Quantcast
Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

南スーダンPKO撤収完了 派遣5年超 防衛省で隊旗返還式

$
0
0
 トップニュース

南スーダンPKO撤収完了 派遣5年超
防衛省で隊旗返還式 
(2017年5月30日)

2017年6月1日更新

イメージ 2

 帰国した派遣施設隊11次隊の隊員たちを「自衛隊にしかできない責務を立派に果たしてくれた」とたたえ、労をねぎらう安倍首相(壇上中央)=5月30日、防衛省で


イメージ 1

 南スーダン派遣施設隊の隊旗を稲田防衛相(壇上左)に返還する11次隊長の田中仁朗1佐(5月30日、防衛省で)
 南スーダンで国づくり支援のための国連平和維持活動(PKO)に当たってきた陸自施設隊は、5月27日までに最後の派遣部隊となった11次隊が帰国を完了し、同30日、防衛省に自衛隊最高指揮官の安倍首相を迎え、隊旗返還式が行われた。政府は今年3月、「施設整備に一定の区切りがついた」として撤収を決定。自衛隊のPKO施設部隊としては過去最大規模の実績を残し、過去最長5年4カ月に及んだ活動が終了した。安倍首相は「四半世紀に及ぶ自衛隊の国際平和協力の歴史の中でも、南スーダンへの派遣は歴史的な意義を持つ」と述べ、派遣隊員の貢献をたたえた。

首相「自衛隊員を世界が称賛」
 式に臨んだのは派遣施設隊11次隊長の田中仁朗1佐(5普連長)以下9師団主力の約350人。
防衛省・自衛隊の幹部や国会議員、歴代隊長などが見守る中、田中隊長が稲田防衛相に全員の無事帰国を報告し、隊旗を返還した。続いて同隊に内閣総理大臣特別賞状と、首相が兼務する国際平和協力本部長賞が贈られ、安倍首相から田中隊長に賞状が授与された。
 自衛隊の最高指揮官として訓示に立った安倍首相は「諸君は独立間もない世界で最も若い国、南スーダンの国づくりに貢献するため、日本から1万1千キロ離れたアフリカの大地で困難な任務に当たってくれた。四半世紀に及ぶ自衛隊の国際平和協力の歴史の中でも、南スーダンPKOへの施設部隊の派遣は歴史的な意義を持つものだ」と強調。「極めて厳しい環境のもと、危険を伴う自衛隊にしかできない責務を立派に果たしてくれた」と労をねぎらうとともに、南スーダンのキール大統領からの感謝の言葉を紹介し、「平和のために黙々と汗を流す自衛隊員の姿を世界が称賛し、感謝し、頼りにしている。隊員諸君は日本国民の誇りだ」と述べた。
 続いて・・・





 防衛関連ニュース

南スーダンPKOの陸自資器材 国連に引き渡し 
(2017年5月23日)

2017年6月1日更新

イメージ 3

 シアラー特別代表(中央左)に目録を手渡す宮島PKO事務局長(その右)。右端から田中隊長と紀谷大使(5月23日、南スーダンのジュバで)
 南スーダンの首都ジュバにある陸自施設隊の宿営地で5月23日、派遣部隊がこれまで約5年間使用してきた資器材を国連に引き渡すための式典が行われた。
 式典には日本政府を代表して紀谷昌彦・駐南スーダン大使をはじめ、内閣府国際平和協力本部の宮島昭夫事務局長、最後の派遣部隊となった11次隊の田中仁朗隊長らが出席。国連側はデビット・シアラー事務総長特別代表らが参加した。
 宿営地には・・・





 防衛関連ニュース

南スーダンPKO 最終11次隊 最後の活動

2017年6月1日更新

イメージ 7

 無事の帰国を待ちわびた大勢の家族や同僚に迎えられ、駐屯地のメーンストリートを堂々と行進する帰国第3陣の隊員たち(5月14日、青森駐屯地で)


イメージ 6

 南スーダンでのPKO活動を完遂して帰国、納冨9師団長(左壇上)に帰隊報告を行う石井究3佐以下第1陣の隊員たち(4月19日、青森駐屯地で)


イメージ 5

 学生(左)に車両の点検要領について説明する隊員


イメージ 4

 油圧ショベルの操作法を指導する陸自隊員(右)
・・・他
堂々凱旋 帰国報告
 5年4カ月に及んだ陸自の南スーダンPKO活動が終了し、5月27日、最終11次隊の田中仁朗隊長以下の4陣隊員が青森駐屯地に無事帰隊した(1面参照)。これに先立ち、同隊は南スーダンの首都ジュバの日本隊宿営地で撤収作業に当たり、これまで施設隊が使用していた資器材を国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に譲渡。これら重機や発電機の操作・整備法も他国の要員やジュバ職業訓練センターの受講生たちに教育するなど、引き継ぎ業務も完全にやり遂げ、晴れやかに帰国した。

資器材と一緒に技術も〝無償譲渡〟
 【中央即応集団=座間】11次隊は4月18日から5月3日にかけ、日本隊の宿営地が置かれた首都ジュバの国連トンピン地区で、日本政府を通じてUNMISSに無償譲渡される日本隊の資器材について、その操作・整備に関する教育活動を実施した。
 教育には日本隊の施設作業などを引き継ぐ他国の工兵らが参加。これまで陸自が使用していた油圧ショベルやブルドーザーといった施設器材の操作方法を教育したほか、発電機やコンプレッサーなど機材の操作や整備手順を教えた。
 教育開始にあたり、UNMISS司令部の工兵課長が「日本政府からUNMISSに譲渡された物品を、これからも南スーダンの平和と発展のために活用していきたい」とあいさつした。
 また、日本隊の田中隊長は式辞で「短い期間での教育となるが、日本隊の持っている技術を一つでも多く学び、自分のものとしてほしい」と要望した。

発電機・エアコンの取り扱いや点検・整備 継承期待し教育
 【中央即応集団=座間】11次隊は4月1日と同8日、「ジュバ職業訓練センター(MTC)」で、同センター教官と卒業生10人に対し、発電機とエアコンの取り扱いや点検・整備に関する職業訓練を支援した。
 受講生たちは・・・





 防衛関連ニュース

北朝鮮が弾道ミサイル発射 EEZ内に落下 今年9回目
(2017年5月29日)

2017年6月1日更新
 防衛省は5月29日、北朝鮮が同日午前5時40分ごろ(日本時間)、日本海に面した東部の元山(ウォンサン)付近から、弾道ミサイル1発を東方向に向けて発射したと発表した。
 ミサイルは約400キロ飛翔し、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海上に落下したと推定される。航空機や船舶への被害は確認されていない。北朝鮮の弾道ミサイル発射は5月14、21日に続くもので、今年に入り9回(12発)目。
 安倍首相の指示を受け、・・・






Viewing all articles
Browse latest Browse all 8971

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>