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CMの多さに辟易

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2009/5/18(月) 午後 8:10最近の記事練習用  Yahoo!ブックマークに登録
 
   (『日本で一番きれいな女優さん』と個人的に思っている檀れいのCM)
 

  御来訪感謝申し上げます。

 ずいぶん前から、テレビコマーシャルの長さと多さに辟易している者としても、大変興味深い話題があったので下記に引用します。
 
 
CMの6割、視聴者の心に届かず…好評価トップ「白戸家」
 2008年4月から09年3月までの1年間に流されたテレビCM1万7765作品のうち、約6割が視聴者の印象にほとんど残っていないことが、民間調査会社「CM総合研究所」(東京・港区)の調査でわかった。
 調査は、関東地方に住む6~89歳の男女計3000人に毎月、筆記式アンケートを実施。
 印象や好感を持ったCMを最大五つまで記入してもらった。
 その結果、CMを出した2019社中、777社のCM1万147作品は全く記載されなかった。
 その中には、一つの商品のCMに最大3億円以上を費やした企業が3社あったほか、年間に最大で905回流していた企業もあった。
 一方、最も優れたCM評価を得た企業は「白戸家シリーズ」のソフトバンク、「BOSS」などのサントリー、任天堂の順だった。
 同研究所の関根建男代表は「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るというわけではない。
 CMと販売には関連性があり、印象に残らないCMは企業に貢献せず、日本経済のロスですらある」としている。
(2009年5月15日03時09分 読売新聞) (本文太字は敬天註)
 

 不肖敬天愛人も「テレビっ子」の世代の端くれでありますので、何だかんだ文句を垂れながらもTVを視聴する時間の多さは人後に落ちません。

 ブログを始めてからは、だいぶTVの前に居る時間も減りましたが、今でも休日などは結構な時間をテレビの前に陣取っています。

 テレビを見ていて、いつもながら頭に来るのが民放のCMの多さとタイミングの悪さであります。

 CM挿入のタイミングについては、視聴者を虐待する意図で行っているのか?と思うほど無礼極まりない暴力的とも思えるやり方をする番組も数多くみられます。

 スポーツ中継などは、野球中継の場合はメリハリ良く攻守の交代時間に挿入するので比較的穏やかに中継を観ている事ができるのですが、他の競技となるとひっきりなしに入り、中には5分ごとにCMが流されます。
 最近の傾向として1回のCM放映時間が「2分(180秒)」がほとんどのパターンで、中には3分間も流し続けるものもあります。

 以前のように、1~2社の企業が1つの番組のスポンサーになることも少なくなり、大抵が5社も6社も1つの番組のスポンサーとして名を連ねることが多くなったから、余計、CMの数をこなすために放映時間も長くなったようです。

 ずいぶん前のことでありますが、ある警察関係の方から伺ったお話によると、交通信号の「赤」の時間を設定するのには大変な心配りが必要なのだそうです。

 ドライバーが信号による待ち時間からイライラ運転につながって事故を誘発するケースも多いらしく、「待ち時間」に対する人間心理まで研究して今の信号赤の時間を決めているそうであります。

 例えば、交通量の多い交差点などはどうしても「赤」の時間が長いのですが、その待ち時間を普通人(平均的人間)が「長い!」と感じるのは、『2分前後』なのだそうです。
 つまり、『2分』を超えるとさすがに待ちきれなくなりイライラが募るという調査結果を得ていて、どんなに長い信号でも限度を『2分』と決めて、切り替えているということです。
 それを聞いた後に、何でも検証しないと気が済まない私は、あちこちの交差点(地方、大都会問わず)で赤の待ち時間を計ってみましたが、やはり、長い交差点でも『2分』で切り替わりました。
 調査結果を裏付けるように、信号が赤に変わって1分30秒くらいまではそれほど気にもならないのですが、1分45秒を過ぎた辺りから「何だって、信号が長いなあ!」とイライラし始め、「チェッ!」と舌打ちをする頃『2分』になると信号が切り替わってホッとして走り始めるというパターンだったのです。

