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日本防衛装備工業会総会 「マッチング事業」開始 若宮副大臣が表明

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日本防衛装備工業会総会
「マッチング事業」開始 若宮副大臣が表明
(2017年5月24日)

2017年5月29日更新

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 開会のあいさつを述べる日本防衛装備工業会の大宮会長(壇上)=5月24日、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で
 日本防衛装備工業会の平成29年度の総会が5月24日、都内のホテルで開かれ、総会後の記念パーティーには三菱重工業や日立製作所、川崎重工業、IHIなど加盟130社の関係者をはじめ、国会議員、防衛省、経済産業省関係者など約600人が出席した。
 同工業会の会長を務める三菱重工業の大宮英明会長は「防衛装備移転三原則」の閣議決定から約3年間を経て、日本との「防衛装備品・技術移転協定」の締結国が新たに4カ国増えて6カ国となったことなどに触れ、「一連の防衛政策をしっかりと受け止め、防衛生産・技術基盤を着実に維持・強化し、安全保障・防衛上の要請に即応できる体制を整えておくことが社会的責務だ」とあいさつした。
 来賓を代表して祝辞を述べた防衛省の若宮健嗣副大臣は「サプライチェーン(部品供給網)」強化の重要性を強調。防衛省が今年度、優れた技術を有する民間企業に防衛産業への新規参入機会を創出する新たな取り組みとして、防衛省・自衛隊側との「マッチング事業」を本格的に実施していく考えを明らかにした。
 続いて経済産業省の高木陽介副大臣は「世界が日本の技術に期待を寄せている。会員企業が研究開発を含めて力を出せるよう、省としてもバックアップ体制を整えていく」と祝辞を述べた。
 この後、同工業会の副会長を務める日立製作所の西野壽一執行役副社長が「力を合わせて防衛力の向上、防衛基盤の整備に貢献していきたい」と話し、乾杯の音頭を取った。
 会場には衛藤征士郎・元防衛庁長官、中谷元・前防衛相をはじめ、佐藤正久・元防衛大臣政務官、宇都隆史・元外務大臣政務官らも駆け付け、盛会を祝った。





 防衛関連ニュース

シンガポール海軍創設50周年
「国際観艦式」日本から護衛艦「いずも」「さざなみ」
(2017年5月15日)

2017年5月29日更新

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 多国間洋上訓練でシンガポールや米、加、仏、韓、比、タイ、ベトナム各国海軍の艦艇とフォーメーションを組んで航行するヘリ搭載護衛艦「いずも」(手前)=5月12日


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 巡閲するトニー・タン大統領(左)を登舷礼式で迎える「いずも」乗員
・・・他
 シンガポール共和国の海軍創設50周年を記念する「国際観艦式」が5月15日、同国東部のチャンギ海軍基地とその沖合で行われ、日本からは海自最大のヘリ搭載護衛艦「いずも」と汎用護衛艦「さざなみ」が参加した。

トニー・タン大統領が巡閲 44カ国の海軍が集結
 国際観艦式には海自のほか、米、英、露、仏、独、中、韓など44カ国の海軍から艦艇46隻、航空機28機が参加。海自は招待を受けた村川海幕長と派遣部隊指揮官の伍賀祥裕将補(1護群司令)以下、隊員約700人が式に出席した。
 国際観艦式の・・・





 防衛関連ニュース

係留型気球「スカイスター」
イスラエル・RT社製 空から周囲を定点監視

2017年5月29日更新

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 「スカイスター180」のシステム。係留装置(下)からケーブルで上空に気球(上)が上げられ、その間に見えるのが吊り下げられた監視カメラ(いずれもイスラエルのRT社提供)


 
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「赤色航空障害灯」が上部に付けられた監視カメラ


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 気球の掲揚・降納用のウインチなど一式が搭載された「係留装置」。四駆車で牽引できる
 2020年の東京オリンピックをにらみ、警察などはテロに備えた警備態勢の強化を進めている。ここで注目されるのが空から会場周辺を定点監視できる「係留型気球」だ。上空に監視カメラを吊り下げた気球を浮かべ、遠隔操作で一帯を見張るシステムで、すべて車載化され、機動性が高いのが特徴。イスラエル製のこの係留気球は米軍も正式採用、日本では沿岸・離島防衛などにも使えることから自衛隊関係者も注目している。

五輪、サミットなどで使用 テロ対策や離島防衛に有効
 このユニークな係留型気球「スカイスター」はイスラエルのRT社が開発。同国はアラブの国々に囲まれているため、国境の警備にこの係留型監視気球が活躍している。
 同システムの優れた点は、一式がトレーラーに積まれ、四駆車で牽引し、どこにでも進出できること。そして到着後わずか30分で気球を上げられる。ヘリコプターや飛行船に比べて安価かつ安定的に使用できるため、ロシアのソチ冬季五輪、ブラジルのサッカーW杯、カナダのG8サミットでも使われたという。
 気球は騒音がなく、ドローンのように墜落の危険性もないため、人口密集地で使いやすい。さらに地上からケーブルで係留されるため、秒速20メートルの風にも耐えるなど、使い勝手もいい。
 ベストセラーの「・・・





