最高税率90%の財産税
皇族に対する締め付けはそれだけではなかった。占領直後から総司令部は
、日本政府に対して財産税の立案を求めていた。政府は昭和20年11月16日
、立案計画書を提出したが、総司令部は24日、昭和21年の最初の議会で
関係法案の成立を図ること、及び皇室財産についてもこの計画から除外
されてはならぬことを条件として政府案を承認した。
このことは、既に凍結してある皇室財産の大部分を、財産税によって国有化
する方針を明らかにしたことを意味する。日本政府はこれに反対するも、
結局受け入れられなかった。
総司令部は皇室財産を調査し、凍結した上で、莫大な財産税を課税、そして
ついに新憲法の公布により、皇室財産のほぼ全てを国庫に収めさせるという
大きな計画を立てていたのだ。
昭和21年9月30日、財産税法案が衆議院に提出された。同年3月3日午前
零時を調査時期とし、その時点における個人所有の財産について課税する
というもので、10万円未満を免税とし、累進税率が採用された。1500万円を
超える財産を所有している場合は最高税率の90%が適用されることになった。
全体で約43億円の税収が見込まれた。財産税法は昭和21年10月11日に
議会で可決され、11月12日に公布、20日に施行された。財産税の申告期日は
昭和22年1月31日とされ、納付期限は申告期日の1か月後とされた。かくして、
皇室財産は、約9割が主に物納により国庫に帰属することになったのである
。
以前発表された 天皇家の財産は大きく上方修正され、評価総額は
37億4712万円となり、財産税として納税された金額は33億4268万円
となった。十四宮家の中で最も多額の財産税を納入したのは高松宮だった。
評価総額が1253万円で財産税は1002万円だった。その次は朝香宮で、
評価総額は1067万円、財産税は844万円だった。三井、岩崎、住友などの
大財閥の資産が、およそ3億円から5億円だったことと比べると、
37億円を超える天皇家の財産がどれだけ大きかったかが理解できよう。
竹田恒泰著 「皇族たちの真実」より
※今でも日本政府は天皇家の財産を没収したままであろう。
竹田恒泰著 「皇族たちの真実」より
※今でも日本政府は天皇家の財産を没収したままであろう。
占領憲法もそのまま、皇室典範もそのまま、日本政府は今まで何をして来たのか
日本人として情けない、占領軍(白人)に洗脳され今では洗脳された事も忘れているのか。
アメリカ(白人)は今でも正義の御旗を元に次々と破壊しているのだ。以前バングラデッシュ
の方と話した事があるが、アメリカはその国が二度と立ち上がれなくなるまで破壊していったと
聞いたことがある。。日本も目覚める時であろう。中国、北朝鮮、ロシア、韓国とならずもの国家
に囲まれているのだ。