ルピー安で紙切れ同然?ルピー紙幣が「花飾り」に インド
【9月1日 AFP=時事】インド北部スリナガル(Srinagar)の市場で、最近のルピー安を受け、ルピー紙幣で作った結婚式用の花飾りを売る店が現れた。米国によるシリア軍事介入への懸念に国内の経済危機が相まってルピーは8月28日に対ドルで約4%下落し、過去最安値を更新した。(c)AFP=時事/AFPBB News
【G20】
インドとの通貨スワップを500億ドルまで拡充へ 個別会談で合意
2013.9.6 19:11
【サンクトペテルブルク=平尾孝】日本とインドは6日、相互に自国通貨を融通し合う通貨交換(スワップ)協定の交換限度額を150億ドルから500億ドルに拡充することを決めた。ロシアでの20カ国・地域(G20)首脳会合で、麻生太郎副総理兼財務相とシン首相が会談し、合意した。
共同発表では、「日印両国は、(交換限度額拡充が)新興国を含む世界の金融市場の安定に貢献することを期待する」としている。
インドの通貨暴落に対して、スワップ拡大はどう影響を与えるのか・・・
インド経済と通貨に対して下支えになると良いのだが・・・そもそもスワップというのはこういう時に効果的に発動するものだし・・・。
特に対支那軍拡中のインドにとってこの合意は大きな支えになるのは間違いなく、それを後方支援することで我が国が必要な軍備をインドが代わって装備するなら安い買い物で十分な利益と言えるだろう。
ロシアにとってもインドが安定して軍拡して、ロシア製兵器を買ってくれれば利益になるし・・・そうなるとやっぱり支那包囲網(ロシア含む)にとって非常に好都合・・・。
ましてやインドの強大化はASEANにとって刺激となるわけで、ASEAN各国の軍拡による南シナ海のパワーバランスに変化が起きる。
その結果、アメリカのフィリピンへの再進出も加速して、東南シナ海の安定と優勢が確保できる。
まさに良い事尽くめではないか!