2009/4/16(木) 午後 8:11最近の記事練習用 Yahoo!ブックマークに登録
御来訪感謝申し上げます。
「花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき」という「放浪紀」の作者である林芙美子の有名な言葉がありますが、長い冬の間から待ち望んでいた「桜」も開花からわずか1週間で散ってしまいました。
使い古された表現ですが、まるで人生のように、苦しい時間に比べて楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうのであります。
また1年後を楽しみに頑張って生きたいと思います(苦笑)
今日は、たまたま下記のような記事を見つけたので、公明党関連の記事を上梓させていただきます。
公明太田代表、首相と秘密会談 都議選との近接回避要請
公明党の太田昭宏代表が15日午後に麻生太郎首相を官邸に訪ね秘密裏に会談していたことが16日、明らかになった。関係者によると、太田氏は次期衆院選と7月12日投開票の東京都議選の間隔を前後1ヶ月間以上あけるよう要請したが、首相は明確な回答をしなかったという。
また首相が13日夜に同党の東順治副代表、15日夜に北側一雄幹事長とそれぞれ都内のホテルで会談していたことも判明。東、北側両氏はともに都議選後の衆院解散・総選挙を求めたようで、首相は両氏に対しても明言を避けたとされる。
時期を含め解散の判断は首相の専権事項であることへの配慮や、公明党への反発を招きかねないとの懸念から、非公式な会談を選んだとみられる。
ただ公明党は国政選挙並みに重視する都議選に全力を注ぎたい意向で、引き続き首相サイドへの働きかけを強める考えだ。
太田氏は16日午前の党中央幹事会では「衆院選、都議選はいつどういう状況であろうと勝利する」と述べるにとどめた。
【共同通信】
いくら連立政権の片翼を担っているとはいえ、衆院解散という首相の「専権事項」に対して、公明党の代表・副代表・幹事長といった党首脳部が執拗に注文を付けて来るのは、我々一般国民にとっては異様な姿にしか映りません。
当然、その背景にあるものは何か?とうがった見方をしたくなるのも必然的な心情であります。
当然、その背景にあるものは何か?とうがった見方をしたくなるのも必然的な心情であります。
その答えは以下の引用に明確に表わされています。
都議選が国政選挙より重い理由
公明党は、続いて誕生した麻生太郎内閣にも早期解散という要求を突きつけた。
創価学会・公明党にとって、早期解散はどうあっても譲れなかった。彼らにとって重要な都議会議員選挙が、2009年(平成21年)の7月に控えていたためである。
創価学会・公明党にとり、都議選は国政選挙に匹敵する特別な位置づけになっている。
理由はさまざまだが、一口でいえば、学会本部が東京にあることに加え、日本の人口の1割を占める首都圏で権力を持つことには大きなメリットがあるためだ。
創価学会のお膝元である東京で、池田先生(池田創価学会名誉会長)と組織を守るためには、警視庁など行政への影響力を常に保持しておく必要がある。 ことに宗教法人資格に関する権限が地方自治体に帰属していた頃は、東京はどこよりも、(創価学会にとって)重要な戦略的な地域だった。
( 中 略 )
そのため、都議選があると、(創価学会は)「都議選支援の全国作戦」を展開する。
全国各地から学会員が手弁当で上京し、都内在住の親戚や知り合いに、公明党候補への投票を依頼して回るのだ。
そのため、都議選があると、(創価学会は)「都議選支援の全国作戦」を展開する。
全国各地から学会員が手弁当で上京し、都内在住の親戚や知り合いに、公明党候補への投票を依頼して回るのだ。
( 中 略 )
いずれにせよ、ようやく総選挙が終わったかと思えば、すぐに今度は都議選のために上京して、また同様の活動をやらなければならないというのは、さすがに金銭的にも肉体的にも学会員への負担が大きくなりすぎる。
端的にいえば、公明党は学会の都議選運動に支障があるので、総選挙を早くしろと主張しているようなものだが、自民党はその声を無視はできない。
麻生政権は解散を先延ばしにし、公明党はじりじりと苛立ちを募らせた。
解散総選挙の時期が学会の都合という政治とは別の次元で左右される。これはどう考えてもおかしい。
いずれにせよ、ようやく総選挙が終わったかと思えば、すぐに今度は都議選のために上京して、また同様の活動をやらなければならないというのは、さすがに金銭的にも肉体的にも学会員への負担が大きくなりすぎる。
端的にいえば、公明党は学会の都議選運動に支障があるので、総選挙を早くしろと主張しているようなものだが、自民党はその声を無視はできない。
麻生政権は解散を先延ばしにし、公明党はじりじりと苛立ちを募らせた。
解散総選挙の時期が学会の都合という政治とは別の次元で左右される。これはどう考えてもおかしい。
( 以下 略 )
元公明党委員長矢野絢也著「黒い手帖」(講談社)から引用抜粋
元公明党委員長矢野絢也著「黒い手帖」(講談社)から引用抜粋
要するに公明党は「生活を守るのは公明党です」とどこかの「国民の生活第一」を掲げる政党と同じで、守るべきは国民ではなく、自らの組織の首領なのであります。
今回引用した矢野絢也氏が著した「黒い手帖」は、公明党と創価学会の赤裸々な事実が克明に記されていますが、残念ながら、増刷をしながらも書店に並ぶと同時に学会員に買い占められて一般の良識ある国民の手許には入らない状況でありますが、不肖敬天愛人は「ある方」の御尽力により手に入れる幸甚に恵まれたので追々皆様にも御紹介したいと考えています。
この著書に書かれているのは、公明党(=創価学会)が創価学会名誉会長池田大作の愚かなまでの誇大妄想による野望(日本占領)を実現するために、その走狗となって政治活動を行っていることや、池田大作の「国会での証人喚問」を絶対阻止するために与党政権にしがみ付かざるを得ない事情が、自ら学会員であり党の中枢部にいた者としてしか知りえない事実を明白に語っています。
さらに、『いうまでもなく、自民党は公明党の要求に大幅譲歩するのは、学会の協力なくしては、選挙が戦えないからだ。』としています。
結局、最初の引用記事にあるように、公明の3幹部が麻生首相に「要請」とは名ばかりの圧力をかけるのには、「秘密裏」でなくてはならなかったのであります。
福田康夫氏が途中退陣したのも他ならぬ公明党の圧力があったと言われていますが、しかしながら、麻生氏はここまで解散をせずに「政局より政策」ということで内外問わず政策を優先して政務を粛々と政務を遂行して来ました。
しかし、「池田先生と組織を守る」ためしか頭に無い公明党首脳は、さすがに7月の都議選があとわずかに迫って来た現在に至り、焦り出した学会本部から厳命されて必死に麻生首相に要請したことが明々白々と知らされたのであります。
それに対する麻生氏の答えは彼らの望む答えでなかったことは、引用中の『太田氏は16日午前の党中央幹事会では「衆院選、都議選はいつどういう状況であろうと勝利する」と述べるにとどめた。』で想像できます。
これは、太田氏の創価学会本部と池田大作への「自己保身のために精一杯の強がり」なのであります。
麻生氏は国民生活や国益など眼中にない公明党に決して妥協すべきでないのです。
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