【北京・石原聖】中国公安当局がネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した動物の肉を流通させたりするなど食品の安全にかかわる犯罪で計2010件を摘発し、容疑者計3576人を拘束したと発表した。中国メディアが3日伝えた。
2月から4月にかけて摘発した。「典型的な犯罪」として公表されたケースによると、キツネやネズミの肉に化学薬品を混ぜて羊の肉を装ったり、検疫していない牛の肉、病死した豚や鶏の肉を流通させたりしていた。偽装肉を食べた消費者が中毒で死亡したケースもあった。
中国国内でも食の安全に対する意識は高まっているが、今回の摘発は、生産者側のモラルが高いとは言えない現状を改めて浮き彫りにしたといえる。
【北京・石原聖】中国公安当局がネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した動物の肉を流通させたりするなど食品の安全にかかわる犯罪で計2010件を摘発し、容疑者計3576人を拘束したと発表した。中国メディアが3日伝えた。
2月から4月にかけて摘発した。「典型的な犯罪」として公表されたケースによると、キツネやネズミの肉に化学薬品を混ぜて羊の肉を装ったり、検疫していない牛の肉、病死した豚や鶏の肉を流通させたりしていた。偽装肉を食べた消費者が中毒で死亡したケースもあった。
中国国内でも食の安全に対する意識は高まっているが、今回の摘発は、生産者側のモラルが高いとは言えない現状を改めて浮き彫りにしたといえる。
2月から4月にかけて摘発した。「典型的な犯罪」として公表されたケースによると、キツネやネズミの肉に化学薬品を混ぜて羊の肉を装ったり、検疫していない牛の肉、病死した豚や鶏の肉を流通させたりしていた。偽装肉を食べた消費者が中毒で死亡したケースもあった。
中国国内でも食の安全に対する意識は高まっているが、今回の摘発は、生産者側のモラルが高いとは言えない現状を改めて浮き彫りにしたといえる。
羊頭狗肉
【読み】 | ようとうくにく |
【意味】 | 羊頭狗肉とは、見かけと実質がともなわないことのたとえ。立派なものをおとりに使い、実際は粗悪なものを売ることのたとえ。 |
「羊頭狗肉(ようとうくにく)」は、中国の伝統
【羊頭狗肉の解説】
【注釈】 | 「狗肉」とは、犬の肉のこと。 羊の頭を看板に掲げながら、実際には犬の肉を売ってごまかすことから。 『無門関・六則』に「羊頭を懸けて狗肉を売る」とあるのに基づく。 また、『晏子春秋』には「猶牛首を門に懸けて馬肉を売るがごとし」とある。 |
【出典】 | 『無門関』 |
【注意】 | 「羊頭苦肉」と書くのは誤り。 |
【類義】 | 看板に偽りあり/牛首を懸けて馬肉を売る/牛首を門に懸けて馬肉を売る/玉を衒いて石を売る/羊質虎皮/羊頭を掲げて狗肉を売る/羊頭を掲げて馬脯を売る/羊頭を懸けて狗肉を売る/羊頭を懸けて馬肉を売る |
【対義】 | 看板かくれなし/看板に偽りなし/言行一致 |
【英語】 | He cries wine, and sells vinegar.(ワインだと叫んで酢を売る) |
【用例】 | 「あの店はいつも商品が素晴らしいかのような宣伝ばかりしているが、実際には使えないものばかりで、まさに羊頭狗肉だ」 |