40歳以上の空自パイロット、民間への転身再開
小野寺防衛相は14日の閣議後の記者会見で、自衛隊パイロットの民間航空会社への転身制度について、再開を正式表明した。
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航空自衛隊の40歳以上の戦闘機パイロットを中心に、国土交通省が航空会社に募集をかけ、来年夏頃に約5年ぶりとなる10人程度の転身を見込む。
転身制度は1962年度に始まったが、民主党政権時代の2009年に、各府省による公務員の再就職あっせんが禁止されたため、防衛省は運用を自粛してきた。航空業界ではパイロット不足が深刻で、特に強い精神力や的確な判断力が必要とされる戦闘機パイロットへの期待感は大きい。自衛隊にとっても、40歳以上が民間に転身すれば、パイロットが若返りするメリットがある。小野寺氏は「制度の復活は民間航空会社からの要望で、押し付けではない」と強調した。
(2014年3月14日18時57分 読売新聞)
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いきなり例え話で恐縮ですが、日曜大工で椅子一脚を作るのと、それを壊すのとではどちらが簡単でしょうか。もちろん壊す方が簡単ですね。
民主党政権の3年3か月の間に、日本がどれほど壊されたことでしょうか。枚挙にいとまがありませんね。
民主党は国民の共感を得ようとして官僚バッシングを行い、転職の道を厳しくしました。官僚に仕事で得た知識と経験を活かす道を事実上封じた訳ですね。
これでは優秀な若い人が官僚を目指す意欲が起きにくくなります。
自衛隊員は官僚とは言えませんが、民間よりもずっと早くに退職する点では共通です。
自衛隊のパイロットが民間に転職することは相互にメリットがあります。
民主党政権、この転職まで阻害していたとは今更ながら驚きました。
壊された日本が元に戻るまでどれほどかかるでしょうか。
行政通知を出すだけで変えられる制度もありますし、法律そのものから改修しなければならないものもあります。
特に何か妙な権利を与えてしまっているのを取り戻すのは、言葉では簡単ですが、激しい抵抗があったりして易々とは進みません。
今回、これで制度がひとつ復元されますね。まだまだ大小取り混ぜ夥しい課題が残されたままです。
行政頑張れ! 国民は後押ししましょう。