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Channel: 電脳工廠・兵器(武器,弾薬)庫
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[転載]祖国日本を思う心

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筆者がいつも悲しく思うことは同じ日本人でありながら本当に同じ日本人なのかと考えさせられる時です。この国に生まれ、この国の恩恵によって生かされ、守られている人生の現実を思う時、先人たちの血と涙と汗によって築かれて来た歴史の重さを感じざるを得ません。どれだけ多くの犠牲と苦労の上に私たちは今日があるのでしょう。

その先人の血と涙と汗によって築かれて来た歴史の重さを思う時、先人たちが信じて捧げてきたものへの共感、同化なくして御国の将来は決して無いと言っても過言ではありません。それを否定し、批判することは先人たちの否定、自らのルーツの否定に他なりません。冒涜(ぼうどく)そのものと言えるでしょう。何故、同じ日本人でありながら全く異人種の日本人が蔓延る(はびこ)ることになったのでしょうか?

それはGHQの占領、強制政策でした。先ず、公益無私、即天去私、滅私奉公、大家族破壊、君民一体などの日本人の美徳の破壊にほかなりません。その上に、人権、自由、個人主義、平和、平等と言った欧米流のものを浸透させて行ったのです。それにより誤まった、歪んだ人生観が日本全体を支配するようになりました。同胞への愛、社会、御国への感謝、神仏やご先祖への感謝は蔑(ないがし)ろにされたのです。
新聞は政党に非ず。メディアなのです。メディアの本義はあくまでも「中間にある媒介物」でなければならないはずです。情報を透明に公正に伝える役目こそが原点です。NHK、朝日新聞などは完全にメディアの域を逸脱し、ある意図と戦略を持って国民の洗脳に近い操作を行っています。本当に同じ日本人なのだろうか。戦後唯物思想教育によって歪んだ人生観を持った人間は間違いなく歪んだ国家観を持つに至るのです。
正しい人生観にあるものは人間は物質に非ず、肉体に非ず、霊魂(みたま)そのもの永遠の生命であることが判るのです。その私自身の魂の永遠こそ日本という国の生命、永遠、真実を捉えるのです。正しい人間観こそ正しい国家観へ繋がるのです。
拙ブログでも幾度となく紹介させていただきましたが、わが国は世界で唯一、神代の時代から連綿と続く皇統を戴いている国家です。他国にも神話から続く王朝を戴く例がいくつかありましたが、今ではすべて途絶えています。わが国の皇統とは、まさに日本民族の「連続性の象徴」であり、日本人は歴史の連続性を基に独特の精神性を有するに至った民族なのです。日本がただ一つの国家だけで固有の文明を形成しているゆえんは、その連続性にこそあるといえるでしょう。
占領軍が日本の国民精神を壊してしまうまでは、祖国のお陰を蒙って生きていることを、皇恩といって感謝し、崇敬しました。
畏くも天皇陛下のお陰で、私たちが毎日生きているのを感謝することを意味していた。
「皇恩」というと、今日の多くの日本人が「民主的ではない」「古い」といって、過去の亡霊のように斥けてしまう風潮があります。東日本大震災後、畏くも天皇皇后両陛下が被災民を真心こめて見舞われた。当時の菅首相が避難所を訪れて、被災者から「もう帰るの?」と詰められたのと、何と大きく違っていたことか。多くの国民が、天皇陛下あっての御国だと心を打たれた。
今日、日本は125代目の天皇を戴いている。そして、古代から「天皇に 私(わたくし)なし」といわれてきたが、125代のなかで贅ぜいに耽ふけられた天皇陛下は、一人としておいでになりません。
日本のご歴代の天皇陛下は大規模な天災に見舞われた後に、第45代の聖武天皇が「朕(ちん)の教化に足らざるところがあった」、第51代の平城天皇が「朕の真心が天に通じず天災を招いたが、この災いについて考えると、責任は朕一人にある」、第56代の清和天皇が「朕の不明を恥じ、恐れるばかり」といって、 詔(みことのり)のなかで自分の不徳を責めている。多くの天皇が災いを自分に帰している詔を発せられた。
畏くも今上陛下におかれましても、常に被災地、被災された方々に思いをよせられておられる。
一般参賀でもその叡慮を賜わりました。
筆者には、政治的発言をなされない陛下が、遅れている被災地の復興、同胞同士の排斥、誹謗中傷を戒め、かっての日本人への回帰を促されている叡慮と感じました。
天皇陛下の存在は有難い。天皇陛下は私心を持たずに、つねに国民のために祈ってきた。 ここにも、日本の美しい国柄が表われているのです。
 
多くの方々が故郷で、実家でお正月を迎えられたことでしょう。
かって日本は大家族主義でした。皆が仲良く同じものを食し祝い、今年が良き年であることを念じ、祈り、正月をともに過ごしました。そこに家族が共にあることを喜んだのです。戦後、家族制度の崩壊で家族が散り散りになりました。
正月や8月のお盆や何かの行事には、「どんなことがあっても生まれ故郷へ」という回帰性を持ち、「故郷を思うこころが、御国の為に」祖国日本を思う心に通じてほしいと筆者は願ってやまないのです。
 
 
 
 

転載元: 美し国(うましくに)


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