人気ブログランキングに参加しています。
まずはここをポチッとご協力お願い申し上げます。
今、多くの子供たちが病んでいるといいます。
6か月以上家に閉じこもっている人を「ひきこもり」といい、ひきこもりは全国に70万人、その予備軍は155万人といいます。(平成22年 内閣府調査)
家庭裁判所から送られた非行少年の更生施設の入園者の9割が軽度発達障害だといいます。
どういう子が再犯率が高いか?犯罪を犯しても大目に見る家庭の子供だそうです。
「この豊かな時代に物を盗んだくらいで目くじらを立てる必要はないじゃないの」という親を持つ子供です。「万引きは人間として絶対に許されない」という規範が親にもないのです。
あるアンケート調査で、「なぜ犯罪を起こしたらいけないのか?」という設問に対し、家族と接触する機会の多い子供は「親が悲しむから」と答え、親と接するよりもゲームをしている時間の長い子供は「罰せられるから」と答えているそうです。
これは子供を取り巻く環境の変化であり、親の子供への関わり方がいかに重要であるかを示しています。
よく道徳教育は必要だと言います。私も言います。しかし、赤ちゃんの時から親から愛着を持って育てられていないと、特に3歳になるまで親が子供にどのようにかかわったかの「共感性」で、対人間関係の土台がつくられるかどうか決まってくるといいます。
道徳の土台にはこの共感性が育っていないと、いくらその上に道徳心を積み上げようとしても効果が薄いといいます。
学校で「弱い者いじめをしてはいけません」と、いくら頭で教えても共感性が育っていないと理解できないのです。
道徳教育には家庭が大事であり、親の意識が変わらなければならないのです。
そして、子供が手に負えぬくらい悪くて困る、という原因が親にあることを親が自覚せねば、子供に何を言っても通じないのです。
親思うこころにまさる親ごころ けふの音づれ何ときくらん
吉田松陰、29歳で処刑された時の辞世の句です。
子供が親を思う気持より、親が子供を思う気持ちの方がはるかに強い。
親子の絆というのはどんなに遠く離れていても、親から深い愛を受けてきたからこそ、今もこうして自分の信念を貫きとおすことが出来たというのです。
本来はこうであったな、と思うところであります。
・・・・・・
人気ブログランキングに参加しています。
幼児教育の立て直しが必要である、と思った方はここをポチッとお願いします。