のメディック(中央)
【21空群=館山】海自21航空群は6月13日、海上保安庁の横浜海上防災基地(横浜市中区)で第3管区海上保安本部(3管本部=横浜)との「合同防災訓練」を行った。21空群が同施設を使用して訓練するのは平成20年の部隊改編後、初めて。
この日は21空群隷下の73航空隊からスクーバ潜水資格を持つ「ヘリコプター・レスキュー・スイマー(HRS)」の機上救護員(メディック)4人、3管本部から羽田特殊救難基地の特殊救難隊長以下4人が参加した。
訓練は災害や救難事象の発生時に、海自と海保庁が円滑な共同対処ができるよう、両者の連携能力を向上させるのが目的。
水深約10メートルの特別の水槽の中で、設置された障害物の突破や、人工的な波浪とヘリからの吹き下ろし風浪を発生させた・・・