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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]市民団体の言う通りにしていたら日本はおかしくなることに気づけ!脱原発は平和憲法、武器放棄、無防備地域という幻想と同じで、現実無視の日本弱体の発想。

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数回に分けて掲載させて頂きました渡部昇一氏の『原発興国論』(WILL 20124月号)を本日で最後として、私なりにまとめてみたいと思います。
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イメージ 4原発問題の最中に、菅首相が急に元気になったことがあった。
それは孫正義氏が多額の献金の意思のあることを発表し、津波で家が流された地域に太陽光発電を進めるアイディアを持って来た時だった。
その孫氏は自分の企業で一番電気を食う部分を韓国に移したと指摘されている。
自然界のエネルギーの活用自体は結構なことであるが、あまりそれを強調する人は日本の脱原発を狙う韓国政府の手先になっている可能性があると言ってもいいだろう。
 
太陽光発電はよく言われているが、原発にすぐにでも代替えできると考えている人は全くの無知か韓国の手先か、手先の手先ぐらいの人ではないかと私は考えてしまう。
たとえば、リニア・モーターは宮崎県で最初に走っていた(今は山梨県)。その軌道は当然、細く、かつ長い。それが不要になった跡地に太陽光発電のパネルを並べるのは優れたアイディアの如く思われた。
しかし、実際やってみると、ひとたび火山噴火があった後は、その火山灰がくっついてダメになった。火山灰をきれいにする労力や費用は電気代どころではないのだ。
いわんや、津波の跡地にパネルを並べることは被災者たちから郷里を奪うことにもなるのである。
 
自然のエネルギーを使うアイディアは文句なく良いようだがマイナスの面も大きい。
太陽光発電パネルで山手線の内側の2倍の広さのところを埋めても、発電量は浜岡原発の1基分くらいだそうである。しかも不安定だ。台風が来たらどうする。大地震が起こったらどうする。
第一、そんな広い場所が日本のどこにあるのか。静岡の茶畑を全部つぶす気か。それが使えなくなった時の廃材はどう処理するか。それを並べた下に葉植物は育たないであろう。そんな荒れ地をどうするのか、などなど、実に問題が大きいのだ。
 
アメリカの太陽光パネル会社は潰れたしアメリカは原発再開を決めた。わかりきった話ではないか。
その他の代わりのものも、すべて原発に代わりうるものでないことは、ここで繰り返す必要はないであろう。
 
今のところ原発に代わりうるものは火力発電だけだ。しかし、火力発電には化石燃料である石油か石炭、あるいは天然ガスが必要である。いずれも日本では産出しないものだ。
火力発電のための燃料代が何千億円と急増した。年間何兆円ものお金が燃料代に消えるのだ。
消費者は節電したり、各人が我慢すればよい。しかし、日本の産業はどうなる。
今でも日本の電気料金は韓国やアメリカに比べて著しく高いのだ。
高い電気料金のために、日本ではアルミの精錬をやめたという過去もある。
今より電気料金が高ければ、日本の多くの工場は潰れるか海外に出るかになる。つまり空洞化だ。産業の空洞化は、とりもなおさず失業率の上昇と国力の低下である。日本の中小企業などがバタバタ潰れたら喜ぶのはどこの国か。言わなくてもわかるではないか。
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ここで櫻井よし子氏のブログから要点だけを取上げて次に掲載いたします。
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イメージ 2日本が脱原発の中、アメリカは新規原発4基の建設を着工し、中国は新しい原子炉1基の商業運転を開始し、新規原発28基が建設中、さらに38基の新設を計画している。
しかし、アメリカも中国も日本の技術でつくられるのだ。
 
上海では6基の建設が始まっている。
これは35世代の原発で、東芝が買収したウェスチングハウスが請負う。技術は日本の東芝が所有するものだ。
この原発はどのようなものであるか。
建屋の最上部の格納容器の真上に大容量のプールを設け、水を貯めて置き、事故が起きるとプールの水が自動的に落下し、格納容器の鉄板を外側から冷やす。外からの注水に頼らずに、原子炉内の水が循環することで、原子炉が徐々に冷やされていく仕組みで、外部電源なしで原子炉を冷やせるものである。福島原発と同じ状況になっても、水素爆発もその後の事故も発生しないというものだ。
 
また、日立・GEは新しい自然循環型の圧力容器を開発している。その最先端の原子炉圧力容器を、ノズルを含めて溶接なしで一体として作れるのは日本製鋼所だけである。だからフランスや米国など、どの国が受注しても、大型の原子炉圧力容器を作るのは、結局、日本企業なのだ。日本が脱原発の立場をとれば、こうした技術も守れなくなる。
脱原発で技術開発を終わらせるのでなく、さらに優れた技術の創出に挑み、最先端の位置を守り、裾野の広い原発産業で日本経済をも下支えすることが重要なのだ。(以上、掲載ここまで)
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多くの国民の方々に知って頂きたいことは、今回の福島での原発事故と技術力は全く別問題ということです。それをマスコミや市民団体、また政府までも原発自体が危険なもので、すぐにでも原発を廃炉にしてしまえ、と言わんばかりです。
確かに日本の原子力は「安全」であるという神話の下に成り立っていたため、本来、一番大切な安全対策をしようものなら、「安全ではなかったのか!」「安全は嘘だったのか!」と騙したかのように騒ぎたてるのです。
そのため、本来あり得ないような“ボケ”たことをやらかしていたのです。その一例として、チェルノブイリ事故を教訓に欧州ではベントが出来るように、放射能をほとんど除去できるフィルター付きベントを使用しています。これを福島原発で付けていれば早期にベントを行い、水素爆発は充分防げたわけです。しかし、以前、東電がこのフィルターを取り着けようとした時、地元の市民団体とそれに担がれた県側が「安全なのにフィルターがなぜ必要なのだ」と詰め寄り、東電は引き下がったという経緯がありました。
これが日本の姿だったのです。何か滑稽なほど愚かではないでしょうか。
「安全だから何もしなくてよい」という考えは、ある意味で我が国の国防にも通じると思いませんか。
 
今回は予想していなかった14メートル超えの津波で非常用電源が水を被り全ての電源を失って核燃料を冷却出来なくなったわけです。これは明らかに技術の問題ではなく津波の“発想力”の問題です。もしも今回のような巨大津波を想定していたら全電源喪失という異常事態を回避する手段はいくらでもあったわけです。それは、女川原発を見ればわかることです。
 
何度も言いますが、今回事故を起こした福島第一原発は第二世代と呼ばれる旧式のタイプで、我が国の原発は第三世代へと移行している段階で、既に第四世代への研究も進められています。
継続的に開発を進めてきたわが国の原子力技術は今や世界トップクラスです。
この技術を放棄することは明日にもできますが、再び構築するには何十年もかかることを忘れてはなりません。
深刻な事態を経験した日本の技術者たちであるからこそ、もっとも安全な原発の開発ができるはずです。そして、世界もそれを期待しているのです。
 
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転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」


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