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日本の産業力とシナの産業力Ⅱ

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  御来訪感謝申し上げます。
 マスコミやネット上で酒井法子姐さんの話題で持ちきりですが、虚像には散々裏切られて来たオッサンとしては、脚本家の野島と別れて自称プロサーファーという怪しげなヤツと結婚した段階で“ノリピー”には胡散臭さを感じていたので、今日も平常心でおります。
 しかし、これが愛する長澤まさみだったら、ショックでブログどころではなかったと思います。
 彼女は、“熱き男”松岡修三のお父上が会長で実兄が社長を務める東宝芸能所属なので、成り上がりのチンピラ芸能プロの所属でない分、少しは安心していられます。事務所の先輩である沢口靖子を見れば、さらに安心できます。


 今回、自らの生業まで曝け出してアパレル業界のお話を記事にしようと思ったのは、昨今特に、国内外のマスメディアやエセ経済専門家が相変わらず『中国マンセー』の記事が多く、まるで“中国が世界を救う”かのような報道を凝りもせずにしているからです。
 偶々(たまたま)不肖敬天愛人が、世界で最もローテクであり、絶対に先端技術化できない繊維産業に関係していることもあって、世界遺産ともいえる遅れた産業を代表するアパレル産業ですらも日本人なくしてはまともな仕事が出来ないシナの実態を御紹介して、21世紀の国際社会における米中のG2の時代が幻想であるかを訴えようと考えたのであります。
 アパレル業界ひとつ取っても日本と日本以外の国との間には決定的な違いがあります。
 例えば、アパレル(既製服)産業といえば衣料品ですが、1着の服がどうやって作られるのかを詳細に説明したいと思います。
 まず、原材料である繭(養蚕)や化学繊維を使って繊維糸を紡ぎます。
 これを紡績加工と言います。この紡績加工において機織用の糸と縫製用の糸に分けられながら、大きく2種類の糸に分類されます。
 この時に使用する紡績機械も日本で作られています。
 次に機織用の糸は全自動織機にかけられて繊維生地の原反となります。
 この時の全自動織機も日本で作られています。
 つまり生地の原反や縫製糸のメーカーが東レや帝人などの繊維メーカーなのです。
 この原反と縫製糸が縫製工場に送られて衣服に加工されるのですが、この加工工程も大きく3つに分けられます。
 1.前工程  原反を解反し、デザイン企画に基づいた型紙(製図)に合わせて裁断する。
 この工程で使われるのが延反機と裁断機であり、現在はCADで製図しCAMでカットするという一連の工程が一緒になっていますが、このCAD・CAMシステムも日本で作られています。
 2.縫製工程 裁断された生地本体や付属・パーツなどを縫い合わせる工程ですが、ここで数種類のミシン工程があり、製品の形が作られます。
 この工程に於いては数十種類のミシン(特殊ミシン含む)が使用されますがこれも国内メーカーで作られ供給されています。また、この工程で仕様するミシンのアタッチメント(ほとんど手作業で作られている)や部品なども国内の業者があります。
 3.仕上げ工程 縫製工程を経た製品を仕上げする工程であり、縫製時の皺や不具合の修正などをする仕上げアイロン、検針工程などがあって市場に流通される準備まで行います。 ここでも、アイロン・プレス・検針器など様々な機器が使用されますが、これらの機器のメーカーが国内に存在します。

 縫うといえばミシン針ですが、これも国内のオルガン産業という針専業メーカーが世界の7割のシェアを占めており、残りはドイツとイタリアの2社の針メーカーがありますが日本企業に押されて苦しい状況にあります。

 つまり、この繊維業界ひとつを例にしても、生地の原反や糸、またそれを加工する機械設備などがすべて国内に揃っているということなのです。
 こんな国は世界広しといえども日本以外には存在しません。
 これが日本の『根っ子』なのです。根っ子とは産業の資本財でもあります。
 当然、今や日本だけでなく世界の衣料品の大半を生産しているシナにはありませんから、原材料(一部例外あり)も含め、機械設備などの資本財を現地に持ち込んで大量生産を行っているのです。
 勿論、欧米にメーカーはありますが、自動車産業のように使途に応じたあらゆる種類の製品を作っていないので、部分的に技術的に優れている分野だけが国内に参入している状況です。
 
 だからこそ、日本のミシン(=縫製機械)メーカーが世界のトップシェアを占めるようになる訳です。


 次回は実際にシナで行われている生産工程の実態を御紹介させていただきます。


   所詮、シナや韓国は組立加工だけのプラモデル産業なのだ!





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