 防衛関連ニュース

<技術が光る(60)>
 ハイパーウオッシャー/アキモク鉄工
 マイクロバブルで確実に洗浄

2017年5月29日更新

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 航空機洗浄の実証試験で「ハイパーウオッシャー」の性能を確認する整備員(マレーシアのクアラルンプールで)


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 「マイクロバブルによる塩分除去」のメカニズム
 海から戻った水陸両用車AAV7に付着した塩分を確実に洗い落とす新洗浄装置「ハイパーウオッシャー」が西部方面隊の九州補給処(目達原)に導入されている。

自衛隊装備品を塩害から守る
 陸自に来年3月、「水陸機動団」が新編されるのを前に、自衛隊装備品を塩害から守るこのハイテク洗浄装置を納入したのがアキモク鉄工(秋田県能代市)だ。
 同社は第2次大戦中、前身の秋木機械製作所の時代に「零戦」の主脚製造や木製プロペラを試作開発していた歴史ある会社。2014年、マイクロバブル噴射型塩分除去装置「ハイパーウオッシャー」を独自開発。昨年、展示会に出展したところ陸上自衛官の目にとまり、見積もり依頼を受けた。
 「自衛隊への提案前の開発段階では、海外の基地に試作した装置を貸し出し、実際にテストを行いました」と同社の花下智之社長。
 「マレーシアでは真水に洗剤を混ぜてマイクロバブルミストを発生させ、油分も落とせるようにしました。短時間で確実に洗浄できるようになり、現地作業員からも好評でした」。
 その画期的な性能を知り、日本で最初に・・・





 防衛関連ニュース

<世界の新兵器>
 MiG35戦闘機(露)
 中・小国向けに輸出を狙う

2017年5月29日更新

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 2020年頃からの本格運用が計画されているロシアのMig35戦闘機(ロシアRAC社のホームページから)
 去る1月、モスクワ郊外のミグ社の工場で、新型の多用途戦闘機「MiG35」が公開された。この会場には購入を予定しているロシア、エジプトのほか、輸出を目指すアジア、南米、中東、中央アジアなど30カ国以上の出席者が集まった。すでに試験飛行は進捗し、ようやく量産開始段階に至った。
 ソ連崩壊後、ロシアの航空機産業は民営化され、ユナイテッド・エアクラフト社の傘下にミグ社とスホーイ社が入り、戦闘機の開発・製造を行っている。以前のロシア空軍の戦闘機はミグ社製が中心だったが、近年はスホーイ社製がその多くを占め、ミグ社は衰退してきている。
 本機も2007年に試作機が初飛行したにもかかわらず、本格採用されることなく現在に至っている。有力な顧客であるインド空軍は、機種選定の結果、フランスの「ラファール」を採用した。現時点ではエジプトが・・・





 防衛関連ニュース

陸自が29年度の主要演習を発表

2017年5月29日更新
 陸自はこのほど、平成29年度主要演習の大要を発表した。
 29年度の「日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ)」は東北方が担任し、日米両国で2回開催。米陸軍との実動訓練は、東方が「オリエント・シールド」を、北方が「ノースウインド」を実施。
 米海兵隊とは、西方と東北方が「フォレスト・ライト」、北方が新たに「ノーザン・ヴァイパー」に参加する。海兵隊のMV22オスプレイを使用した空中機動作戦なども演練する。
 北米訓練では、西方が「ライジングサンダー(雷神)」、アラスカ州で行われる「アークティック・オーロラ」には空挺団が参加する。
 西方は・・・





 防衛関連ニュース

空自が米演習「レッド・フラッグ・アラスカ」参加
F15や隊員300人アラスカに派遣
(2017年6月9日~24日)

2017年5月29日更新
 空自は6月9日から同24日まで、米アラスカ州アイルソン空軍基地、エレメンドルフ・リチャードソン統合基地とその周辺空域で行われる米空軍主催の演習「レッド・フラッグ・アラスカ」に参加し、米空軍の対抗部隊と防空戦闘訓練などを行う。
 派遣部隊は2空団(千歳)のF15戦闘機6機、警空隊(浜松)のE767早期警戒管制機1機、1輸空(小牧)のC130H輸送機2機、KC767空中給油・輸送機2機で、人員は計約300人。5月25日から順次出発する。
 杉山空幕長は5月19日の記者会見で同訓練に触れ、「アラスカでは基地発進から帰投まで、全ての行動を対抗形式で行えるため、実戦に近い。隊員の戦術能力向上には非常に効果的だ」と述べた。






 防衛関連ニュース

日本防衛学会が6月10日に研究大会

2017年5月29日更新
 日本防衛学会は6月10日(土)午前10時から、東京都世田谷区の駒澤大学1号館で平成29年度(春季)研究大会を開く。
 午前中は「明日の日本の防衛を考える」をテーマに3自幹部学校の教官らが報告。「トランプ米政権の対中政策」など自由論題での報告も行われる。
 午後の公開シンポジウム「激動の欧州」では、渡邊啓貴東京外大大学院教授、岩間陽子政策研究大学院大学教授らがEUやNATOの動向などについて話す。
 同研究大会の詳細は学会ホームページへ。







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