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巡視船供与や人材育成で日・ベトナム首相が会談

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巡視船供与や人材育成で日・ベトナム首相が会談
(2017年6月6日)

2017年6月15日更新

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 安倍首相(手前中央)のエスコートで特別儀仗隊を巡閲するベトナムのフック首相(その右)=6月6日、東京・元赤坂の迎賓館で(官邸HPから)
 安倍首相は6月6日、来日したベトナムのグエン・スアン・フック首相と東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談を行い、安全保障協力の強化で一致するとともに、「日本とベトナムの広範な戦略的パートナーシップの深化に関する共同声明」を発表した。会談後の共同記者発表で安倍首相は、東南アジアを訪問中の海自護衛艦「いずも」と「さざなみ」が先月、ベトナム南部のカムラン湾に寄港したことなどに触れ、「日本はベトナムとの安全保障・防衛協力を大変重視している。新造巡視船の供与などを通じ、ベトナムの『海上法執行能力』の向上を力強く後押しする」と述べた。

「海上法執行能力の向上後押し」
 安倍首相とフック首相との会談は今回で5回目。会談の冒頭、安倍首相は「首脳間の頻繁な相互訪問を通じて日越関係は飛躍的に発展している」と述べた。
 これに対し、フック首相は「両国は政治的信頼の下で全面的に発展してきており、その頂点として、(今年3月の)天皇皇后両陛下によるベトナムご訪問は、両国関係をさらなる高みに引き上げた」と応えた。
 会談で安倍首相は、海自の護衛艦「いずも」と「さざなみ」が先月、米太平洋軍主催の医療・文化活動「パシフィック・パートナーシップ(PP)2017」の一環としてカムラン湾に寄港したことに言及。
 これらを含め、稲田防衛相が昨年11月に提唱した日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)との防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」に基づき、日越間で・・・





 防衛関連ニュース

北朝鮮、4週連続ミサイル発射 地対艦を数発
(2017年6月8日)

2017年6月15日更新
 北朝鮮は6月8日午前6時18分ごろ(日本時間)、東部の元山(ウォンサン)一帯から日本海に向けて地対艦ミサイルと推定される数発を発射した。韓国軍合同参謀本部によると、高度約2キロと比較的低い高度で飛翔し、約200キロ離れた日本海に落下した。北朝鮮によるミサイル発射は4週連続。
 菅官房長官は同日午前の記者会見で「我が国の安全保障に影響を与えるものではない」とした上で、「我が国としては、北朝鮮の行動や国際社会の動きも踏まえつつ、適切に対応してきているが、・・・





 防衛関連ニュース

住田統幕副長が中国幹部と会談 シャングリラ会合
(2017年6月4日)

2017年6月15日更新
 住田和明統幕副長は6月4日、「アジア安全保障会議(シャングリラ会合)」に参加するため訪れたシンガポールで、中国軍事科学院副院長の何雷中将と会談した。
 河野統幕長は8日の記者会見で「中国との対話のパイプを維持するということは、非常に重要。今回会談できたことはとてもよかった」と述べた。





