もう、後ろを振り返るな。
日本よ、立ち上がるのだ。
http://mainichi.jp/select/news/20130128k0000m040056000c.html
種子島に爆音、1100人歓声日本よ、立ち上がるのだ。
http://mainichi.jp/select/news/20130128k0000m040056000c.html
H2Aロケット打ち上げ
読売新聞 2013年1月28日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20130127-OYT8T00845.htm
日曜昼間の打ち上げとなったH2Aロケット22号機。南種子町の宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))・種子島宇宙センターの周辺には、打ち上げを一目見ようと多くの人が詰めかけ、爆音を響かせて宇宙へ飛び立つロケットに歓声を上げた。
宇宙センターを見下ろす同町の長谷展望公園には、約1100人が集まった。午後1時40分に打ち上げられたロケットは数秒で雲に隠れたが、再び雲間から姿を表すと、大きな拍手と歓声がわき起こった。
埼玉県所沢市の会社員、中川健一さん(26)は「大学時代からの宇宙ファン。初めて見たが、重量感のある爆音がとどろき、迫力があった」と話していた。
種子島観光協会によると、休日の打ち上げは昨年夏のH2Bロケット3号機に続くもの。日中の打ち上げでもあり、島への高速船などは前日から満席。島内約3000人分の宿泊施設はほぼ埋まり、約400台のレンタカーも予約でいっぱいになったという。
協会では、レンタカーが確保できなかった観光客のため、西之表市と長谷展望公園を結ぶシャトルバスを運行。約30人が利用した。
山野文隆事務局長(57)は「ロケットの人気の高さは相変わらず。多くの方々に来島いただけるのは大変ありがたい」と話していた。
この H2Aとはどのようなロケットだろうか。
こちらの新聞記事を読んでみよう。
H2Aロケット:打ち上げに成功 情報衛星4基完備
毎日新聞 2013年01月28日http://mainichi.jp/select/news/20130128ddm001040065000c.html
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センターから、政府の情報収集衛星「レーダー衛星4号機」を搭載した国産ロケット「H2A」22号機を打ち上げ=写真・本社ヘリから和田大典撮影、衛星は予定の軌道に投入された。これで情報収集衛星は必要な4基がそろい、地球上のあらゆる地点を1日1回以上観測できる監視網が完成する。本格運用は4月以降。情報収集衛星の導入は98年の北朝鮮のミサイル発射を機に決まった。打ち上げは03年に始まり、同年中に必要な数を軌道に投入する予定だったが、打ち上げ失敗や衛星の故障もあって、10年遅れで監視網が実現することになる。22号機には次世代の情報収集衛星の開発に必要なデータを得るための実証衛星も搭載。軌道に投入された。
このロケットには、課題がある。
ロケットの維持に、莫大な費用がかかる
ということがある。
ロケットの維持に、莫大な費用がかかる
ということがある。
情報収集衛星 10年遅れで「4基体制」へ 巨額費用が課題
産経新聞 1.28http://sankei.jp.msn.com/science/topics/science-14868-t1.htm
27日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた情報収集衛星・レーダー4号機などを搭載したH2Aロケット22号機。北朝鮮による弾道ミサイル発射を契機に導入された情報収集衛星は、今回の成功で当初予定から10年遅れで本格運用の見通しとなった。政府は高性能の衛星開発を継続する方針だが、1兆円規模に及ぶ巨額の費用が重くのしかかる。運用計画の遅れは平成15年の打ち上げ失敗や、レーダー衛星が19年と22年に相次ぎ故障したことが原因だ。本格運用には光学衛星とレーダー衛星各2基の「4基体制」が必要だが、現在は光学3基とレーダー1基が稼働する変則的な状態にある。本格運用時と比べてレーダーが1基足りないため、夜間や曇りのときは撮影回数の半減を余儀なくされており、今回のレーダー4号機が機能すれば、ようやく態勢が整う。地上の物体を識別する能力(解像度)は光学が約60センチ、レーダーが約1メートルとされる。ただ、米国の商業衛星は光学で約30センチ、レーダーで50~60センチ、米偵察衛星は光学で10数センチとされ、日本との差は歴然だ。政府は最新の商業衛星を目標に性能を向上させる計画で、26年度に光学、28年度にレーダーの次世代衛星を打ち上げる。一定時間内により多くの撮影を行う俊敏性の向上にも取り組む。25日に決まった来年度から5年間の宇宙基本計画では、画像データの受送信や分析を迅速に行うための機能強化も盛り込まれた。
課題は巨額の費用だ。関連予算は来年度に累計約9800億円に膨らむ見込みで、今後も1基当たり300~500億円の開発費と約100億円の打ち上げ費用が継続的に必要になる。レーダー衛星は設計寿命の5年を待たずに故障が続いたため、予備機を26年度に打ち上げることも費用増加の要因となった。
現在、世界の強国は、「次世代の宇宙を制するものが、世界を制する」 という
志向で、宇宙進出するための技術革新を進めている。
こうした中、日本が高い技術力で、世界に進出するのは、大きな意味がある。
世界は、アジアの強国を望んでいない。
「日本は、もうだめ」 「斜陽の日本」 と揶揄するのは、そのためである。
3.11の大震災を経ても、日本が駄目にならず、
奇跡の生還を果たしたように、
今、こうした日本の素晴らしい技術を世界に発信したい。
日本人自身が
「日本はだめだ」 と思わないように
「日本はだめだ」 と思わないように
日本は捨てたものでは、ないのである