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東日本大震災が起きて2年が経ちました。
東日本大震災は大惨事とともに、多くの人たちが感じたのは長らく忘れていた日本人としての精神と心ではなかったでしょうか。そして、私は日本人の“気持ち”を学ばせて頂きました。・・・
被災地となった我が地域は震度6強の最大震度でありました。津波が小さかったので大きな被害にならなかったのが幸いでありました。
そして3月11日直後から、水道、ガス、電気はもちろん、ガソリンも食料も思うように手に入らない中、建設業経営の私は震災翌日の3月12日の早朝から復旧作業に取り掛かりました。電話が通じない中、直接、工事をお願いに来る人が後を絶ちませんでした。「何とかしてほしい」・・・。
社員も協力業者も食べ物も水もない中、それ以上に、自分の家が震災で崩れている社員がいるにもかかわらず会社に来て黙々と復旧作業に取り掛かっていました。
「地域が我々建設業者を必要としています。今こそ使命感を持ってお願いします」と社員みんなに話しするのが精一杯でした。経営者として食べ物もなく水もないのに「作業してくれ」というほどつらいことはありませんでした。
そんな中の3月14日、遠く名古屋から物資(水、カップめん、飲料水など)を届けに来てくれた同志がいました。夏井さんといいます。自腹でガダルカナル島に7回も遺骨収集に行かれた大変行動力のある方です。
震災直後で余震も多く、しかも被災地であり海岸に近いこの町に本当によく来てくれました。感謝の気持ちでいっぱいでした。社員や協力業者には3日ぶりに食事を食べさせることができました。このカップめんを食べたある社員は「美味しかった。ありがとう」としみじみ言ったのを今でも忘れることができません。
この直後、私のブログにこのようなメッセージが届きました。
さくらのはなびら様
19時00分。積み荷が積み上がりました。
只今より全線高速で行けるとこまで走り、残りは全ベタで行きます。
積み荷は、ガソリン、インスタントラーメン、カップラーメン、水、お茶、ポカリ、風邪薬、オキシドール、包帯、生理用品、トイレットペーパー等です。もう少しお待ちください。途中、経過報告致します。
午後7:12 八兵衛
高田さんです。高田さんは三重県から突っ走って午前3時過ぎに私の会社に来たのです。車の中には満載に積んだ物資と大量のガソリン。これは違法なのですが、高田さんはそれを承知で危険を冒してやって来てくれたのです。
これは後日談ですが、「実はさくらの花びらさんの会社を地図で見たら海のすぐそばだったので一旦躊躇しました、が、お袋には覚悟はしておいてくれ、と言って行きました」というお話を高田さんから聞いた時はただただ頭が下がる思いでありました。
しかも遠くから来て頂いたのにその日は、「復旧作業の邪魔になるから」と言ってすぐ帰って行かれました。高田さんの置いていかれた物資の山を見て泣ける思いでした・・・
その直後にも高田さんはまた大量の物資を運んで来てくれたのです。
三重県の遠い所から2度も来て頂いたこのご恩は決して忘れることは出来ません。
この時、いつかお返ししますと言うと高田さんは、
「いえ、返すなら、次に困った方たちに返して下さい」と言いました。
そして、帰る時には車から本当に眠い目をしながらも笑顔で「頑張って下さい」、と言って三重に帰って行かれたのです。
夏井さんも高田さんもお金は一切受け取らないのです。
また、ブログで知り合ったイコビコさん(ブログ名)も多くの物資を宅急便で送って下さいました。実は私はイコビコさんとは面識がありませんでした。
にもかかわらずイコピコさんも自腹で多くの救援物資を買い込んで、日の丸を書いた紙に「復興再建」の文字を段ボールに張り付けて贈って下さいました。本当にありがたいものです。そして、イコビコさんにはこのようにメッセージを頂きました。
「・・・どうか、ご無理せず、地域社会でのリーダーシップを遺憾なく発揮されることをご期待いたします。いつか、近い将来、是非お会いできることを楽しみに、眼の前の仕事を通して、国家の復興に、微力ながらも関わり続けたい・・・・。そう思います。
今回のことはどうぞお気にされずにいてください。少しでも心を同じくする方を通して、貢献できること。また、近い将来、現場にも実働部隊として、復興にも関わりたいと思っております。是非、眠れる時はゆっくりお休みくださいね! ご自愛しながら、心持ちじっくりされてください。それでは、また。 伊古彦 拝」
今回のことはどうぞお気にされずにいてください。少しでも心を同じくする方を通して、貢献できること。また、近い将来、現場にも実働部隊として、復興にも関わりたいと思っております。是非、眠れる時はゆっくりお休みくださいね! ご自愛しながら、心持ちじっくりされてください。それでは、また。 伊古彦 拝」
イコビコさんにも「お返しを」と言ったら「次に困った方々に」と言われました。
高田さんと同じことを言われたのです。
その後もブログを通して救援物資を送ると言って下さった方々が多くいました。しかしその後の救援物資はすべてお断りして、後は自力で頑張っていきますからご声援だけお願いします、と言いました。
こうしてみると、我が国は政治家よりも民間の志のほうが余程しっかりしていると改めて感じました。やはり、日本を支えているのは日本の精神を持った国民ひとりひとりの力なのでしょう。
大震災では日本人としての誇りと絆を改めて確認することになりました。我が地域も多くの方々に支えられて復興することができました。
この恩返しは次に困った方々にお返しします。
・・・・・・
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