 防衛関連ニュース

第16回 シャングリラ対話に参加して 西原 正 氏

2017年6月15日更新

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 西原 正(平和・安全保障研究所理事長、元防衛大学校長)
やや低調だった今年のアジア安全保障会議
 今年のアジア安全保障会議(正式名称は「シャングリラ対話」)は去る6月2~4日にシンガポールで開催された。2002年に国際戦略研究所(IISS)が始めたこの会議は今回は参加国14カ国、参加者504名(IISS発表)、その他報道陣や国防省関係者が約200名という大きな会合であった。
 この会議は主要参加国の国防大臣が招かれて、それぞれ国防政策を紹介する。今回も米日豪仏やASEAN諸国の国防相がそれぞれ20分位の講演をし、その後に約15分の質疑応答に応じた。
 トランプ政権の誕生、朝鮮半島の緊張増大、米中接近、米露対立などアジアの国際関係が大きく変化しそうな状況の下で行われた会議だったので、さぞ激論が交わされるだろうと期待していたが、実際に参加してみて今年の会合はやや低調であった。
 その原因は、国防大臣の欠席が目立ったことである。中国はこれまでの16回の会議の中で国防相を送り込んだのは1回だけで、あとは昨年までずっと人民解放軍副参謀長を送っていた。それは中国がこれまで南シナ海の領有権主張などを巡って批判される立場にあり、不快に思っていたからであろう。
 ところが、中国は今回、さらに格下の中国軍事科学院の何雷副院長(中将)を送った。同氏の肩書が低すぎて、他の大臣と同様に壇上で講演をすることはできなかった。とにかくこうした事情で、ハーグ裁定、中朝関係、南シナ海など、中国に関する議論は盛り上がらなかったのである。
 トランプ大統領は北朝鮮の核・ミサイルの急速な開発を抑えるため、習近平に対して金正恩に圧力をかけるように強く促し、そのため中国批判は控え目であるが、会議でのマティス米国防長官は朝鮮半島緊張緩和に対する中国の責任を強調し、南シナ海での中国の人工島造成を批判し、そして米国による台湾への武器供与にまで前向きの姿勢を表明した。トランプ大統領とマティス国防長官は中国に関しての見解をやや異にしているとの印象を受けた。
 会議がやや低調であったもう一つの要因は、ロシアも国防相を送ってこなかったことである。ショイグ国防相の代わりにフォーミン国防相代理(中将)が参加した。同中将は、「米国がロシア周辺のルーマニア、ポーランド、トルコ、韓国、日本などにミサイルを配備しており脅威である」、「ロシアの南クリール諸島のすぐ近くに米軍の基地がある」などと日米を乱暴に非難した。そしてまた「中国はいい国で平和的な国である」とまで言って会場の失笑を買っていた。
 ロシアの国防相代理が2日目の最後の第5セッションで、ニュージーランドとシンガポールの国防相と一緒のパネルに登壇したのは、屈辱的と感じたのではなかっただろうかと思った。それに比べて日本の稲田防衛相は第1日目の第2セッションでフランス、オーストラリアの防衛相(いずれも女性)とともに登壇した。いずれもそれぞれの立場から、国際秩序を安定的に維持するためには、ルールに従って行動すべきで、一方的な現状変更は真に避けるべきであると主張して、中国やロシアを暗に批判した。
 稲田防衛相は、さらに日本が昨年、安保法制を改正して自衛隊に新しい任務が付与されたこと、尖閣諸島の防衛(安保条約第5条の適用が確認された)および朝鮮半島の有事に際して日米同盟の役割が一層強化されたことなどを話した。そして日本は信頼醸成(confidence│building)、能力構築(capacity│building)、努力の結集(combined efforts)の「3C」を重視するとした。
 さらにASEAN加盟国の国防相のうち半分が欠席したのも、会議を低調にさせた。フィリピンの国防相はミンダナオでのイスラム過激派の活動への対処のため、国防次官(退役少将)を代理として送った。その代理はハーグ裁定にはほとんど触れなかった。
 会議がやや低調であったとはいえ、会議期間中、この機会を利用して場外で81の会合(日米豪、日米韓など)が組まれたと発表された。「シャングリラ対話」の意義は依然大きい。





 防衛関連ニュース

C2輸送機が滑走路外れる 空自美保基地
(2017年6月9日)

2017年6月15日更新
 6月9日午前6時40分ごろ、空自美保基地(米子空港)で運用試験中の3輸空403飛行隊所属のC2輸送機205号機が誘導路から滑走路に向け走行中、停止ができず、滑走路の南側の草地に飛び出して止まった。これにより同空港の滑走路が約3時間にわたり閉鎖され、民航機の数便が欠航した。C2の搭乗員6人にけがはなかった。空自が原因を調べている。
 205号機は・・・





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