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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]たとえ一人になっても正しいこと(国益)を主張できる日本の政治家はどれほどいるのか。

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尖閣の接続水域内、中国海警局の公船4隻が航行
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、29日午後7時現在、沖縄県石垣市の尖閣諸島・久場島沖の接続水域内を、中国海警局の公船「海警」4隻が航行を続けている。海上保安庁の巡視船が領海に入らないよう警告している。(2013.7.29 読売新聞)
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ほぼ毎日繰り返されるシナによる尖閣への挑発行為の報道。さすがの日本人も「またか」で終わるようになってきました。しかし、これが狙いなのです。
 
昭和479月、田中角栄首相がシナに訪問し「日中共同声明」に署名しました。
このときに同行した外務省条約局長の高島益郎は共同声明作成の実務に当たりました。シナ側は交渉で「台湾は中国の不可分の一部であること」を声明に盛り込むよう強く要求します。
しかし高島はこの要求を突っぱね、共同声明では「中国政府は台湾が中国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明し」、「日本は中国政府の立場を十分理解し、尊重する」との意向を示すにとどめるよう田中を説き伏せました
 
国益のため頑強に法律論を展開する高島を周恩釆首相は「法匪」と非難しました。
だが後に「高島のような立派な部下を私も持ちたい」と言わしめているのです。
また高島は「尖閣の問題が解決していないのに条約を結んでいいのか」と最後まで問題提起をしていました。
 
かつて高島は東大在学中に学徒出陣をし、朝鮮でソ連の捕虜になり長期抑留中に凍傷で手足を失いました。彼は共産主義に対しては「共産主義を相手にする時は主張すべきところは徹底して主張し、あくまで原則を曲げてはならない。台湾との断交も支那に言われるままの条約でするものではない」と一人抵抗し続けました。
ところが当時の自民党も高島を「法匪」と非難し、日本のマスコミも「日中友好の雰囲気が盛り上がっているのに法律の細部にこだわって壊すな」と言ったのです。
 
日本は日本の国益を主張すると非難され、シナの国益に配慮すると互恵関係だと歓迎します。
また、報道ではシナの軍事力増強をやたらと強調します。2ケタ増の軍事費で、しかも公表されていないものも多く、実際はもっと大きなものだと言います。中身をろくに精査せずに数字だけを見てシナの軍事力は恐るべきであると思い込んでいる日本人は多いはずです。政治家もそういう人が多いし、マスコミもです。
だから尖閣などでシナ軍とぶつかると日本はひどい目に遭うから戦わずに話し合いをすべきだ、中国様の言う通りにしよう、という論調になるのです。
恥を知れ、であります。
 
「共産主義を相手にする時は主張すべきところは徹底して主張し、あくまで原則を曲げてはならない」と、たとえ自分ひとりになっても日本の国益だけを主張できる日本の官僚や政治家はどれほどなのか。
今の日本は、マスコミに叩かれ、他の愚かな政治家の批判にさらされることが、真の日本のためになることであると思うところであります。
 
 
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  今の日本には”頑固おやじ”という言葉もなくなってきた、
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転載元: さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」


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