3月の朝雲ニュース
3/8日付 | ニュース トップ |
日米「鉄拳作戦」終了 離島夜間上陸など演練 米軍ヘリや舟艇などで米ロサンゼルス沖のサンクレメンテ島に上陸後、84ミリ無反動砲を構えて周囲を警戒する陸自隊員(2月11日)
島に上陸後、敵との距離を縮めながら情報を交換しつつ前進する陸自隊員(右端)と米海兵隊員(2月11日)
上陸用舟艇LCUで米海軍の強襲揚陸艦「ペリリュー」艦内に収容された陸自隊員と同車両(2月8日)
「島嶼防衛」などを演練課目に、陸自と米海兵隊が1月16日から米カリフォルニア州で行っていた平成23年度日米共同実動訓練「鉄拳作戦(アイアン・フィスト)」が2月23日、終了した。 7回目の今回は、陸自が宮下西方総監を担任官に西方普連など約180人、米からペンデルトン駐留の第1海兵機動展開部隊などが参加し、米海軍コロナド基地、海兵隊キャンプ・ペンデルトンなどで訓練。 陸自隊員は、着上陸戦闘に高い能力を持つ米海兵隊員から直接指導を受ける形で、沿岸での特殊ゴムボート操法、海上航法、足にフィンを着けての偵察泳法、水路潜入、夜間上陸などを演練した。 さらに、陸自車両を米海軍のエアクッション艇(LCAC)に搭載し、砂浜に揚陸させる訓練なども実施した。 |
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関係機関と連携強化 緊急事態対処を演練 大規模テロ等に備えた国民保護訓練が6師団、32普連、岐阜地本などと警察等が共同して行われたほか、東京電力福島第1原発事故を受けた原発事故への対応訓練では島根地本、出雲駐、舞地隊などが自治体と協力して対処要領を確認した。また護衛艦「あぶくま」は海保巡視船と通信訓練を行い、それぞれ非常時に備えた。
埼玉・所沢で国民保護訓練 「公園で爆弾テロ」
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3/8日付 | ニュース トップ |
生地でF0競技会 生地での競技会で目標を標定する8特連の前進観測班員(熊本県美里町で)
【8特連=北熊本】連隊は熊本県美里町でこのほど、前進観測班の職能等の向上を目的に初めて生地で競技会を行った。同班員14人が参加した。 部隊は美里町内の倉庫、事務所に統裁部本部を置き、竹原孝昭連隊後援会会長所有の広大な敷地を借りて訓練を実施した。 前進観測班は通常使用している日出生台、霧島両演習場とは全く異なる環境、状況の下、自己位置の決定、写景図の作成、各種弾痕の解析、目標の捜索・標定、射撃要求等を行い、大きな成果を残した。 |
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東千歳駐屯地で旅団演習 ICEで指揮幕僚活動 地図上で彼我の展開状況を確認する6普連隊員(東千歳演習場で)
【5旅団=帯広】旅団は1月20~29日、東千歳駐屯地で行われた北方総監部統制の旅団指揮所演習に参加した。
訓練は北方の指揮所訓練統裁支援システム(ICE)を使用、旅団司令部、連隊本部等の間の指揮幕僚活動を行った。 3夜4日の連続状況下、主要演練項目の司令部と隷下部隊の有機的な指揮幕僚活動の錬成、任務完遂に努めた。 ◇
旅団は1月16~2月1日、空挺団(習志野)の積雪地降下訓練を支援した。訓練は新雪に覆われた芽室、鹿追両町で行われ、旅団は自治体との調整、訓練公開の支援、スキー技術指導を行った。 |