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向かって右から衆議院議員・石川昭政先生、田母神俊雄先生、そして私
先日、我が地域で元航空幕僚長の田母神俊雄先生をお招きして「保守の会」主催の講演会を行いました。
その時、田母神先生は声を高めて「日本を取り戻すというのは、戦前の日本に戻ることです!」と仰いました。
この講演会の最初から最後まで拝聴すればこの意味することはわかると思います。
しかし、この言葉だけを取上げて発言すると、今の日本では大きな誤解を招くはずです。なぜなら今を生きる“多くの”日本人は戦後生まれで、戦後教育のまま今に至っているからです。「戦前は悪いもの」、「戦前は何か危険な感じがする」、「平和な今のままでいい」、と思っている人が多いからです。
戦後、占領政策で戦前とは変わってしまった日本で生まれ育った日本人には、戦前を知るわけがないし、昔に戻る必要性も感じないし、今の日本で充分人生を謳歌出来て、特に不自由もなく暮らせるから、そんな難しいことを考える必要はない、と無関心が当たり前になってしまいました。
終戦後から日本は何をされたか。・・・
日本国民が民族の誇りにかけて戦った大東亜戦争が言葉ごと消され、アメリカに都合のよい歴史観『太平洋戦争史』を押し付け、大東亜戦争、八紘一宇、我が国などの用語を使用禁止し、戦前の教科書は黒く塗りつぶされ、神話や先達の勇戦、英雄たち、記念館、真実を書いた本が焚書され、奉安殿や忠魂碑を失い、民間人を狙った明らかな国際法違反であるアメリカの無差別爆撃や原爆投下を日本の軍部の責任にし、ラジオや東京裁判で日本の贖罪意識を植え付けました。
戦前の白人の身勝手さを知り、真実を知る日本国民は口に出さずとも「日本人は悪くない」と思っていたのです。
「日本は戦争には負けたが、天皇陛下の教育勅語や軍人勅諭の教えの通り、日本兵の行いは魂では優っていた」と信じていた日本人への占領政策が、修身や日本史・地理を停止させ、教育勅語を失わせて、実際に日本兵は外地で残虐で破廉恥な行為をしていたという暴露で、日本人も段々と自信を失い、自尊心を失い、日本人が散々尊い倫理的宿題で暗誦した教育勅語も修身も口先だけのものかと、占領軍が押し付けた歴史認識が成果を上げ始めて、子供たちも洗脳されていくのです。
民族は愛国心と歴史と誇りを失ったら腑抜けになる。我々は戦後占領政策で強い日本を恐れたアメリカが次の言葉通りにされていることに気付くべきでありましょう。
「一国の人々を抹殺するための最初の段階は、その記憶を失わせるということである。その国民の図書、その文化、その歴史を消し去った上で、誰かに新しい本を書かせ、新しい文化を作らせて、まったく新しい歴史を捏造し押し付ければ、間もなくその国民は、国の現状についても、その過去についても忘れ始めることになるだろう」(ミラン・クンデラ著書『笑いと忘却の書』)
今の日本人は、戦前の記憶を失わされ、歴史を失わされたまま捏造の歴史を教わり聞かされ、戦前の日本は何か悪いものであると信じ込んでいます。
一度植え付けられた先入観はそう簡単には抜けません。まして生まれた時からそうであり、学校もマスコミもそれが正しいかのように教え、流すので、目覚める機会が少ないのです。
大きな刺激を与えて日本人の大きな誤解を解くことが田母神先生が言いたいとこだったのでしょう。
*画像はブログ友「なだれちゃん」より拝借いたしました。
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