以下抜き出し
中国・台湾から“転戦”? 賭博業者がチーム乗っ取りも…
八百長蔓延(まんえん)の背景の一つとして韓国で指摘されているのは、中国系組織の進出だ。
中国プロサッカーでは2008~09に中国サッカー協会副会長を含め、八百長に関与した選手や関係者が次々摘発された。度々八百長事件があった台湾プロ野球でも09年に大がかりな調査が行われ、6球団が4球団に縮小された。
韓国メディアは「中台での摘発で締め出された中国系組織が、手口とともに韓国に進出し、初期は高い配当率で会員を募った」と分析する。
実際、軌を一にするように07年に40件にすぎなかった違法スポーツ賭博サイトの申告件数が09年には5千件超、10年には約8千件にまで急増している。
違法サイトのサーバーが中国に置かれていたケースも捜査で判明。サッカーの試合会場で、違法賭博の中継役をしていた中国人留学生が摘発されたこともあり、「中国語を話す人物から『選手を紹介してほしい』と頼まれた」と韓国メディアに証言した元プロ野球選手もいた。
中国の違法賭博業者が架空会社をつくってサッカーのセミプロリーグの公式スポンサーになり、「選手に給与を払いながら八百長を指示していた」との情報まで浮かび上がった。このチームは後に解体された。
韓国メディアは「関連国の協力を得て国際協調捜査に入る必要がある。韓国人が中国・台湾系違法スポーツ賭博組織にもてあそばれてもならない」(中央日報社説)と警告するが、ここまで蔓延を放置した今となっては「責任のなすり付け」の感は否めない。
>韓国人が中国・台湾系違法スポーツ賭博組織にもてあそばれてもならない
我が民族は清廉潔白とでもいいたいのか。