国際平和協力隊員と歓談あそばされる天皇陛下 御尊影=14日午後、宮城(皇居)宮殿
国際平和協力隊員に声をかけあそばされる天皇、皇后両陛下 御尊影=4日午後、宮城(皇居)宮殿
国際平和協力隊員と歓談あそばされる皇后陛下、御尊影=4日午後、宮城(皇居)宮殿
君が代
謹んでお伝えいたします。
畏くも天皇、皇后両陛下におかせられましては14日、宮城(皇居)宮殿におかれまして、平成23年から25年にかけて国際平和協力隊員としてゴラン高原、ハイチ、南スーダン、東ティモールに派遣された自衛隊員らと引見、懇談あそばされた。
畏くも両陛下の謁を賜ったのは、現地でインフラ整備などの活動に従事した168人。
畏くも陛下におかせられましては、「いろいろと苦労もあったでしょう」「滞りなく任務が遂行されてよかったですね」などと労をねぎらいあそばされた。
皇后陛下におかせられましては、引見あそばされる相手が代わるたびに「ありがとうございました」と述べあそばされた。
畏くも両陛下の謁を賜った自衛隊員らは、武人として誉でありましょう。
長期に渡る海外での任務、ご苦労様でした。
わが国の国際信用は、目立たなくとも、粛々と任務をこなされる自衛隊員らの活躍の精華でもあります。
現在、わが国は内外に憂慮される問題が山積し、まさに国難と言っても過言ではない状況です。
『 降り積もる 深雪に耐えて 色変えぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ 』
終戦の翌年詠まれた先帝陛下の御製です。
深い雪に覆われても時が来れば青々と茂る松の木を 雄々しき日本人に例え、今の苦しみを耐えて再び隆盛とならんと鼓舞されたもので、同時に日本人が日本人らしさを失わぬようにと願われたのです。
畏くも今上陛下におかれましても、先帝陛下と大御心は同じであられます。
終戦の翌年詠まれた先帝陛下の御製です。
深い雪に覆われても時が来れば青々と茂る松の木を 雄々しき日本人に例え、今の苦しみを耐えて再び隆盛とならんと鼓舞されたもので、同時に日本人が日本人らしさを失わぬようにと願われたのです。
畏くも今上陛下におかれましても、先帝陛下と大御心は同じであられます。
両陛下の大御心に涙を禁じえないのは筆者だけでしょうか?