人気ブログランキングに参加しています。
まずはここをポチッとご協力お願い申し上げます。
素朴な大学生の質問として、名越二荒之助さんの著書にこのようなことが書かれてありました。
-----------------------
先日、私の大学の野球部の三年生が一人でひょっこり研究室を訪ねてきました。
「先生、教えて頂きたいことがあるんですが」
彼の表情に真剣身を感じました。何だか切迫した内容のようです。椅子を勧めると、
「ちょっと恥ずかしいんですけれども」、と前置きして質問に入りました。
「日の丸の旗の真ん中の丸は何ですか。後輩から聞かれても答えられなかったので。先生なら教えてもらえると思いました。」
ともじもじしています。私は、
「何も恥ずかしがることはないよ。教科書で教えなかったしそれは大人に責任がある」
私はそう前置きして、
「我々の祖先は自分の国を『日出づる国』『日の本の国』と呼んでいた。日本という国の名前もそこから起こったものです。日の丸の中央にある赤い丸は太陽をあらわしています。すべての物を平等に育むあの太陽は、また私たち祖先が信仰の対象にもしてきました。白地は純潔とか潔白を意味し、昔から清潔を尊ぶ日本人の性質にぴったりしているとも言われてきました。日の丸は世界各国の国旗の中で最も単純な美しさを持っています。私たちの祖先が国旗を大切にしたように私たちも大切にしましょう」
日の丸や君が代がなぜ国旗となり国歌となったのか。教科書のどこにも書かれていません。戦後教育を受けた人々は何も教えられないまま卒業しているわけです。
意味を教えずに、掲げることや歌うことを通達するのは形式主義ではないのか。
意味を知り、誇りをもって掲揚し、斉唱するのが教育ではないのか。
このことを文部省の初中局長に聞くと、
「日の丸については音楽の教科書で“白地に赤く、日の丸染めて、ああ美しい、日本の旗は”と教えている」と答えた。
----------------------
戦前は小学校から国旗を教えており、中学でも教えていました(上画像)。
今は大学生もその意味することを知らずに社会人になっているのです。
今やグローバルという名のもとに英語教育を強化するそうでありますが、英語がペラペラになって外国に行って、自分の国の国旗・日の丸のことを外国人から聞かれて答えられないということでよいのか・・・。
・・・・・
人気ブログランキングに参加しています。
日本人としてまずは日本を教えよ、と思った方はここをポチッとお願いします。