 「いやあ、もっと長く感じる」とウソだとお思いでしたら、一度試してみると、敬天愛人がウソを吐いていないことを御理解いただけると思います。

 つまり、警察の調査によると人間心理として『2分の法則』がそこにはあるのです。

 この法則をテレビ界も知って知らずか、視聴者がイライラの頂点に立つ限界ぎりぎりの時間を眼いっぱい使ってCMを流しているのであります。

 そこには、テレビ局側のスポンサーと視聴者の双方を考慮した確信犯的な狙いのもとに日夜CMがながされているのでしょう。
 しかし、例えば、タモリファンとしてはお昼の「笑っていいとも(フジ)」を観る機会が多いのですが、「テレフォンショッキング」中の「1/100アンケート」の前後、「お友達紹介」の前後、この2つのコーナーのわずか10分間の間に2分CMが4回、つまり、10分間の内の8分間はCM時間なのであります。
 この「笑っていいとも」の場合、一応60分番組なのですが、トータルのCM時間は15分間だそうであります。
 番組そのものは実質45分間の内容で構成されているようであります。
 ゴールデンタイムに多い55分番組はCM時間12分間が平均だそうであります。
 そういえば、NHKをみると60分番組ではなく45分番組が多く、残りの15分間をローカルニュースやニュースと天気予報に充てていますが、同じ1時間=60分間でも、片やCM15分、片やニュース15分と内容に大きな隔たりがある訳であります。
 決してNHKを擁護する意図でありません。
 あくまでも民放と公共放送を比較したに過ぎません。
 NHKの偏向ぶりのひどさについては後日記事に上梓したいと考えています。

 それでなくても視聴者にとっては、CM時間を「我慢のタイム」として耐え忍んでいるわけですが、それを逆手にとって、「視聴者不在」の内容のないコマーシャルや、サラ金、パチンコ、反日オカルト教団などのCMを延々と垂れ流していながら、結果は上記引用の通りの無様さであります。
 

韓国のテレビ事情通の当年83歳になる母によると、ドラマが多い韓国ではCMは番組の最初と最後に入るだけだそうです。
 民族特有の業病である火病という持病を持っている韓国人社会では、ストーリーの狭間にCMを入れるとTV局への視聴者から猛烈な抗議や該当スポンサー企業の不買運動に簡単に発展するほどの大騒ぎになるということであります。
 それこそ「謝罪と賠償」を要求される事態になるのでしょう。
 
 
 日頃、侮蔑の念を持ってやまない韓国人ではありますが、こういうところには見習いたくなる気持ちも若干芽生えます。

 温厚且つ気品ある日本国民が大人しくしているのを良い事に視聴者イジメともいえる横暴極まりない日本のCM事情にはかなり憤りを感じていたので、引用記事の調査結果には留飲を下げる思いでもあります。

 確かに、そこまで辟易し、憤りまで感じながらテレビを観ている敬天愛人も馬鹿なのではないか!という御意見もあろうかと存じますが、世の中には「テレビしか楽しみの無い」老人の方々も多いのが現代日本社会の実態としての一面でもあります。

 肝心なニュースより、くだらない出来レースである民主党の代表選挙の生中継を優先する偏向ぶりを遺憾なく発揮している天下の日本放送協会様も含めて、公共の電波を使っていながら我田引水の、国民不在のメディアしか存在しない我が国の現状であります。

 総括すると、今の商業マスメディアは反日・親中韓、媚スポンサーであり、公共放送局は視聴者からの受信料を取りながら反日・親中韓の偏向報道を行っているというメディア全体が「国民不在」の姿勢でありながら、「国民生活第一」を党是としている民主党を陰日なたに支援しているという現状を考えると、そこに見えるものは、「国民の意思を無視した」、「国民を馬鹿にした」、「国民を舐めきっている」等々のキーワードなのであります。
 
 その結果が『CMの6割、視聴者の心に届かず』であり、
 『その中には、一つの商品のCMに最大3億円以上を費やした企業が3社あったほか、年間に最大で905回流していた企業もあった。』という経済学的にいえば、費用対効果(コストパフォーマンス)が何ら発生しなかった最悪の成果に終わったのであります。
 民間企業ですから、担当者は責任を問われる事態になったことは想像に難くありません。

 見逃せないのは日本人を馬鹿にしていると、とかく批判の対象になっている「白戸家の人々」(ソフトバンク)のCMがダントツ第1位になっている現実にも、その本来の意図を巧妙に隠蔽しながら国民の懐内に侵食して行くことに無防備な現状の日本の病める世相を認めざるを得ず、孫正義の「してやったり!」の雄叫びまでが聞こえそうであります。
 
 大人しい人間ほど「怒らせると恐い」と昔から言われている言い伝えがあります。
 これは先人が散々苦労した実体験に基づく教訓であり、真理であろうと思います。

 そろそろ、(良識ある国民は)「怒らせると恐い」ことを国内外の反日勢力が骨身に浸みる思いをする時期が到来しつつある兆しが見えて来たように思えてならないのであります。

 今日のエントリーは日頃の恨みも込めての批判記事とさせていただきました。
 
 【お勧めサイト】
  http://polestar.0510.main.jp/
  
   
 

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